ラーメンガール☆☆☆ブリタニー・マーフィさんが、ラーメン修業を!
12月に、ブリタニー・マーフィさん亡くなるという記事を書いたが、先ごろ彼女の死因が特定されたようだ。「シネマトゥデイ」によれば、肺炎と貧血症、それによる薬物摂取の複合によるものだという。彼女の家からは、さまざまな薬が発見され、彼女の薬かどうかわからないものもあったようだが、そうした薬を混ぜた場合、薬物の過剰摂取の事故につながる可能性があるわけだ。
亡くなったことを前提に見たせいか、かわいいブリちゃん(ブリちゃんと呼ぶのが似合うよね。ブリトニー・スピアーズと間違えそうだけど)、もういないなんて、もったいないよー、かわいそうだよー!と心の叫び。
日本を舞台にした外国映画としては、思いのほか、ちゃんとしていた印象。
ブリちゃん、かわいいし(そればっかりだ)キュートだしプリティだし(どれも、おんなじような意味だな)、彼女と、西田敏行の店のオヤジのやりとりが、まあまあ楽しめる。泣けもしたし。
失恋などで落ち込むブリちゃんだったが、住んでいるアパートのそばにあるラーメン店で食べたラーメンでハッピーになり、作り方を教えてほしいと、弟子入り。
まったく英語がわからないオヤジと奥さん(余貴美子)。辞書を片手に日本語を調べるブリちゃん。意思疎通の道は遠い。
通訳を雇う?と奥さんが言ったりしていたが、最後まで、お互いに相手の母国語を、ほとんどしゃべらなかったにしては、ちゃんとラーメンを作れて一人前になったブリちゃん。
店のオヤジにしても、昔気質の職人っぽさ全開。魂を込めろ、なんて日本語で言ったってブリちゃん言葉がわからんって。
ラーメンの作り方よりは、精神論が大きいようでした。
英語ペラペラの日本人の彼氏を演じるのが日本人じゃないというのは、英語ペラペラの日本人若手男優がいない、ということですか?
横浜のラーメン博物館が、ちょっとだけ出てきた。
そういえば、私はラーメンは、めったに食べないのだった。太りそうだし、野菜を入れないかぎり栄養がかたよっていそうだし。偏見?
でも、ブリタニーさんが日本に来て映画を作った、という事実は、なんだか、うれしい。
この映画の彼女の姿を見れば、それは私たちの思い出に、永遠に残る。
神輿(みこし)にのったブリちゃんを見ても、ああ、こんな経験してたんだねと、しみじみしてしまう。
ほんとに、逝っちゃうの、早すぎだよ!〔2010・2・7(日)〕


ライオン・キング☆☆☆こういう話なのかと、やっと見た感あり。
四季なんかでミュージカルにもなって、早や何年?
ネタばれ。
王様ライオンが王様の弟の策略で殺され、王子は追い出され。
王子は仕方なく、ほかの地で、気楽な生活を送るが、幼馴染の彼女に出会って故郷の実情を知り…。
思ったほど、楽曲は多くない。
ネイサン・レインの声が達者だなあと思った、あの動物は何かと調べたら、ミーアキャットか!
過去のつらいことを乗り越える。お気楽に生きるのもいいけど、それだけでもいけない(か)。仲間のために、彼女のために、イコール、愛のために。(王様はつらいよ。)
なんてことは、わからないでもないが。〔2017・4・3(月)〕


LION/ライオン 〜25年目のただいま〜☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・4・23(日)〕


ライト/オフ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・8・27(土)〕


LIFE!☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・4・13(日)〕


ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方☆☆☆もともとはテレビ映画。ジェフリー・ラッシュが、1人何役もこなした俳優ピーター・セラーズを丹念に、しかも、そっくりに演じる。
ピンク・パンサー・シリーズのクルーゾー警部で有名なセラーズ。でも私生活は何も知らなかったから、とても新鮮。
こんなに女好きだったのかとも思ったし、自分がどんな人間なのかというアイデンティティが分からないから、いろんな役になれたのか、などと考えさせられた。
セラーズの2番目の妻、ブリット・エクランド役がシャーリーズ・セロン。
可愛い。可愛すぎる…。この人が「モンスター」を演ってたなんて信じられない。
最初の妻役のエミリー・ワトソンは相変わらず上手いし。
ソフィア・ローレン役のソニア・アキーノも、グラマラスでよかった!
ブレイク・エドワーズにジョン・リスゴー。スタンリー・キューブリックにスタンリー・トゥッチ(といっても、よく知らない…)。
ジェフリー・ラッシュ、さすがの演技なのだが、もうちょっとコメディタッチな映画なのかと思っていたのが予想外。かなり真面目、シリアスな作品だった。
ラッシュが、セラーズだけでなく、周囲の人間にも扮して、その人の目で、つまり外から、自身(セラーズ)のことを語るのが面白い。自分よりも周囲のほうがセラーズのことを分かっていた面があった、ということをうまく見せている。
ピーセラの人生の一部を知ることができたのは収穫。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・1・29(土)〕


