経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
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また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:421

「よい倒産」の実務

千原曜/松井清隆 著    阪急コミュニケーションズ○

幸いにも倒産にタッチする仕事はやったことないんだけど、いちおう倒産も押えておこうと思って買ってみた。
事例が多く、丁寧に説明してあるので読みやすい。
ただ、読みやすいんだけど、倒産の全体的なフレームをつかみにくい。
当事者(倒産する経営者)にとっては、自身の生活がどうなるのかも気になる点だが、その点も押えられているのがいい。

本来、「倒産」とは事業が続けられなくなる状態であり、非常にあいまいである。
そこで、帝国データバンクなどは、民事再生の手続き開始申請した場合、2回目の不渡りを出した場合、など「倒産の定義」を定めている。
この本だと「リスケ」も倒産の手段として扱っているが、いいんだろうか?

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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