ワーズ&ミュージック☆☆☆作詞家ロレンツ・ハートと作曲家リチャード・ロジャースのコンビの物語。MGMミュージカルの一作。お話自体はそれほど面白くないが、ゲストでジュディ・ガーランド、レナ・ホーン、ヴェラ=エレン&ジーン・ケリーが出るミュージカル・シーンは、一見の価値あり。
リチャード・ロジャースといえば、オスカー・ハマースタイン2世と組んだミュージカル群で有名だが、その前はロレンツ・ハートとのコンビで頑張っていたわけだ。
ミッキー・ルーニーがハートに似ているかといえば…ルーニーはルーニーにしか見えないが、そこは映画だから良し、である。〔2024・2・4(日)〕


ワーテルロー☆☆☆ワーテルローは、ウォータールーである。
大好きな映画「マンマ・ミーア!」シリーズなどで、アバの名曲「恋のウォータールー」を耳にする。♪ ウォータールー と記憶に刻まれている。
そんなこともあって、ワーテルロー(英語読みで、ウォータールー)の戦いについても、知っておこうと思ったのだった。
ナポレオン(・ボナパルト、1世)が敗れた最終決戦の地が、ベルギーのワーテルロー。
映画はイタリアとソ連の合作で、プロデューサーがイタリアのディノ・デ・ラウレンティスという大物、監督も「戦争と平和」などをつくった著名なソ連の大物セルゲイ・ボンダルチュクだ。
ナポレオンに、ロッド・スタイガー。知らずに見ていた最初は、え、これは、えーっと、リチャード・バートンだっけ?と思った。
対するウェリントンに、クリストファー・プラマー。最初、「サウンド・オブ・ミュージック」のお父さんかと思った。(そうだけど。)
おまけに、ルイ18世は、おデブなオーソン・ウェルズ。よく太ったなと思った。
戦いは昼前(11時半ころ?)から夜(?)までかかったらしい。
運命を分けたのは、どうやら援軍の差のようだ。
ウェリントンには、プロイセン軍の援軍が到着したが、ナポレオンには味方の部隊がやってこなかった。
映画は、戦いの進展を1時間以上にもわたって描いている。
もともと4時間あった本編を、2時間13分にしたとのことで、それでも、どんな推移をたどったのかは一応理解できて、なるほど、こういう戦いだったのか、と分かる。(創作が入っていないなら。)
けずったせいか、人物描写がそれほど深くないので、こうなってこうなって、こうなったのね、とは思うが、ほとんど感情に訴えない。
ソ連軍の協力で、戦闘場面が人海戦術なのは見ものではあった。
大砲を撃ちあったり、騎兵や歩兵が進撃したり、死なないのは運でしかないようなこと、よくやるよなあと、ぞっとする。
家族のためにも国を守ると思うのか、感情を遮断するか、狂気になるとかしなければ、戦争などできないのではないだろうか。
ナポレオンには、カリスマ的な指導者の魅力で、みんな、たぶらかされたのだろうか。〔2018・11・28(水)〕


ワールド・イズ・ノット・イナフ☆☆☆ジェームス・ボンドの19作目。タイトルに007ってついてないね。〔2001・12・30(日)〕


ワールド・ウォー Z☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・8・24(土)〕


ワイルド・スピード☆☆★深夜の公道でスピードレースをする熱狂的な若者たち。ホンダ・シビックやニッサンなどの日本車が大活躍。
ニトロを爆発させてスピードを出すって…やばいっすよ。
ヴィン・ディーゼル、かっこいいのう。〔2003・5・10(土)〕

☆☆☆★さすがにおもしろいんじゃないか? クルマの集団でクルマから強盗しちゃったり、ストリートレースで魅せたり。ヴィンもポールもカッコよく、見て楽しんでいられる。〔2022・6・11(土)〕


ワイルド・スピード ICE BREAK☆☆☆★シャーリーズまで参戦しますか! 敵役なので、あいそないです、シャーリーズ。ひどいです、冷血です。ビルの駐車場からクルマを落として爆弾代わりです。ひどいです。氷の中から潜水艦で、やりたい放題です。スケールアップする一方です。面白いです。〔2022・6・23(木)〕


ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT☆☆☆ウォーカー出ず、ディーゼル出…、新キャスト主役で、舞台はトキオ! タイヤ横滑りのドリフト走行に注目、東京市街やヘアピンカーブの山道をドリフト、ドリフト、ドリフターズ(違う)。北川景子、妻夫木聡、柴田理恵、中川翔子、小錦など出演。一部未確認。ジャスティン・リンは、このあとシリーズ監督の常連となる。〔2022・6・12(日)〕