ライフ・イズ・ミラクル☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・7・24(日)〕

☆☆☆☆「鉄道映画祭2007」にて。
この作品、私の2005年度のトップ1映画。しかし、今回は多少だけど、観ているのに疲れた。
饒舌(じょうぜつ)というか、祝祭的で奔放な乱雑さというか、かなり、うるさくて満腹になる映画でもあるのだ。
観るときのコンディションによって、受け取り方が違うかもしれない。〔2007・10・6(土)〕


ライフ・オブ・デビッド・ゲイル☆☆☆雑誌記者のケイト・ウィンスレットが、死刑囚の大学教授ケビン・スペイシーからの指名を受けて、その死刑執行直前の3日間、単独インタビューを実施する。
そこから明らかになってくる真実とは?
死刑制度廃止運動もいいけど、のめりこみすぎると怖い。なんでも「行き過ぎ」というのは問題だと思えた。
いちばんラストの展開は読めてしまった。先読みをしない私でも…。
ローラ・リニー。この人は要チェックですね。去年は「ミスティック・リバー」で印象に残った。今作も、来てます。
ケビン・スペイシー、あまり表情がないと思うのだが、そういう演技でも上手いことになるのかなあ。
酔って道端でわめいてるところなんて、ちっとも上手いとは思わなかったけど。
ケイト・ウィンスレット、やっぱり好き。ぷくぷくしてるのがいいよね。(ほめてんのかい!)〔2005・3・26(土)〕


ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・1・27(日)〕


ライラの冒険 黄金の羅針盤☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・3・2(日)〕

☆☆☆録画で再見。   
特徴的なのは、やっぱり、ひとりに一匹もれなくついてくる(?)動物(ダイモン)。これが視覚的に面白い。
人間だけでなくダイモンにも注目していると、ほかのダイモンとじゃれついていたり、けっこう、いろんなことをしている。
ニコールがワルっぽい役で珍しいし(といっても見かけは淑女)、クマさん対決もカッコいいし、エンドロールの歌はケイト・ブッシュ!?
続編ありき、の終わり方なのだが、2007年から今に至るまで続きは作られていない。
まったりとテレビで見ていると、なかなか楽しめるんだけど。
カトリックがボイコット運動を起こしたという話だし、興行も振るわなかったらしいので、もう続編はないのか。〔2015・2・15(日)〕


LOVERS☆☆☆★チャン・イーモウ監督が「HERO」に続いて、任侠ものを撮った。
ヒロインは、監督お気に入りのチャン・ツィイー。小娘顔(なんだそれは?)、東洋的な可愛さ。アジアンスのCMの女性ですね。
相手役が金城武。中国語うまいねー。
もうひとりの主役がアンディ・ラウ。中国映画に詳しくない私は知らない。すまない。
色彩的にも様式的にも美しい画面は、「HERO」と同様。チャン・ツィイーの舞い、何度もある戦いの場面も、絵として素晴らしく美しい。
ラストの愛憎関係が切ない。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・9・26(日)〕


