たった一人の30年戦争
小野田寛郎著 東京新聞出版局◎
太平洋戦争後、終戦したことを知らずにフィリピンのルパング島で30年に渡って潜伏・ゲリラをしてきた小野田さんの本。
ジャングルの中で30年も「少尉」としてテンションを保っていたことには全く感服する。
小野田さんを発見した探検家が、一緒に帰国することを促しても、任務の解除命令が出ていないと拒んだため、元上官が解除命令を出しに出向いた。
たまたま小野田さんは30年も戦争を続けることになってしまったが、ひたすら自分の任務を全うしようとする様や、帰国後のインタビューで「若い、盛んなときに、大事な仕事を全身でやったことを幸福に思う」と述べたことは、われわれビジネスパーソンも見習わなければならないと思った。
太平洋戦争後、終戦したことを知らずにフィリピンのルパング島で30年に渡って潜伏・ゲリラをしてきた小野田さんの本。
ジャングルの中で30年も「少尉」としてテンションを保っていたことには全く感服する。
小野田さんを発見した探検家が、一緒に帰国することを促しても、任務の解除命令が出ていないと拒んだため、元上官が解除命令を出しに出向いた。
たまたま小野田さんは30年も戦争を続けることになってしまったが、ひたすら自分の任務を全うしようとする様や、帰国後のインタビューで「若い、盛んなときに、大事な仕事を全身でやったことを幸福に思う」と述べたことは、われわれビジネスパーソンも見習わなければならないと思った。