ワイルド・スピードX2☆☆☆シリーズ第2弾は、ヴィンちゃん出ません。ポール・ウォーカーの元警官が復職、タイリースを相棒に、潜入捜査。ボスの女として先行潜入しているのが、エヴァ・メンデスさま。デヴォン青木さん、いわれてみればそうだった。見ているうちは認識なしでしたー。〔2022・6・11(土)〕


ワイルド・スピード/ジェットブレイク☆☆☆★宇宙に行ったなあ、くらいしか覚えていない。見てから4週間後に、これを書いていることが原因の一部であろうとは、ほぼ確実である。画像を見て、ああ、シャーリーズがつかまってたっけ、と思い出した。透明な箱に監禁されて、生理現象をもよおしたときに、どうするんだyo!と心配した。
毎回、決め手の派手な見せ場があるシリーズで、今回は、宇宙に行く、だった。クルマを改造したようなので行ったんだっけ。
出演者名を見直していたら、あ、TOKIOにも戻ってきたんだっけ? と、いくらか思い出した。あらすじを読んで、「地雷」「クルマで崖飛び」「ドムの弟が敵」「父のレース事故死」「磁石でクルマがくっついた」とかも脳裏にあらわれたので、記録しておく。〔2022・6・25(土)〕


ワイルド・スピード SKY MISSION☆☆☆★敵はジェイソン・ステイサム。前作の敵ルーク・エヴァンスの兄です! 元特殊部隊員とかで強敵っす! ハッカーで保護対象なのが、ナタリー・エマニュエル嬢。
空からクルマでパラシュート降下したり、もう、ドンドコドコドコです! アブダビ超高層ビルは、みっちょん・いんぽっしぶる を思い出す。カート・ラッセルも初登場。
監督がジェームズ・ワンに代わっても加速はつづく。つぎは、ジェームズ・ニャンで観たい。(いねーよ!)〔2022・6・19(日)〕


ワイルド・スピード/ファイヤーブースト☆☆☆★おなかいっぱい おもしろい! とにかく、これでもか、あれでもか、それでもか!(ちがう) と、どんどん来る! やつが来る!(誰だ!?)
モモアの悪役って、いつ海中に飛び込んでアクアマンになるのか楽しみにしていたが、残念なことに人間のままだった…。
このシリーズとしては、もう、これで言うことなし。これ以上、どうしろっていうのさ? いや、どうにかできるかもしれない。しかし、満足だよ。〔2024・3・20(水)〕


ワイルド・スピード MAX☆☆☆ドム(ヴィン)はある理由でロサンゼルスへ。ブライアン(ポール)は麻薬組織を追い、ドムと再会。再び、ヴィン&ポールのコンビに戻った一作。
ガドットさんがガドットさんがやってくるー♪ ガル・ガドットさんの名前で、そういう替え歌を想像してしまう私。本来の歌詞は「ピコットさん」だ。「ット」しか同じじゃないが4文字だ。「2017年マイベスト45」の記事でも同じことを書いている、進歩のない誰かさんだ。〔2022・6・12(日)〕


ワイルド・スピード MEGA MAX☆☆★新作が映画館で上映中なので、ちょっと前作をチェックしてみた。
護送車がゴロゴロ転がったら、死人が出そうだし、マシンガン撃っても、主役たちには当たらないし…。
ということを言っても、この手の映画には意味がないから、適当に見て楽しみましょう。
映画館の迫力なら、もう少し楽しいかも。〔2013・7・20(土)〕

☆☆☆★リオの黒幕から大金を強奪するため、昔の仲間を呼んだドム。今回はドウェイン・ジョンソン参入がいちばんのネタ。ジョンソンは捜査官で、ドムたちの敵側だ。
金庫ごと(クルマが)引っ張って走るのが、視覚的にも面白い。
ホブス(ジョンソン)の部下エレナを演じるのはエルサ・パタキさん。ドムに惹かれていきます。私生活ではクリス・へムズワースの奥さん。〔2022・6・16(木)〕


ワイルド・スピード EURO MISSION☆☆☆★ワルがルーク・エヴァンスで、ミシェル・ロドリゲス姉さんも加担している? ミシェルとジーナの格闘、戦車、飛行機。そこまでやってくれると、おもしろくないわけが…しかし! ガルが! ガルルルル!〔2022・6・18(土)〕


ワイルド7☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・12・23(金)〕


ワイルド・パーティー☆☆監督はラス・メイヤーというポルノを作ってきた人。知る人ぞ知る伝説的カルト作品みたい。
ドラマはやはり、ポルノっぽいルーズな感じ。主人公の3人の女性バンドの曲は、なかなかいいとは思う。ハリウッドのショービジネス界の腐敗がテーマ。
最後にある、主な登場人物をひとりひとり総括するような語りが、妙に教訓的で面白い。〔2003・5・10(土)〕


