富士山頂
新田次郎著 文春文庫 (評価:○)
昭和39年、東京オリンピックの年に富士山頂にレーダーが設置された。
今建設しようとしても難しいのだろうが、当時としては非常に難易度の高いプロジェクトであり、実際にプロジェクト]に取り上げられたらしい。
そんなドラマを綴った本。
主人公は気象庁の測器課長であるが、実はあとがきを読むと、主人公のモデルは著者本人らしい。新田次郎は八甲田山死の彷徨も書いているので、てっきりその手の話が好きな作家だと思ったが。
さて、ストーリーの方はプロ]に取り上げられるだけあって、ハラハラドキドキ、使えるスキマ時間を片っ端から使って読み通した。
また、この難プロジェクトをすすめるにあたり、山頂での過酷な労働環境に耐えかねて、何人も離脱してしまうのだが、「それを踏みとどめる手段」は勉強になった。
昭和39年、東京オリンピックの年に富士山頂にレーダーが設置された。
今建設しようとしても難しいのだろうが、当時としては非常に難易度の高いプロジェクトであり、実際にプロジェクト]に取り上げられたらしい。
そんなドラマを綴った本。
主人公は気象庁の測器課長であるが、実はあとがきを読むと、主人公のモデルは著者本人らしい。新田次郎は八甲田山死の彷徨も書いているので、てっきりその手の話が好きな作家だと思ったが。
さて、ストーリーの方はプロ]に取り上げられるだけあって、ハラハラドキドキ、使えるスキマ時間を片っ端から使って読み通した。
また、この難プロジェクトをすすめるにあたり、山頂での過酷な労働環境に耐えかねて、何人も離脱してしまうのだが、「それを踏みとどめる手段」は勉強になった。