Top  6月8日
カタ−ニャ
 6月9日
エトナ・タオルミナ
6月10日
ストロンボリ
6月11日
ストロンボリ
6月12日
ポンペイ・エルコラーノ
6月13日〜15日
ヴェスビオ


6月13日(水)専用バスでベスビウス山頂へ.火口めぐり
のあと,午後はナポリ国立考古学博物館見学.
GRAND VESUVIO SRRENTO泊.

一口メモ
ナポリのマフィアをCAMORRAというが、特にべスビオ山麓の街は無数の小ファミリーが支配しているらしい。

 

べスビオ山


べスビオ火口。埋没して全体像が
掴みにくい。

一般には立ち入れない火口縁周回ツアー
(オプション)。内壁に降りてサウナを見る。
ガイド、新聞紙に火をつけてかざすと、
煙が見えてくる。


内壁を歩いているのですぞ。
かなり危険。


蟻の戸渡り。

こちらから見ても火口底は見えない。

観測機器を過ぎると周回終わり。

オプションツアーに参加しなかったカミさんによると、我々のあとに「世界ふしぎ発見」の
リポーター達が入って行ったらしい。

昼食は バスで麓まで降り、Le Due Palme (2本の椰子)にて。ここはカンピフレグレイ
 Campi Flegrei (burning fieldという意味)の3.5万年前のカルデラ内に位置するという
ことである。

ナポリ国立民俗学博物館



http://www.marketplace.it/museo.nazionale/
http://www.cib.na.cnr.it/mann/museum/mann.html

これはよく見かける。改装などで
廃材等を外に出すためか?

ナポリ国立民俗学博物館はなんと撮影禁止だった。団体行動で日本語のできるガイドの女性が
ついたので、写真は一枚もなし。おいおいそこの外人、平気で撮影してるぞ。
じつは当館のシークレット・キャビネットは入館時に申請すれば見ることができると、日本に帰って
から知った。しかも見当たらなかったビキニのビーナスはそっちにあったんだ。

モザイクのコーナー。ファウヌスの家の、鳥を取る猫、とくに驚かされたのは海の幸のエンブレーマで、
シビレエイ、オオセ(さめ)の仲間、スズキ、ヒメジ、ウツボ、おそらくすべて同定できるほど写実的なのだ。
ファウヌスの家の談話室の床を飾っていた伝・アレクサンドロス大王のモザイク(271×512p)。
なぜ床にこんなものを。いや、モザイクはみんな床か。150万画素のデジタル映像だ。
オヴス・ヴェルミクラトゥム技法。明暗のグラデーションを表現している。

博物館の建物 Palazzo degli Studi は、もともと騎兵隊の兵舎として建てられ、1777年まで大学、以降
ナポリ王カルロ3世(ブルボン家)が母方のファルネーゼ家のコレクションを収蔵して今に至る。
大ホールの床には子午線儀(正確には何と呼ぶべきか)が見られる。

大理石像をゆっくり見ている時間がない。カッリピージェ(美しい尻)のヴィーナスは寸胴だなどと言う声あり。
でも八頭身あるんだなあ。ネロの黄金宮殿から出土。
ファルネーゼの牡牛TORO FARNESE(モノクロの大きい画像へのリンク)は1階の奥にある。カラカラ浴場か
ら出土したブロンズ像を、ミケランジェロが大理石で摸刻したものという話を聞いたが、これは裏がとれない。
いずれにしても、迫力あり。後ろの台座あたりに蝦蟇と、頚の欠けた亀がいる。意味不明。この像の典拠を
示すのはちょっと厄介。
アンテイオペーとゼウスとの間に生まれた2人の息子ゼートスとアンピーオン(竪琴の名手)は、遺棄されて成長。
アンテイオペーの父は、弟リュコス(テーバイの摂政)に命じて彼女を幽閉していたが、脱走したためリュコスの妻
デイルケーが彼女を捕まえ、牡牛の角に括りつけて殺そうとしたところ、母と察した息子たちが逆にデイルケーを
同じ方法で殺害する。2人はリュコスを亡ぼしてテーバイの王となった。

博物館を出てから気がついた。
ポンペイ・外科医の家出土の医療器具、見なかった。あれはすごい。

ナポリ市街の車にうっすらとついている埃は、北アフリカより吹くsiroccoが運んでいる。
NRLのMEDEX参照。


RISTORANTE CARUSO

ソレント市街に繰り出す。雨がぽつぽつと降りだす。超高級店Ristorante Carusoは、歌手の
カルーソーにちなむ写真やポンチ絵でぎっしり。満員で入れるかなあと思っていたら、奥から
日本人団体がわらわらと出てきた。


6月14日(木)ナポリ10:05発.ミラノ乗り換えで,

早川さんはパリへ向かうので朝のお別れ。

6月15日(金)成田着08:50.

成田は雨。
今回のツアーはわたしにとっては初めての海外団体旅行だった。心残りはポンペイと博物館にあまり時間が
さけなかったことぐらいか。これはまたあらためて下準備して行くことにしよう。
反省点。いつも撮影枚数が少なすぎる。今回銀塩ではなく、すべてデジカメとしたのに、被写体を選び過ぎ。
捨てカットでも何でももっと貪欲に撮影すべきである。

Top  6月8日
カタ−ニャ
 6月9日
エトナ・タオルミナ
6月10日
ストロンボリ
6月11日
ストロンボリ
6月12日
ポンペイ・エルコラーノ
6月13日〜15日
ヴェスビオ