ラヴ・ハッピー☆☆☆たった1シーン、40秒ほど、下積み時代のマリリンが出演している映画。
DVDが出ていることを、マリリン・ファンのTさんに教えてもらった。貴重な情報源です。ありがとうございます〜。
DVDを出してくれたのは、ジュネス企画という会社。ここは昔の映画を出してくれるけど、5000円くらいするんだよねー。ま、しょうがない。買いました!
さて、マリリンのシーン。
探偵グルニオン(グルーチョ・マルクス)の事務所に入ってくる彼女。
セリフは、「グルニオンさん、助けて」「尾行されてるの」。
英語字幕がついていないDVDなので、後のほうのセリフが、よく分からないが、“Mr.Grunion, I want you to help me.”“Some men are following me.”
こんなふうでしょうか。
尾行じゃなくて、彼女が美しいからオトコが後をついてくるのでしょう。
しかし、1分に満たない登場シーンでも、なんとインパクトがあることか! この頃から、もはや、ただものじゃないです!
映画は、ナンセンスなコメディで有名なマルクス兄弟が出演しているもの。この兄弟は5人。チコが長男で、以下、ハーポ、グルーチョ、ガモ(映画には出ず)、ゼッポ(途中で脱ける)。本作には、上の3人が出ている。
じつは私はマルクス兄弟の映画は、ほとんど観ていない。興味がないと言っていい。今回も、マリリンが出ていなければ観なかったと思う。
 兄弟として最後の作品となったこの映画について言えば、たいして面白くないと思う。
一言も話さずにパントマイムで見せるハーポが中心のお話。原作も彼。
ロマノフ王朝のダイヤモンドを、それと知らずに偶然ハーポが手に入れてしまったことから起きるドタバタ。
コートのポケットから、いろんなものが出てくるのは面白い場面。とてもポケットに入りそうにない長いものや、果ては犬まで。
ハーポのパントマイムをチコが解読しようとするところも、連想ゲームみたいで少し面白かった。
悪党団の女リーダー、マダム・エグリチ(イロナ・マッセイ)が、ちょっと色っぽい。
子分のひとりにレイモンド・バーがいることは、観たあとに調べて、初めて知った。レイモンド・バーといえば、テレビシリーズ「鬼警部アイアンサイド」、それに映画「裏窓」ですね。
ヴェラ=エレンは、他に、以前観た「踊る大紐育」(1949年)や、「ホワイト・クリスマス」(1954年)などの出演作がある。今回も、見事なダンスを見せてくれている。
ハーポがハープを弾く場面では真面目な顔に。他の場面の顔と違う真面目さが違和感あり!
チコはピアノを弾く。上手い。
楽器ができるんだねー。
 あとで見直すのは、マリリンのシーンだけかな。〔2007・1・28(日)〕


ラヴレース☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・3・1(土)〕


ラスト、コーション」☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・2・9(土)〕


ラスト サムライ☆☆☆★勝元たちの突撃の場面は、ダアダアと涙を流しながら観ていた。名誉とともに滅んでいこうとするサムライたちの姿。
こうするしかなかったのかという思いは、観た後も、どうしても消すことはできないが、このように見せられたら、もう感動するしかないのだった。
真面目に、しっかりと作り上げた映画。日本についての描写も、おかしいところはほとんど気にならない。
日系アメリカ人などではなく、きちんとした日本人俳優を多く起用したことも評価したい。
どこでも言われていることだが、渡辺謙をキャスティングできたのは、この映画にとって幸運なことだったといえる。
監督をはじめとするアメリカ人が魅せられて映画にしたいと思ったサムライ・スピリットを、渡辺謙は、特に外面的に、見事に表現できる俳優だったからだ。
ユル・ブリンナーを思わせるという意見(たぶん「荒野の七人」のガンマンを言っているのだろう)にも納得。つるんとした頭や鋭い風貌が似ているし、ストイックでもある。(ついでに、親玉であるのも一緒。)
トム・クルーズの映画というと、ついそう思ってしまうような、トムのワンマン映画でなかったのもよかった。渡辺謙の存在、彼が演じた勝元の生き方が、映画の大きな部分を占めていたのが幸いしたと思う。
勝元にとって、刀を捨てることはできなかったのか。
先祖が数百年守り続けてきた故郷の村の歴史を守るために、刀を捨てることはできなかったのか。
刀を捨てて生きることが、もっとも勇気のある行動だと思うが。
近代化についていけない不器用な人間たち。
少し残念で、悲しい、しかし、だからこそ、美しい感動もある物語になるのだろう。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・12・23(火)〕