ワイルドバンチ☆☆☆☆かっこいい。
テレビでは何回か見ていたが、やはり映画館のスクリーンだと、いいなあ。
かっこいいと書いたが、それは、泥臭い、男くさい、かっこよさ。
出てくる男たちは、みんな渋い。そうでもないのは、ジェイミー・サンチェスが演じたメキシコ人の若者、エンジェルくらいなものだろうか。
オープニングタイトルが出るとき、画面が止まってモノクロの模様に処理されるのが、まず、かっこいい。
文字が出るたびに、それが繰り返される。
ぜんぜん覚えてなかった。こんなに、かっこいいことしてたんだ!
テレビの画面で見たときは、小っちゃいから印象に残らなかったのかもしれない。
このオープニング、ドラムが響く音楽も、かっこよさを効果的に盛り上げる。
そして始まる大銃撃戦。通行人が巻き込まれる。きれいごとではなく、こんなこともあっただろう。
この映画、女性も容赦なく撃たれる。
ペキンパー監督お得意のスローモーションを織り交ぜるので、ある種の美しさまで感じてしまう。
銃撃戦は決して美しいものではないのは分かっている。
私だって実際の銃撃戦や、人がバタバタ死ぬのは嫌いだ。しかし、これは映画。映画の中なら面白いし、美しささえあるのだ。
この泥臭さは、マカロニ・ウエスタンに近い感じもするし、主役が追っ手に追われる「お尋ね者」なのは「明日に向って撃て!」を思わせる。偶然にも「ワイルドバンチ」と「明日に向って撃て!」は、どちらも1969年の映画だ。
汽車を襲ったせいで、そこから馬で追跡されたりするのも同じだったりするが、「明日に〜」がモダンな感覚の映画なのに対して、「ワイルド〜」はあくまでも泥臭い。
渋い俳優たち。ウィリアム・ホールデンが、一団のリーダー、パイク役。若い頃はハンサムな二枚目役も多かった彼も50歳を超えて、じつに渋い。
パイクのよき相棒ダッチ役は、アーネスト・ボーグナイン。酒と女が大好きな荒くれ者、ゴーチ兄弟には、ウォーレン・オーツとベン・ジョンソン。昔からの仲間、サイクス爺さんは、エドモンド・オブライエン。
マパッチ将軍を演じるエミリオ・フェルナンデスも貫禄。敵襲のなか、簡単に逃げるのを拒んで悠然としているなんて、うそみたいだけど納得もできるくらいなのだ。
ただ、ひとつ、マシンガンの扱いが分からずに、そこらじゅうに弾丸の雨を降らせるところは、破壊のすさまじさをスローモーション交じりで見せようとしたのかなと、ちょっと、わざとらしい気がした。
若い仲間の身柄引渡しを要求しに、4人の男が将軍のもとへ歩いていく場面の、かっこよさ。
決闘などに行くときに、男たちが横一列に並んで歩いていくのは、ほかの映画でもあるが、この映画がいちばん、かっこいい。
今回ふと思ったのは、ゴーチ兄弟は、あの結果で納得だったのだろうか、ということ。
パイクが、あそこで撃たずに違う行動をとったら、どうなったのか。
そこを考えるのは野暮かもしれないが。
パイクが背後から女に撃たれるところも印象に残った。パイクも撃ち返す。
女性だからって、ぜんぜん扱いが甘っちょろくない。このリアルさときたら。
ラストのオチも小憎らしい。生き残るのは…? 「午前十時の映画祭」にて。(MOVIXさいたま)〔2010・6・6(日)〕


ワイルド・ワイルド・ウエスト☆☆☆アカデミー賞に対抗して映画のワースト賞を選ぶゴールデン・ラズベリー賞で、作品・監督・脚本・主題歌?・ワーストカップル(ウィル・スミスとケビン・クラインの男同士)各賞を晴れて受賞した作品。
気楽に見てる分には、いいんじゃない?
「メン・イン・ブラック」シリーズのバリー・ソネンフェルド監督なので、やはり「メン・イン・ブラック」に近い、軽いノリというか、適当さというか、笑いとばそうとするところがある。
でも、それが、満足できるほどには面白くないのが、ちょっと痛い。
音楽は「荒野の七人」のエルマー・バーンスタイン(名誉のために書くが、彼はラジー賞の対象ではない)を起用して、ほら、ちゃんと西部劇だぞー、と、ちゃっかりパロディもしている。
上半身だけのケネス・ブラナー。こういう悪役、面白そう!と思って、出演したんだろうなあ。彼自身にとっては、お遊びだったはず。
日本語吹替えが、広川太一郎さん、というのも、むむむ、である(?)。
いちばんおかしかったのは、ラッパ型の集音器?のところに、犬が寄っていって、首をかしげて、たたずんでいるシーンだった。これは有名な、蓄音機に耳を傾けるビクターの犬のパロディだ。そういう小技がいちばん面白いなんて、いいのか悪いのか。
ワースト映画というほど、どうしようもないものではなかったと思うけど。ばかばかしく大味だけど、多くを望まなければ、それなりに楽しめる。
ラジー賞って、まるでダメだ、というのじゃなくて、おばか映画を愛をもって評価した賞なのではないか?〔2002・9・27(金)〕


