経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
サイトの左下にカテゴリー毎のメニューにまとめてあります。
また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:421

社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった

香取貴信著    こう書房○

面白くて、1時間もせずに読破してしまった。
著者は二十歳前後の頃にディズニーに勤めていたのだが、その頃に自分が指導を受けたことをつづったもの。
教えていることは当たり前のことばかりである。「遅刻してはいけない」「お客様のために…」「いつも一生懸命に…」
しかし、その手法が基本的にコーチングの手法になっているため、この本の本質は、「一流サービス業におけるコーチング事例集」かもしれない。
特に、遅刻した者への戒め方。ダラダラ残業する者への戒め方。「嫌われ役は必要だが、嫌われ者になってはいけない」「小さなことでもルールを破っていることを見逃すと、それがチームの崩壊につながる」という点が印象に残った。

余談だが、かく言う私も、学生のときに接客のバイトをしてて、そこから多くのことを学んだ。
学んだことは、この本に書かれていることの10分の1かもしれない。
それでも接客の仕事の体験って社会勉強として大事だなあと再認識した。

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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