ラスト・スキャンダル〜あるハリウッドスターの禁じられた情事〜☆☆★俺A「エロール・フリンの実話だって」
俺B「フリンだけに、女好きか。エロ(ール)だし」
「WOWOWの予告編で、マリリンの歌がバックに流れてたから、彼女、出てくるのかと思ったら」
「まったく出ませんでした。曲も使われていませんな」
「同時代を生きたスターだから、会っていても不思議ではないが」
「『アリスのままで』の脚本・監督コンビの過去作品なんだって。『アリス〜』は見てないけどな」
「フリンが、撮影所で可愛い女を見かけて、友人のオリー・ケリーに頼んで自分のところへ連れてきてもらう」
「オリー・ケリーって、ハリウッドの衣装担当で、のちにマリリン主演の『お熱いのがお好き』でアカデミー賞とってる人だから、驚いたよな」
「フリンが、その可愛い女優の卵に手を出したら、彼女がなんと15歳だと後でわかる」
「知らなかったんだから、しょうがないか」
「でも彼は彼女を好きになって、じゃあ母親を同伴していつも3人でいれば、まーいいんじゃないか、なんて考える」
「年齢がバレたら、なんにしてもダメだけどな」
「ダコタ・ファニングさんが、この15歳役。映画では17歳までを演じるのかな。ダコタ本人も18歳くらいだったんじゃないか」
「母親が、スーザン・サランドンさん。パツキン母娘で、これアリだな」
「エロール・フリンがケヴィン・クラインで、フリン本人に少し似てるよ」
「でも、50で亡くなったんだな、フリン。プリンだったら、もっとプルプル」
「何を言ってるのかな〜。俺Bさん? あれ、どっちがAかBかわかんなくなっちゃったな」
「それにしても、コメント欄オンリーの俺たちのはずだが、レビューしていいのか? ボーさん怒らないか?」
「気づかないうちなら、いいんじゃね?」
「よし! そういえば、キューブリックも出た。彼が撮る予定の映画『ロリータ』に自分たち主演でどうだ?と売り込んでたフリンだが、未成年は…と渋い顔されてた」
「ショーン・フリンって、どうやら、エロールの孫がちょこっと出てるんだが、ダコタとバイクに乗ってたヤツかな?」
「…てことでだ、結論をまとめるとだな、本作、こんなことがありました、って知ることができたのはいいが、それだけのような印象」
「きっぱり、まとめたな。そうだな、感動したりしないからね。心に来ないっていうか。もっと愛情がどうとか気持ちがどうとか、ぐっとくるものがあれば」
「15の娘を芸能界に。ステージママは、いつの時代にもいるものだな」
「フリンも、問題児だったらしく、酒、タバコ、クスリでもボロボロだったのかもしれない。最後に若い子と一緒で、楽しかったのかな」〔2017・5・11(木)〕


ラストタンゴ・イン・パリ☆☆☆有名だし、観ておくべき映画なのかなと思い、ちょっとエッチそうな映画であるのにも半分興味を引かれ、というわけで観てみました。
うーむ。
ラストに至るまでは、つまらない映画だなあと思ってました。
貸し部屋で偶然出会った男女(マーロン・ブランドとマリア・シュナイダー)が、その場で体の関係をもつ。だいたい、そういう状況が信じられないところがあるんですね。そう簡単に事が運ぶものか、という。ま、映画だから、いいといえば、いいんだけど。
男は、この部屋で、お互いに名前を名乗らずに、再び会うことを女に提案する。で、素性のわからない同士の男女の関係が始まる。現実から離れた世界での関係。
女、マリア・シュナイダーのほうには彼氏がいて、彼は彼女主演で映画を撮っている。この彼氏を、フランソワ・トリュフォー監督の映画の主演でおなじみのジャン=ピエール・レオが演じる。
男、マーロン・ブランドのほうは、妻を自殺で亡くしている。
途中の展開は意味がよく分からなかったり、唐突に思えるところもあり、つまらない。眠かったせいかもしれん。というか、つまらんので眠くなったのか。それは定かでない。
マーロン・ブランドが後ろからマリア・シュナイダーにのしかかる場面では、ブランドはズボンを脱いでいない。下げてもいない。これが不思議。こういうの、普通ですか? つまり、ジッパーを下げて、アレを出しただけで結合してるとしか見えない。
向こうの人には普通のことだったりして?
この場面を見て、なんだか醒(さ)めました。その違和感で。
ブランドが尻を出すのを嫌がったのかと思ったら、あとのシーンで、わざわざ出してたしなあ。分からん。
公開時は、大物俳優ブランドと当時19歳か20歳の新進女優シュナイダーのラブシーンが、センセーショナルに取り上げられていて話題だったけど、ぜんぜん、たいしたことはない。
その頃の映画雑誌の記事で、ブランドと本当に事をなしたんですか?という問いに答えて(聞くほうも聞くほうだが)、シュナイダーが「本当に、やりはしないわ。彼にそんな魅力感じないもの」などと言っていたのを、なぜか今でも覚えていたりする。(のは、なぜだろう?)
ラスト、現実に戻った男女の思いは、決して重ならない。その末路。
ラストは良かったんだけど、しかし、そこに至るまでは、いかにも退屈だった。ただ、思い返してみれば、もしも見直してみたら、けっこう良かったりするのかもしれない。
もしかして、劇中で彼女の映画を撮っていることや、レオ君が出ていることに、何か意味があるんだろうか、なんて考えてみるけど、分かりません。
なんでレオ君が自主映画みたいなものを撮っているのか、なんだか不自然という気がしてしまったし。
ラストがなければ、いま現在の感覚では、星2つくらいにしかならない。〔2007・7・16(月)〕