若おかみは小学生!☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2018・10・21(日)〕


若草の頃☆☆☆★ジュディ・ガーランドさん主演のMGMミュージカル。
「ザッツ・エンタテインメント」で見た、聴いたなあという曲が出てきて、懐かしさと嬉しさが。いちばん、びっくりしたのが“The Trolley Song” (トロリー・ソング)を聴いていて、あ、これは「ザッツ・エンタテインメント」の序曲のはじめの部分じゃないか! と気づいたとき。メロディは微妙に、そのままではないのだけれど、序曲のほうがアレンジしたのだろうと考えられる。こういうのが分かると、すごく嬉しい。
四人姉妹が登場するし、「若草物語」? と間違えそうだが、こちらは純然たるミュージカル。万博開催を控えるセントルイスに居を構える、アメリカの中流家庭の暮らしをあたたかく描く。
ジュディ・ガーランドさんと、監督のヴィンセント・ミネリは、本作公開の翌年に結婚した。
今年公開された「ジュディ 虹の彼方に」は、前もって観ておきたかった。コロナなんとかのせいで映画館では見逃している。〔2020・5・5(火)〕


若草物語(1994年)☆☆☆★「若草の頃」ってば、「若草物語」を基にしたのか!?と気づきました。
長女・メグ(トリニ・アルヴァラード)、次女・ジョー(ウィノナ・ライダー)、三女・ベス(クレア・デインズ)、四女エミー(幼い頃をキルステン・ダンスト、4年後からサマンサ・マシス)、お母さん・ミセス・マーチ(スーザン・サランドン)という配役。
クレア・デインズさんの映画デビュー作(15歳)であり、20歳のクリスチャン・ベールの姿も見られる。キルステン・ダンストさんには「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の直後の作品になる(12歳)。
「若草物語」のストーリーを初めて知って、少し物知り(?)になった気分。悲しみもあるけれど、良いお話。
キルステンのみ、4年後のシーンでは見かけが幼すぎるので、女優交代しないといけないことの違和感は、しかたがないねえ。〔2021・2・17(水)〕


WASABI☆☆☆広末涼子がジャン・レノと共演、リュック・ベッソンが製作、東京都内でロケ、ということで話題になった映画。
かるーくギャグってコメディ調に、快調に飛ばしていて、それなりに楽しめた。
ヤクザがヌンチャク使ってたっていいじゃないか。ワサビを山盛り食ったっていいじゃないか。
新宿や京都(こちらは、ほんのちょっとだが)の風景が、どう捉えられているかも興味深かった。ゲームセンターで遊ぶ場面や、広末の携帯がしょっちゅう鳴ってるところなどは、いいとこ突いてるんじゃないか。
20歳の役の広末は、浪費癖のあるワガママ娘の設定だが、そういう性格を出すというより、子供っぽい感じに見えるのが目だってしまうのは、脚本のせいだけではない気がする。20歳あたりの日本の女性というのは、こんなふうなのかもしれない。なにか、どこか、幼いよね。それが悪いんじゃなくて、自然にそういうふうになってるんだよなあ。
たとえば、同じリュック・ベッソン関係の映画「レオン」での少女(ナタリー・ポートマン)と比べてみると分かる。彼女はもっと年下だったが、幼いながらも、なにか大人っぽいところがあった。
この映画では、ジャン・レノの恋人役で、キャロル・ブーケ(「007 ユア・アイズ・オンリー」など)が出てきて大人の女性の香りをプンプンさせていたので、よけいに対照的だったかも。
しかし、広末涼子のフランス語に対する努力は、買える。よく頑張ったよね!
リュック・ベッソンは監督してないんだから、「リュック・ベッソンの〜」という宣伝の仕方は止めてほしいね。
ショーチュー(焼酎)って、フランス語で言ってたね。〔2003・2・11(火)〕


鷲は舞いおりた☆☆☆★チャーチル誘拐計画、というのが面白い。
主役がドイツ軍人たちだが、演じるのは、マイケル・ケインなどで、英語をしゃべっているから、彼らはドイツ人だよーと思い込まないといけない感じが多少ある。
別に、それがいけないわけではないが。
イギリスに乗り込むまで1時間近くあっただろうか。
計画が思わぬ方向へ向かう以後が、展開急で楽しめる。
しかし、いちばん衝撃だったのは、序盤、逃げようとしたユダヤ人の顛末だった。
公開当時は「儂(わし=わたし)は舞いおりた」なんて言って、ふざけていたものだよ。〔2018・1・14(日)〕


