鍼灸治療

古来より伝わる、一見不可思議にも思える治療法である「鍼灸」。

そこには千年の時を越えて伝わる、確かな理論と効果が存在するのです。

鍼灸治療の特徴と対象疾患

鍼灸治療の最大のメリットは、皮膚の内側に直接アプローチできる点にあります。これは医薬品にもマッサージにもない鍼灸独自の利点です。その効果はWHO(世界保健機構)も認めており、以下のような疾患に適応があるとされています。

⇒適応疾患一覧を見る

鍼灸治療で特に効果が見込まれる疾患

日本国内ではごく一部の疾患しか保険治療の対象とはならないため、普通の内科疾患で鍼灸の治療を受けることは少ないと思います。しかし慢性的な体調不良や精神的活力の低下、自律神経系の症状など、現代医療が不得意としている分野においてこそ、鍼灸治療はその効果を発揮します。

慢性的な胃腸の機能低下で身体も心も疲れてしまっている方、めまいや耳鳴り、不眠でお困りの方、頑固な肩コリや腰痛、こむら返りにお悩みの方は、ぜひ一度、鍼灸治療を受けてみることをお勧めします。

鍼は怖いもの!?

どうしても「鍼は怖い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。確かに注射針を何本も打たれるとかなり痛いですが、当方にて使用する鍼は髪の毛と同じ位の太さのものです。


⇒鍼の説明

しかも鍼先は注射針のように尖ってはおらず、丸く作られています。これは鍼の目的が「切る」ことではなく「すべり込む」ことにあるためです。鍼灸治療における鍼は、皮膚の細胞の間にすべり込むことで、皮膚の内側や筋肉における患部に直接アプローチできるのです。

これなら私でも大丈夫!?

さらに当方で使用する鍼は純国産の「セイリン」社製品です。一般に多く出回っている中国製の鍼を使用してみると、最初の皮膚に入る時点で抵抗のあるものが多いです。さらには一本一本の出来具合に差があることも分かります。けれどもセイリン社の鍼は、皮膚の内側に「スッ」と入るのです。

この鍼を使用することにより、患者様への負担を軽減しております。今まで鍼は怖くて受けようと思わなかったという患者様からも、「これなら私でも大丈夫!!」というお声を頂いております。ツラい症状でお悩みの方はぜひ一度、鍼灸治療を受けてみることをお勧めいたします。

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