ラスト5イヤーズ☆☆☆★アナケン歌いまくり!
正確には、約2分の1歌いまくり。
彼氏(夫)役のジェレミー・ジョーダンが半分歌う。
アナ・ケンドリック嬢とジョーダンで、映画のほぼ全てを歌で埋めているのだ。ジョーダンではない。
ミュージカル好きな私だから、90分ほど、ふたりの歌唱力を堪能したが、ミュージカル嫌いなタモリだったら地獄の責め苦かもしれない。
心のうちを歌にして、ふたりの関係を表現する。
彼女は女優を目指し、舞台のオーディションを受けつづける。
彼は作家を目指す。
彼は成功していくが、彼女は芽が出ないまま。
彼女と彼と、1曲ずつ交代で歌う(デュエットもあったかな?)のだが、時間軸がごちゃごちゃ(タイトルから、5年間の中の出来事だろうとは想像できる)。
見た後でネットでチェックしたら、彼女が歌う場合は、最後の時から時間をさかのぼっていて、彼が歌う場合は、出会いの頃から時間どおりになっている、という構成なのだそう。
…言われなきゃ、分からないよっ!
見ている観客(私)に分からないんだから、試みは失敗。もっとも、理解して見ていても、それほど意味はないと思うが?
ふたりの気持ちがつながらない様子は、せつないし、でも、成功していく者、成功できていない者、その溝が埋まらずに、お互いの生き方が離れていてはどうしようもないのか、などと考えながら見た。
アナケンは、もう有名だけど、オトコのほうのジェレミー・ジョーダンは、名前と顔から、あ、「SMASH」のシーズン2に出ていたやん!と気づいたよ。
1回見ただけでは記憶に残るようなキャッチーな歌はないが、ふたりの達者な歌いっぷりは楽しめる。
うまいなあ〜って、ほれぼれもする。もっと聴いていたい気もするなあ。
「ラスト5イヤーズ」と、ひとつの文を、カタカナと数字をまぜて変な表記にしているのは、いやだ。〔2016・4・3(日)〕


ラスト・ブラッド☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・5.24(日)〕


落下の王国☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・10・26(日)〕


ラッシュ/プライドと友情☆☆☆ふたりのライバルの生き方の対照が、よく出ている。
こういうレースの映画は、私は「栄光のル・マン」くらいしか思い浮かばなくて、久しぶりだなあと感じる。
ジェームス・ハントとニキ・ラウダ。ラウダのほうは名前に聞き覚えがある。
レースはテレビでも見たことはなく、ほとんど知識はないが、マクラーレンとフェラーリに所属していたんですね。
クルマに恵まれないと、きっと勝つのは難しいのだろう。
レースで1位2位を争えば、お互いに意識して当然だし、好敵手にもなりうる。
ラウダの場合は、妥協できる以上のリスクがあるレースは無理をしない。
「やめる勇気」もあることを教えてくれる。
ハントの場合は、楽しくなきゃね!と言って生きる。
実際はナイーブなのに楽しそうに振る舞っているようで…それも、ひとつの生き方。
映画のナレーションでは、2年たって引退したらしく、レースそのものへの執着は少なかったのかも。
本人たちの実像と、どれほど近いのだろうか。
最終戦が日本で開催というのが、なんだか誇らしいような気持ちに。ここで最終順位が決まるなんてねえ。
今は、やってないのかな。
あまりにも、「するりっ」と、上出来なので、余韻が残らないというのか感動しないというのか…無難といってはいけないのだろうが、器用貧乏に近いような監督のせいか? たぶん、私があまのじゃくのせいもあろう。好き度は普通。〔2014・12・25(木)〕


