一流の人は空気を読まない
堀紘一著 角川oneテーマ21 (評価:○)
以前は堀さんの本をしょっちゅう読んでいたが、久々に読んでみた。本の趣旨は、「空気を読んで行動する」ということを「周囲に迎合する」という意味だと捉えると、一流の人は周囲に迎合するべからずということ。
別にKYがいいというわけではなく、むしろこの本でもKYはダメだと言っている。
タイトルはあくまでツカミでしかないのだが、堀紘一節が炸裂し、いい本だった。
特に「エリートとは大衆のために犠牲になる精神を持っている人」というくだりがよかった。
また、エピソードのひとつとして、50歳でリストラされた人から相談されたときの話。
堀さん:「で、あなたは何ができますか?」
Aさん:「部長ならできます」
堀さん:「!?」
これを読んで、以前中学の担任から聞いたバカ親の話を思い出した。
先生:「で、息子さんを大学に行かせたいそうですが、何学部に行かせるんですか?」
母親:「普通科でいいです」
一流の人は空気を読まない
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以前は堀さんの本をしょっちゅう読んでいたが、久々に読んでみた。本の趣旨は、「空気を読んで行動する」ということを「周囲に迎合する」という意味だと捉えると、一流の人は周囲に迎合するべからずということ。
別にKYがいいというわけではなく、むしろこの本でもKYはダメだと言っている。
タイトルはあくまでツカミでしかないのだが、堀紘一節が炸裂し、いい本だった。
特に「エリートとは大衆のために犠牲になる精神を持っている人」というくだりがよかった。
また、エピソードのひとつとして、50歳でリストラされた人から相談されたときの話。
堀さん:「で、あなたは何ができますか?」
Aさん:「部長ならできます」
堀さん:「!?」
これを読んで、以前中学の担任から聞いたバカ親の話を思い出した。
先生:「で、息子さんを大学に行かせたいそうですが、何学部に行かせるんですか?」
母親:「普通科でいいです」