経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
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また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:421

「松下経理大学」の本 ― 不況になぜ強いか

樋野正二著    実業之日本社○

松下電器(現パナソニック)に昭和8年に入社し、経理畑を歩み、管理会計の仕組みを構築した方の本。
一流メーカーとは言え、「1日決算」を成し遂げたのはすごい。
京セラのアメーバ経営は「縦の連携」に主眼を置いた管理会計だとすると、こちらは「横の連携」に主眼を置いているとも言える。
ただ、1982年の本で、当時はパソコンも弱かったとは言え、「コンピュータよりソロバンじゃい」というのは若干先見の明に欠け、「Let's Note」を使っている私としては切ないものを感じる。
たしかにコンピュータに頼ると「仕訳」とはどういうものかも知らずに、何とかなってしまうので、それはそれでよくないとは思うが。

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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