ラビット・ホール☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・11・6(日)〕


ラビリンス/魔王の迷宮☆☆☆ わりと子ども向けだったんだなあ。マペット(操り人形みたいなの)もそんな感じだし。   
1987年に見て、また見たいなと思っていて…何年ぶり?
15〜16歳のジェニファー・コネリーさんの美少女ぶり。体格も豊かっぽくて、胸が大きいよね!(どこ見てるのか!?)
デヴィッド・ボウイが歌って、マペットとのミュージック・ビデオのようにもなっていたり。
赤ちゃんの弟をゴブリンの王様から取り戻すために、迷路などの障害を乗り越えて城に向かうジェニファー。
お供もできるし、ちょっと「オズの魔法使」を思うところも。
オープニングで、コスチュームプレイ(歴史劇)なのかと思わせておいて、あ、違った! とダマされたよ。
「ハイヨー、シルバー」という有名な掛け声を使っているのを、はじめて映画で見た気がする。
(テレビドラマの「ローン・レンジャー」で、愛馬を走らせるときのもの、らしい。)
ジム・ヘンソン作品は「ダーククリスタル」(かなり好きだった)も再見してみたい。〔2015・11・3(火)〕


ラブ・アクチュアリー☆☆☆☆ワンダフル!と言いたい(なんとなく英語で)。Love is all around.愛は、そこらじゅうに溢れている。
空港での出会いを例にとったところが、素晴らしい着眼。
アメリカ(大統領や女性)をけっこう皮肉っているから、アメリカの保守層(というか何というか)には受けないのではなかろうか。
いろんな愛を描いている映画、ということだけ知っていて、きっと好みの映画だろうと思っていたが、まったくその通り。
幸せな気持ちになり、でもそれだけではなく、心にちくりと痛い話もある。
主な出演者が19人、としてあったが、それを混乱なくまとめて見せるだけでも、すごいんじゃないですか。
年老いたロックスターを演じたビル・ナイは、私には「アンダーワールド」でのバンパイアの親分役でお馴染みになっていたが、放送禁止用語すれすれの言動で反骨精神旺盛なロックオヤジ。よかったよ。
他にもいっぱい俳優が出てるけど、トーマス・サングスターがよかった。誰だそれって? 子役だよー。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・2・14(土)〕


ラブ・アゲイン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・12・11(日)〕


ラブ&ドラッグ☆☆★アン・ハサウェイ(の裸)に尽きる!(ほぼ断言)
男は遊び人でチャラチャラとしていて、見ていて好意など持てないし。
弟は輪をかけたエロガキだし。
ファイザーのセールスになる…実名の会社が出るって驚いたけど、映画の製作会社、ファイザーから宣伝料でももらってんのかいなと思ったよ。
え? 実話ですって? へー。
男がバイアグラの担当になってから、一段とセックスコメディっぽい。
アンちゃんが若年性パーキンソン病。
彼は、病気の彼女と一緒に生きていけるのか、その覚悟を問われるわけで、その決断の告白シーンは泣ける。お約束のように…。
アンちゃんの素晴らしいヌードだけは、永久保存したい。〔2013・4・7(日)〕


ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて☆☆☆ブライアン・デ・パルマ監督の「パッション」は、この作品のリメイク。
だいたい展開は同じだったが、ラストはデ・パルマ版のほうが、かなりストーリーを追加していることが分かった。その部分こそ、デ・パルマらしさが満載なわけなのだった。
「パッション」と違うところを挙げてみると…
仕事内容が、スマホの宣伝じゃない。じゃあ何だって聞かれると、なんかよく分かりません。(笑)
クリスティン・スコット・トーマスさんの上司は、ヘンタイ的なエッチはしていない。(「パッション」では、レイチェル・マクアダムスさんの役。)
舞台は、ドイツじゃなくて、パリ。
エロビデオを上司に見られる、という場面は、なし。
ビデオパーティーで侮辱を受けたリュディヴィーヌ・サニエさん、笑うことはなかった。(「パッション」では、ノオミ・ラパスさん、やけ気味で笑ってた。)
リュディヴィーヌ・サニエさんの姉が出てきた。(「パッション」では、ノオミさんの家族は、まったく出てこない。)
犯人が初めから分かっている。
ほかにもあるが、大事なネタばれにもなるかもしれないし、やめとく。
「パッション」と、ほぼ同じストーリーで、しかもラストは、え、そこで終わり!? な風だったので、私としては、デ・パルマ的付け足しが豊富だった「パッション」のほうが面白いと感じた。
音楽は、フェイロー・サンダースという人で、琴も使ったメロディがおもしろい。琴の奏者はYoko Ito Gatesと出ていた。〔2013・10・29(火)〕


