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6月13日〜15日 ヴェスビオ |
6月10日(日)船にてストロンボリ島へ.午後から夜まで かけて山頂火口展望台(918m)まで徒歩による登山. LA SIRENETTA-PARK HOTEL泊. |
エオリア諸島からストロンボリ島
ジョリーホテルのルームキー。 | SICILIA JET SNAV ミラッツォから水中翼船でいざストロンボリへ。 満員だった。 |
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これがあのヴルカーノ島。えにしだの花。 後部甲板しか外の撮影できず、混雑。 |
ヴルカーノ島。Porta di Levante | |
リーパリ島。Marina Corta の海賊亭。AL PIRATA San Giuseppe教会の付帯施設のように見えるが。 コーヒー飲みたい。 |
リーパリ島は大きい。Acquacaldaを回りこんだあたり。 白いのは噴火堆積物だとエオリア諸島のガイド本に。 |
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サリーナ島 | ストロンボリ島、ジノストラ側。 | |
![]() |
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接岸できないので、乗降客はボートに乗換えて。 |
われわれがめざすのはストロンボリ海岸。 |
スカーリ桟橋に上陸。人口は400人くらいで、観光シーズンには1万人ほどになる。
1900年ごろまでは5000人いたが、大半がオーストラリアに移民した。
島内には車の通れる道はほとんどないと 聞いてきたが、三輪車の数はものすごい。 moto-apeというやつ。 荷物だけ積んで、われわれは歩いてホテ ルに向かう。 |
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よしずには奇妙な感じがしたが、 あとで竹が自生しているのを 確認して納得。 |
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![]() ラ・シレネッタ・パーク・ホテル。 正面沖合いにはストロンボリッキオ島が。 部屋にはシャワーだけ。可動扉で仕切る だけのもの。この島では水は補給船が 運んでくるものであるらしい。 |
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うーむ。 |
ストロンボリ登山
休む暇もなく登山の準備。カミさんは最初から行く気なし。各自水をペットボトルで1リッター準備される。
あれ、2リッター必携だと聞いていたが。コーラ缶を2つ追加。ヘルメット配給。17時過ぎ出発。
狭い白壁の民家の間の道を抜け、つづら折りの山道に入る。トカゲ非常に多い。
途中右手に分かれる道の先に噴火の見えるレストランがあるらしい。
![]() |
暑い、たまらなく暑い。 |
かなり標高を稼いだかなと 思ったら、まだ百数十m。 いよいよ道なき道に入る。 |
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羊が斜面に。 |
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シアーラ・デル・フオーコ崩壊谷 Sciara del Fuoco(火走り) |
外人たちはほとんど水着姿の軽装で登っていく。誰だカンツオーネ歌ってるのは。
いかん、両足がつってきた。ときに大音声がとどろき、火柱と噴出物の落下あるも、
それどころではない。
先行隊は一時行方不明などとガイドさんの携帯に誤報が入ったが、無事に登頂した模様。
こちらはわたしのために登頂断念かという瀬戸際に立たされる。ガイドさん、江副さんに荷物を
振り分けてもらい、何度も休憩し、完全に日没したところで稜線にたどりつき、いささか楽になった。
ここからヘルメットを装着しなければならない。22時過ぎ、やっと山頂に至る。
ピッツォ・ソープラ・ラ・フォッサ Pizzo Sopra la Fossa 標高918メートル。往路5時間。
同行の諸氏、まことに慙愧の至り。陳謝。
温存していた缶コーラを空のペットボトルに入れてちびちび飲む。水分はもうこれだけしかない。
23時には下山を開始しなければならない。三脚にカメラをセットして、レリーズを握る。
あ、早川さん山頂でノーヘルだあ! |
死ぬ思いで登り、撮影でき たのはこの2枚。だって主 な火口3ヵ所が思い思いに 噴火してるんだもの。 |
るし、時間がない。 |
![]() 急いで撤収。復路は別ルートで、 最初は砂走りで軽快ではあるが 転倒続出。 |
街の明かりが見えてくるころ、草むらに人一人分ほどの幅しかない獣道のような
ところを右に左に降りていく。足元は砂と石と木の根。障害物は後方に伝令する。
いつまで続くのか、もう誰も声を発しない。途中、山裾を巻いて登り下りがあり、
やっと休憩してヘルメットを脱ぐ。落石帯を越えたのだ。また草むらに入って、
人家はまだか、もう殺してくれというころになって、ついに舗装した道路にたどりつく
が、まだまだ延々と降って気がつくと教会前の広場に出た。午前1時。2時間の行程
であった。ホテルにたどりつくと、全身汗で乾いているところはどこにもなかった。
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