下町ロケット
池井戸潤 小学館◎
この本の終盤をバスの中で読んでいたにもかかわらず、不覚にも涙が出てきた。
自分は、本は基本的に「知識を得るためのツール」というスタンスなので小説はほとんど読まないのだが、この本はすごかった。
三菱重工(と思わしき帝国重工)を相手に、自社のバルブをロケットエンジンに採用してもらわんと奮闘する中小企業の社長、営業、技術者たち。
社長の熱い思いと、若い社員たちの思いがぶつかりあっていたが、やがては結束し、どんどん壁を乗り越えていく様がよかった。
この小説を読んで、やはり「敵」の存在は小説なり映画、ドラマを盛り上げる上で不可欠なんだなと再認識。
この本の終盤をバスの中で読んでいたにもかかわらず、不覚にも涙が出てきた。
自分は、本は基本的に「知識を得るためのツール」というスタンスなので小説はほとんど読まないのだが、この本はすごかった。
三菱重工(と思わしき帝国重工)を相手に、自社のバルブをロケットエンジンに採用してもらわんと奮闘する中小企業の社長、営業、技術者たち。
社長の熱い思いと、若い社員たちの思いがぶつかりあっていたが、やがては結束し、どんどん壁を乗り越えていく様がよかった。
この小説を読んで、やはり「敵」の存在は小説なり映画、ドラマを盛り上げる上で不可欠なんだなと再認識。