経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
サイトの左下にカテゴリー毎のメニューにまとめてあります。
また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:421

経営効率を高め人材を活性化させる賃金見直しマニュアル

村松美尚著    ○

賃金体系をどうするかってのは経営者の哲学によるところが大きく、「コレが正解」ってのはない。
だけどこの本は割りと自分の考えに近いものがあり、軸がシンプルでわかりやすかった。
若干ではあるが「年功」の要素が大きめである点については気にかかるが、とても今後役に立ちそうな本だ。

以下、自分用メモ
1.仕事内容の洗い出しは、日、週、月、四半期、半期、年の6つの分類で行う。
2.戦略的にポイントとなる賃金額を決め、ポイントとポイントの間はテキトーにやる
3.中途採用の賃金は「幹部候補」か「欠員補充」かによって決める。
4.早期退職制度のかわりに、有給付加制度もアリ。
5.退職金積み立ては中退共か生保のハーフタックスがよさそうだ。
6.退職金のザックリした計算式の例
  「5千円×勤続月数×評価係数」
7.「ゲーム感覚で」のポイント
  目標をはっきりする。敗者復活戦をつくる。結果がすぐわかる
8.本にかかれてた豆知識
  「主役と脇役の違いは、聴衆がどちらの情報を多く持っているかである」byジェームズ三木

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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