経営コンサルタントの本棚

若輩者の経営コンサルタントが故に、書籍を読み漁って経営を勉強していくうち、自宅のリアル本棚はもちろん、押入れも本で溢れかえってきました。
ビジネス書、自己啓発に関する本が多めですが、時には経営には関係のない本も交え、いろいろな本を紹介していきたいと思いますが、基本的に自分用の備忘録です。
サイトの左下にカテゴリー毎のメニューにまとめてあります。
また、評価は4段階になっています。◎:超おすすめ!、○:おすすめ、△:読んで損はない、×:おすすめできない

現在の蔵書数:364

35歳からの「脱・頑張り」仕事術

山本真司著    PHPビジネス新書    (評価:○)

そろそろ仕事のスタイルを変えなければ。と思っていたところでこの本を発見。
元コンサルタントで、部下を使って成果を出すことが非常に苦手だった著者が、少しずつ部下を使うノウハウを構築し、成果も出せるようになった。
その活きたノウハウをまとめた本。
私としては参考になる本だが、知的な仕事にしか活かせない。
そもそも肉体労働では、ここまで細かいことを考える必要はないのかもしれないが。

以下、自分メモ
1.「仕組み」というのは、その場その場でいちいち考えなくても、ストレスなく、自然に仕事が回っていくこと。
2.まずは、「仮説思考」が大事。
3.ミーティングは高頻度短時間で
4.成果物の品質の原則
(1)顧客向け資料は絶対に手を抜かない
(2)社内向け資料は、徹底的に形式にはこだわらない
5.週に1回、半日は手足を動かさずに、仕事を熟考する時間を設ける。
 特に、仕事の最終日を想像する。
6.「もし君が経営者ならどうするか?」
7.「無理」「できない」は他社との差別化を図れる可能性のある、おいしい言葉
8.トラブル発生時は「ER」になる
 @絶対に叱責しない
 Aトラブル処理に全力を集中
 B原因究明は、トラブル処理に関係が薄い場合には後回しにする
ERは
 @怪我がどんなに馬鹿な行動が原因だったとしても追及しない
 A眼前の治療に集中する
 B救命に直接関係のない原因究明はしない
 C生命を救うことに全力を集中
9.部下へのフィードバック時は、改善すべき事項の優先順位も伝える
10.リーダー自身の仕事を通じた獲得目標の宣言

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主に中小企業をクライアントに経営戦略構築、経営再建、営業力強化、人事制度構築、幹部育成、ビジネスマナー、IT戦略立案&推進など幅広く企業のお手伝いをする経営コンサルタント。

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