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バイクとともに風になり、風となって日本の風景を駆け抜ける

2007年

4月5日(木)

大阪・茨木を北上すると、忍頂寺という所に、竜王山という独立峰の山がある

それほど高く大きい訳ではないが、東海自然歩道の経路に含まれ、自然が豊かで、特に北面は人家も無く、手付かずのまま残っている

そこには、自生する山桜が点在していた

その中に、道に近いせいもあるが、株立ちの山桜が見事に満開となって目立っていた

北摂では今、万博公園や五月山公園の桜が満開で、大勢の人を魅了している。ずらりと並んだ桜並木は見事なものだが、いかにも植えましたという様は、幾分興ざめの感無きにしもあらずだ

その点、山に自生し、人知れず満開を迎えた桜には風情と趣がある

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これまた沢山の花を付けた椿が山道のトンネルになっていた

椿も桜も同じ頃に咲くので、当たり前の光景だが、意外と一つの景色の中で観ることは少なかった

その後能勢を経由して猪名川町へ

1月に訪れた屏風岩の桜も満開だった

↓水面では数羽の鴨が悠然と泳いでいた

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4月12日(木)

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バイクで中国道から舞鶴道、立杭焼の郷を経て、篠山城跡へ

堀端の桜が満開だった

高速道路や田舎道を走ると、次々に満開の桜が流れ去っていく。それらすべての桜が好きだ

篠山城跡から市街地中心部を外れようとしたら「河原町妻入商家群」というのがあった

国の歴史的建造物に指定されているようで、なるほど切妻造りの妻側を入り口にした奥行きの深い二階建ての建物が、通りに面してズラリと連なっている

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江戸時代の面影を偲ばせる建物は600メートルほど連なり、今も住み続けながら手入れの行き届いた状態で保存されている

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さらに篠山市街から亀岡・能勢方面への帰り道、篠山市立八上小学校があった

木造建築の佇まいがどことなく懐かしいだけでなく、窓などのデザインには、モダンさを感じさせる

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