私が、生きる肌☆☆☆なんともいえないヘンな味?
憎しみの対象に、愛情を持つことができるのか。
器が良ければ、中身は関係ないのか。
マッド・ドクターの実験?
講演のとき、照明の加減で、顔の上方が暗く見えるのが、この医者の「うさんくささ」を示す。
全身ボディ・タイツで一室に閉じ込められているらしき女性。
仮装して外を歩いてやってきた奇妙な男。
主役の彼女は、前に「シャッター ラビリンス」で見た。
ヘンな映画をつくるのも才能ですか、監督?
B級のホラーSFに似合いそうな題材。
これは言える…個人の尊厳(あるいは意思、希望…)を侵害しちゃいけない。〔2013・9・15(日)〕


私の頭の中の消しゴム☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・11・13(日)〕


私の殺した男☆☆☆★戦争で殺した男の家族に会いに行く男! 心の重荷に耐えられずに、殺した男の家族に会おうと決心する…戦争で人を殺した者は大勢いるが、こういう気持ちになって、実際に会いに行った人はいるだろうか。普通なら、相手に憎まれるだけだから行かないだろうけれど、映画だから、もし、こうなったら、こうなって、ああなって、と創作できる。
命の尊さと人間愛と反戦を示すことにもなる。
ライオネル・バリモアの名前が有名なので、主演の若者が彼なのかと思い込んでいたが、あとで調べると、お父さん役の人がバリモアだった。1878年生まれで、このとき、もう50代なんですね。ドリュー・バリモアさんは、彼の甥の娘になるのか?
息子を殺したのは敵国の人間だが、息子を戦地に送ったのは、われわれ父親なのだ。そのような意味のことを、バリモア氏は父親仲間に告げます。
敵国の人間でも、良い人はいる。ただ憎むだけなのは間違っている。当たり前ともいえることを、彼は理解した。
監督だって、ルビッチじゃないですか! よくわからないけど有名じゃないですか! 見といて損はないってやつですよね。うん、損はなかった!〔2022・2・23(水)〕


私の中のあなた☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・10・12(月)〕


私のように美しい娘☆☆☆★悪女といえるんだけど、堂々としすぎて憎めない、みたいなコメディ。
トリュフォーが「あこがれ」で、はじめてベルナデット・ラフォンさんを起用したときから、14年後の作品。
クロード・シャブロル監督作品などに出演してきた彼女も、はや33歳くらいであった。
「娘」とはいえないかもしれないが、コメディだし、それはどうでもいい。
犯罪研究のために、刑務所にいるカミーユ(ラフォン)にインタビューする教授も、彼女を好きになってしまう。
ちょっといい女を前にすると、おしなべて、男はアホです。(笑)
こういう「悪女」な性格というのは直らないのだろうなとも思うが、あっけらかんと男を手玉にとる様子は、かえって爽快。
艶笑談、(ブラック)ユーモア、遊び、的なところもあって、軽い軽い。
ラスト、秘書さんは何を書いているのだろうか。想像すると…。〔2012・10・20(土)〕


私は殺される☆☆☆電話で外部とやりとりするしかない病臥の婦人に、魔の手が迫る…!バーバラ・スタンウィックさんといえば、著名作は「深夜の告白」でしょうか。
しかーし! マリリン・ファンからすれば、「熱い夜の疼き」なんですねえ。(それはマリリン目当てでしょ!というのは誰? あなたですか? もしもーし!)
だんな役が、映画デビュー3年目のバート・ランカスター。
なんとなく、話がわかりづらかった気がするが、標的がわかって、ああ、そういうことですね、と理解してからはスリリング。
でも、これは本当に怖いシチュエーション、彼女にしたら。〔2022・2・5(土)〕


わたしは目撃者☆☆★盲目男と姪少女。
この2人のコンビで、もっと活躍したら面白かったか。
しかし、男を演じるのがカール・マルデンって、監督2作目で結構有名な俳優を使えるんですね、アルジェントさん。
新聞記者と盲目男で犯人探し。
華を添えるのは、これまた名前の知れた、カトリーヌ・スパークさん。
ミルクを飲むシーンが、ちょっとサスペンス。でも、いい大人のカップルがミルク飲みますか。ヒッチコックの「断崖」をマネているのでしょうか。
杖が、あんなことになっていたのには驚いた。
ここは、意外な犯人か!?と、少しドキドキさせる。
でも、ラストは悪い意味でもっと意外な犯人かもしれない。で、あの落下は痛い! いやだ!(ネタばれのため、書いていることの意味はわかりにくいですね?)
原題は、九尾の猫、らしいのだが、意味はあんまりよくわからない。〔2016・1・17(日)〕


