経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
サイトの左下にカテゴリー毎のメニューにまとめてあります。
また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:421

買わねぐていいんだ。

茂木久美子著    インフォレスト○

山形新幹線の車内販売で、通常の1日の売り上げが平均7〜8万円のところを、50万円というスゴい記録を持っているカリスマ販売員さんが書いた本。
今はJR東日本の新幹線線区で3人しかいないチーフインストラクターの1人になっている。
ストーリーは彼女の幼稚園時代までさかのぼる。
中学校時代にアルファベットもわからない落ちこぼれ状態から猛勉強して卒業時には優秀な成績になっていたことから、車内販売員になり、売りにくいワイン、リカちゃん人形を工夫して売りまくったことなど、彼女の足跡と努力の仕方が中心となっている。
彼女はその道のトップオブトップである。
いまさらながらこの本を読んで思ったのは、そこまでスゴい人は以下の3要素を備えていることだ。
1.考え方が前向きである
2.小さな努力を積み重ねている
そして、
3.「気づき」の感度が非常に高いこと

1と2は凡人でもマネができるが、3は生まれつきのものかもしれない。
そう感じたのは、中学のとき家庭教師に「家庭教師をつけるのは、もっと勉強ができるようになるためか、どうしようもなく勉強ができないかのどちらか」と言われ、「自分は周りに大きく差をつけられている」と感じたシーンだ。
自分なら間違いなく「ふーん」で終わっているだろう。

自分はいいオッサンになってからこの本を読んだわけだが、若い人に読んでほしい1冊だ。
ちなみに、カバーをとると表紙に彼女の谷間のアップ写真がある。これはうれしい!
やっぱ俺、オッサンだ…。

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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