鉄の骨
池井戸潤著 講談社文庫◎
公共工事の談合をテーマに綴った小説。
中堅ゼネコン勤務の主人公は現場から業務部に配属され、談合について何もわからない状態から少しずつ「必要悪」の談合の世界に足を踏み入れていく。
それをきっかけに銀行に勤める恋人とすれ違いが生じてくる。
それでも主人公は会社の一員として、地下鉄工事の受注に向けて奔走する。
巻末の解説が非常にいい。
ああ、そういう意図を持って書かれているのかと。
公共工事の談合をテーマに綴った小説。
中堅ゼネコン勤務の主人公は現場から業務部に配属され、談合について何もわからない状態から少しずつ「必要悪」の談合の世界に足を踏み入れていく。
それをきっかけに銀行に勤める恋人とすれ違いが生じてくる。
それでも主人公は会社の一員として、地下鉄工事の受注に向けて奔走する。
巻末の解説が非常にいい。
ああ、そういう意図を持って書かれているのかと。