わたしを離さないで☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・4・23(土)〕


WATARIDORI☆☆★鳥が飛んでいるのを近くから、鳥の視点で映しているのは、自分も一緒に飛んでいる気分。いろんな風景でいろんな鳥を、よくもこんなに撮ったものだと思う。風を羽に受けて飛ぶ場面などは素晴らしい。
鉄砲で撃たれて落ちる場面は、偶然撮れたのか? また、鳥が軍艦に降りたって休んだりする場面は、偶然では撮りえないと思うが。
鳥が、おもしろい行動をしているときには、説明くらいしてほしい。意味が分からない。ただ、撮りっぱなし、という印象を受けてしまう。
タンチョウの鳴き声と舞いは、美しい!〔2004・4・3(土)〕

おととい感想を書いた「WATARIDORI」。
映画雑誌プレミアのバックナンバーを読んでいたら、記事があった。
鳥が撃たれて落ちるシーンは、撮影中に偶然、狩猟の場面に出会ったのだそうだ。
廃油みたいなものに鳥がまみれてしまうシーンがあったのだが、それは、油ではなく、人間が用意したもの。あとで鳥を洗ってあげたという。
ケガをして飛べなくなった鳥が、カニの群れに食べられてしまうショッキングなシーンは、最後にカニたちに覆われて食べられていたのは魚なのだそうだ。
つまり、これはドキュメンタリーではない。作為のある映画なのだ。
それならそうと最初に表明してくれなければ、観るほうの心構えが定まらないではないか。〔2004・4・5(月)〕


☆☆☆☆ロバート・ワイズ監督、ロバート・ライアン主演のボクシングものか! 負け続けの中年ボクサーが、八百長のかかった試合である事実を知らずに奮闘し…。
試合の迫力もあって(ライアンは学生時のボクシングのチャンピオンだったらしい!)、締まった一品になった。
ボクシングは好きじゃないんだけど、もう、関係ないね。映画として良いよ!
あとで知ったけど、72分の上映時間が、物語時間と一致していたらしい(「真昼の決闘」などもそうだが、あんまり意識して見ないよねえ)。とすると、なおさらリアル。
やっぱり、ロバート・ワイズ、すごいわ。〔2023・3・5(日)〕


嗤う伊右衛門☆☆うーん、これは何なんでしょ。いまいちチャチいです。せっかく京極夏彦原作なのに。時代物にジャズのオープニング曲が流れるのは、へえ〜と思うが、それはそれだけの話。
疱瘡(ほうそう)で顔の右側がただれてしまった武家の娘、岩と、浪人である伊右衛門の仲人役をするのが、小股潜り、御行(おんぎょう)の又市。彼は同じく京極作品「巷説百物語」の主役級だが、原作でも、この作品に“出張”しているのだ!
又市(香川照之)と、あんま(六平直政)が半裸で家の中でくすぶっている場面が目立って、雨漏りまでしていて、なんだかジメッ、ネチョッといやらしい。…何なんだ。
小雪のお岩は、右目まで白っぽくなっていて、メイクはなかなか。あれ、この顔って、
オペラ座の怪人といっしょの「ただれぶり」じゃあないか!
お岩は、かくさないだけ、怪人より度胸があるぞ。
でも、小雪さんのセリフの言い方とか、どうも上手いとは思わないんだなあ。
伊右衛門の見せかけの後妻、梅役の松尾玲央は、おっぱい見せのエロだけのためにいるようだし。
原作通りの感情描写を、映画に求めるのは無理とはいえ、切った“剥がした”!のスプラッタや、いきなり現代にタイムスリップ〜!の描写に走るのは、遊びにしても楽しくもない。遊びじゃなくても、意味が伝わってこない。
ラストの笑い声もわざとらしく、必死に笑い声を演じている様子を想像してしまう。
観ていて乗れないからなのだろうけどさ。
しかし、蚊帳(かや)に閉じこもる伊右衛門って、押入れに閉じこもる「覘(のぞ)き小平次」(同じく京極作品)と同じじゃないか! ほほう!〔2005・3・21(月)〕


藁の楯☆☆☆藁で楯つくっても守れない。
超高額賞金首な犯罪者を護送する。みなさん、殺しにかかってくるので、守るほうは必死です。
だけど、松嶋さんは任務に対してスキがあったというしかない。ちなみに、見ている間、私は松嶋菜々子さんじゃなくて、真木よう子さんだと、ずっと思ってた。真木さんがSPの役を以前やってたせいもあるかも(見てないけど)。
藤原竜也が、どうしようもなくクズな犯罪者(役)で、あきれるほどゲスだった。母の死に涙するのもホントだったのかよと疑いたくなるくらいであった。
ワイルド7だったら、護送や裁判なんてカネかけずに、即射殺なんだけどな。(関係ないし、それフィクションの漫画だから!)〔2020・2・2(日)〕


