ベイジン
真山仁著 幻冬社文庫○
2008年の北京オリンピック前の小説だが、福島原発の事故を予見しているかのようなストーリー。
中国で大規模の原発を日本企業の支援を受けながら建設し、なんとか北京オリンピックに間に合わせようとするのだが…。
主要登場人物の魅力的なキャラクターと、時期的に自分自身の原発への関心が以前よりも高まっているのでワクワクしながら一気に上下巻読み通したが、純粋に小説としてはイマイチだった気がする。
並行して何人かの登場人物それぞれのストーリーが進んでいき、最後には全てのストーリーが結束すると思いきや、中途半端だったし。
コレを映画化して、チープな部分を補えば相当面白いと思うけど”政治的に”無理だろうな。
2008年の北京オリンピック前の小説だが、福島原発の事故を予見しているかのようなストーリー。
中国で大規模の原発を日本企業の支援を受けながら建設し、なんとか北京オリンピックに間に合わせようとするのだが…。
主要登場人物の魅力的なキャラクターと、時期的に自分自身の原発への関心が以前よりも高まっているのでワクワクしながら一気に上下巻読み通したが、純粋に小説としてはイマイチだった気がする。
並行して何人かの登場人物それぞれのストーリーが進んでいき、最後には全てのストーリーが結束すると思いきや、中途半端だったし。
コレを映画化して、チープな部分を補えば相当面白いと思うけど”政治的に”無理だろうな。