経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
サイトの左下にカテゴリー毎のメニューにまとめてあります。
また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:328

よいこの君主論

架神恭介 辰巳一世著    筑摩書房    (評価:◎)

友達に薦められて読んでみた。
タイトルの示すとおり、マキャベッリの「君主論」を子供向けっぽく解説した本。
ある小学校5年生のクラスにおける「覇権争い」の様子を、「ふくろう先生」が君主論の観点から非常にわかりやすく解説してくれる。
4月のクラス替えから、遠足、ドッヂボール大会、運動会などを得て、最初は「小君主」がリーダーの小さな多数のグループだったのが、最終的には「君主」がリーダーの1つのグループに収斂されていくストーリーである。
この物語とふくろう先生による解説という構成と、文章力の秀逸さによって非常に面白い内容に仕上がっている。

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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