悪い奴ほどよく眠る☆☆☆結婚式のシーンから始まるのは、後にフランシス・フォード・コッポラ監督が「ゴッドファーザー」で真似たらしい。
建設会社と公団の裏取引汚職を題材にした社会派ドラマ。
自殺者まで出た疑惑の真相を、内部の人間である三船敏郎が、明るみに出そうとする。
脚本は、小国英雄、久板栄二郎、黒澤明、菊島隆三、橋本忍の5人で練り上げた。
冒頭の結婚式。記者たちが遠くから見ているという構図がおもしろい。
記者たちの雑談の中で、ひとりの記者(三井弘次)が主な解説役となり、人間関係や、これまでの出来事を少しずつ、観客にも教えてくれる。
三井弘次がしゃべりだすと、その他の記者たち全員が、いちいち三井のほうを向くのが、わざとらしいという気がした。話し手のほうを必ず向かなくたっていいだろうに。かえって不自然。
三船は、まじめそうなメガネをかけると、豪快というよりは、まじめな人に見えるのが不思議だ。人は見かけなんだね、ある部分は。
本作で私が目だったと感じたのは、後半、三船とともに行動する加藤武。
ノイローゼになる西村晃。(映画を見ている最中は、彼とは知らなかった。お年を召した頃のイメージしかないので。)
自殺しようとする火口で三船と会う藤原釜足。(この人も分からなかった。「どん底」で見たばかりなのに、顔が一致しないのだ。)
そして、悪人代表(?)の森雅之。あとで彼と知って、びっくり。「白痴」では清純な心の持ち主だったのが正反対の役だし、顔の印象もまったく一致しない。(私が人の顔を覚えないほうだ、ということもあるが。)
三船の正体は、観客には途中で見当がつくはずだが、それも悪くはない。
ただ、映画の中で彼の正体がばれてしまってからは、見ている私にとっては、少し、だらけてしまった。
まだ続く? どう終わる? というところ。
三船が、なにかというと口笛を吹くのも、わざとらしかった。藤原釜足が、何の曲かと聞くんじゃないかと何回か思ったが、聞かなかったよね?
また、志村喬を監禁している場面で流れる、少々ユーモラスな音楽には、こんなところで、なごんでいいものかと、なんだか違和感があった。
1960年の時点で、汚職、癒着という社会問題を映画に取り上げた意義はあったのだろう。〔2008・10・4(土)〕


ワルキューレ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・3・29(日)〕


ワルツ・オブ・ザ・トレアドールズ☆☆★ピーター・セラーズが老いた退役将軍の役。若い女性との恋と、妻との間で悩む。笑える場面もあるが、思いのほかシリアス。
ダニー・ロバンが、きれいでよろしい。クレジットでダニー・ロビンと書いてあったが、ロバンでしょう。〔2004・4・24(土)〕


我等の生涯の最良の年☆☆☆☆なんて、しっかりしたドラマなんだ! ウィリアム・ワイラーは、私が信用するうちの最たる監督のひとりである。第二次世界大戦の終戦直後に世に出した作品は、帰還兵3名がどんな生活を送るか、を描いたものだった。じっくり、端正、ていねいに進むものだから、170分の長尺になった。
くどくど書かないが、ラストシーンは最も感心した。
結婚式の立会人代表(?)みたいな立場の男。本来なら新郎新婦を見守っているべきだろうに、途中から、向こうのほうに参列している女性をずっと見つめている。男の妻が障害になって別れた恋人同士なのだ。男と妻は離婚したが、ふたりはその後も会うことはなく、この結婚式で久しぶりに顔を合わせたところだ。
彼女も彼を見ている。ああ、これはダブルの結婚式じゃないか!と思った。このふたりも胸の中で誓いの言葉を言っているのだと。
これはすごい。〔2023・7・30(日)〕


ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2023・12・30(土)〕


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド☆☆☆この結末は良かった!
本作を見ていない方にはネタばれになる。
タランティーノは、シャロン・テートさんの事件をなかったことにしたかった、それが第一の思いだったのかもしれない、と見終わってから思った。映画界の過去の忌まわしい大事件を。
私が彼女の身に起きた事件を知ったときは、猟奇的な内容もあいまって、強い印象を受けたものだった。
そのあと、ポランスキー監督・主演、シャロンさん出演の映画「吸血鬼」(いつのまにか、「ロマン・ポランスキーの吸血鬼」という題名になったが)を見た。
独特なムードの映画を好きになって、シャロンさんの綺麗さも心に残った。
本作で取り上げている「サイレンサー/破壊部隊」(1968年)は、大昔に見たけれど、まったく記憶にない。
彼女がこのとき生きていたなら、その後の映画界や社会は、どう変わったのだろうか。変わらなかっただろうか。
全体としては、はじめは半分寝てた。おもしろくないので。
ブルース・リー(を演じた俳優)が出てきたあたりから、一応、目が覚めた。
あとは、美人の少女女優さん(ジュリア・バターズちゃん)とか、ヒッピーズでマーガレット・クアリーさん、ダコタ・ファニングさんやら出てきて、まあまあ飽きなかった。
例の事件(の好意的改変)の描写が始まったときに時間を見たら、ほとんど2時間も経っている!
ヒッピーズのやられ方も、タランティーノらしい、はちゃめちゃぶり。
散文的というか、のんきに語らずに、たまにはシュパッとまとめて1時間半くらいにしてほしいものだが。「だらんティーノ」って呼んでやろうか。
本作でも触れられているマカロニ・ウエスタン。その大御所セルジオ・レオーネ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」を意識したタイトルなのでしょうね。「むかしむかし、ハリウッドで…」の作り話でもあるし。
映画好きだから、ハリウッドを舞台にした映画はもちろん大好きだ、とは限らないんだなーと、自ら実感したことである。〔2020・5・23(土)〕


once ダブリンの街角で☆☆☆★フォークソングとか、弾き語りの曲って、あまり好きじゃないのだが、この映画の音楽は良かった。
胸に響いてきた。
劇場公開時に、ちまたで評判がいいのを聞いていたので、衛星放送でオンエアされたのをチェック!
これは、もう音楽の力ですね。歌が素晴らしい!
ストリートミュージシャンが女性と出会って、音楽を通じて仲良くなって、ついには個人製作のデモCDまで一緒に作ってしまう。
街角の出会い。いいなー。ストリートミュージシャンやろうかな…って、できませーん!
彼に、自作の曲に合う歌詞を作ってほしいと頼まれた彼女。歌いながら街の中を彼女が歩いていくシーンは、とくに印象に残る。
ドキュメンタリー的な撮り方が特徴だが、出演者が俳優ではなくて歌い手さんなので、そのほうがアラが出ない、というのもありそう。
引かれ合う2人でも、彼女がフリーでないことも影響して、かんたんにくっつかずにいるのも、いい感じ。
映画としては小品ながら、音楽の力に感動できる作品だった。
(タイトルにあるonceって言葉、小文字でいいんだろうか。よく分からず。皆さん、悩まなかったのかな?)


ワンダーウーマン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・8・25(金)〕

☆☆☆☆2回目は吹替版で。イオンシネマ 板橋にて。〔2017・8・27(日)〕

☆☆☆☆何回見てもGOOD。 〔2018・8・19(日)〕


ワンダーウーマン 1984☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2020・12・31(木)〕


ワンダー 君は太陽☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2018・6・24(日)〕


ワンダーストラック☆☆☆★こどもが主役の映画はいいね!
感電(?)のせいで耳が聞こえなくなった少年の話は、第三者的目線で描くので、音声あり、色彩あり。
昔の物語のパートで、耳が聞こえない少女が登場する部分は、少女の視点で描くので、音声なし、モノクロ。
この、ふたつが並行して語られる。それは、どこかで交錯するのか。どのように?
少女のパートは、まさにサイレント映画の形になっていて、ついている音楽も、とてもいい。
ジュリアン・ムーアさん、ミシェル・ウィリアムズさんが脇を締め、親子などの血縁のあたたかさ、また、子どもどうしの友情…すてきな映画!〔2020・4・18(土)〕


ワンダー・ボーイズ☆☆☆★ちょっとした事件から導かれていく人生。マイケル・ダグラスの力を抜いた演技もなかなかいい。ユーモアを交えて軽妙に描かれる雰囲気もよし。
マリリンが1954年1月14日にサンフランシスコでジョー・ディマジオと挙式した日に着ていた毛皮付きのジャケットが、重要な役目を果たす。
明日の1月14日に観てれば最高だったかも。
劇中、テレビで、ジュディ・ガーランドとミッキー・ルーニーのコンビ作ミュージカル「青春一座」が流れて、「グッドモーニング」の歌が聞けるのも嬉しい。
トリップ(Tripp)教授というのは、人生を旅すること(trip)と、ヤクでトリップする(いっちゃう)のを象徴した名前だったりして。
マイケル・ダグラスに吠えていた犬の名前が、エンドクレジットで、スクリーマー(叫ぶヤツ)と書いてあったのには笑った。(映画での役名は、ポー。ボーではない。エドガー・アラン・ポーの、Poe)
主題歌はボブ・ディラン。アカデミー賞を受賞して、放送で外からライブで歌った場面を思い出した。〔2003・1・13(月)〕


ワン・デイ 23年のラブストーリー☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・7・8(日)〕