これからの「正義」の話をしよう
マイケル・サンデル著 早川書房○
「正義とはなにか」という哲学を考察した本。
自分もいいトシになってきているので、あらゆることについて価値観が確立できているような気分になっているが、自分が考えている価値観の浅さを認識させられた。
正義とは大別して「幸福の最大化」「自由の尊重」「美徳の涵養」のいずれによるものなのか。
これを起点として、いろいろなジレンマ、いろいろな事例における判断の本質、いろいろな仮説・主張について相反する事象の考察などから、正義とは何かを追求していっている。
ニュースを見るとき、無意識のうちに、「これには賛成だ」「これはどうにも賛同できない」とか自分の”判断”をしながら見ているのだが、その判断の軸は何なのか?というところまで考えないといけないなあと感じた。
「正義とはなにか」という哲学を考察した本。
自分もいいトシになってきているので、あらゆることについて価値観が確立できているような気分になっているが、自分が考えている価値観の浅さを認識させられた。
正義とは大別して「幸福の最大化」「自由の尊重」「美徳の涵養」のいずれによるものなのか。
これを起点として、いろいろなジレンマ、いろいろな事例における判断の本質、いろいろな仮説・主張について相反する事象の考察などから、正義とは何かを追求していっている。
ニュースを見るとき、無意識のうちに、「これには賛成だ」「これはどうにも賛同できない」とか自分の”判断”をしながら見ているのだが、その判断の軸は何なのか?というところまで考えないといけないなあと感じた。