Love Rider〜until I find the key to her heart〜☆★公開初日の初回、神保町花月。観客は7人。あちゃー。30分の短編2本立て。同時上映は「I LOVE MARILYN」。
上映前にかかっていた音楽が、マンハッタン・トランスファー。きれいなコーラスが耳に心地よいボーカルグループ。なつかしいなー。
選曲が、おしゃれ。劇場の椅子も、おしゃれ。
帰りにはコインをくれて、オロナミンCの自動販売機に使える。
そういう環境は良かったのだが…。
映画は、バラエティそのものの「I LOVE MARILYN」とは違って、一応ドラマになっていた。
堤下敦(お笑いコンビ「インパルス」の片割れ)は、やり手のデイトレーダー(株取引を行う投資家…かな?)。
プレゼンの結果、プランを採用され、相手の会社に出向することになる。
同じ会社に勤める彼女とは、しばらくは離れ離れだ。
彼は出向先の女社長に、うちで働かないかと誘われるが…。
学芸会の域を出ず。泣かせも笑わせもしないだけ、学芸会よりも下かもしれない。作り手の自己満足ですね。
ストーリーが終わってから、共演者たちが本音をもらす。堤下の悪口言い放題。
もちろん、この部分も脚本だろう。
しかし…蒲生麻由さんとキスするとは…堤下、得したねー。
タイトルは、「愛のライダー(注:堤下がバイクに乗ってるから)〜彼女の心への鍵を見つけるまで〜」て感じですか。
脚本は、堤下敦と長澤佳也。〔2007・9・29(土)〕


ラブリーボーン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・2・13(土)〕


ラプンツェルのウェディング☆☆☆★ラプンツェルの結婚式の裏で何があったのか!? 「塔の上のラプンツェル」の続編短編。6分ほど。
結婚式での指輪2つを持って登場したのは、馬のマキシマスと、カメレオンのパスカル。ところが、紙吹雪のせいでマキシマスはくしゃみをしてしまい、指輪が転がり落ちていってしまう。2つの指輪を追って、マキシマスとパスカルが大活躍!
以前から、YouTubeでは見ていたが、今回はWOWOW録画からなので、ちゃんとした映画観賞として数える。
スピーディで楽しめる。マキシマスがフライパンで連続して叩かれるのが、いちばん笑えたかな。指輪交換までの神父のお話の時間が長くて、助かったね、マキシマス&パスカル!〔2017・9・15(金)〕


ララミーから来た男☆☆☆★アンソニー・マン監督、ジェームズ・スチュアート主演の西部劇。
ふたりが組んだ映画は、1950年代に集中して8本ほどはある。西部劇が多いイメージだが、「グレン・ミラー物語」も、このコンビ作品なのだ。
老牧場主(ドナルド・クリスプ)と、出来の悪い息子(アレックス・ニコル)、息子の目付役(アーサー・ケネディ)、対立する牧場の女主人(アリーン・マクマホン)などの人物配置がうまくできていて、それぞれの行動や感情については、なかなかに見ごたえがある。
怒りを爆発させて相手にずんずんと歩み寄っていく映像表現や、手を撃たれた仕返しに、相手を捕まえて同様に手を至近から撃ったり、かたき討ちに行くものの視力が落ちているせいで果たせず、相手を目の前にしながら帰り、そのままあきらめていたりと、こんな描写をするのかと、ちょっと驚くような、印象に残るシーンもある。
おもしろかった。〔2014・11・8(土)〕


ラ・ラ・ランド☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・2・26(日)〕

☆☆☆☆★2回め、素直に、よかった。イオンシネマ 板橋にて。
初回観賞は、どんだけ受賞してんだっぺか、おい、そったら、はあ、すごいんかい、おまんは?(どこの人だよ)と多少かまえて観た感もあり。
だが! いいよ、いいよね!
1曲め、“Another Day of Sun”から楽しくて、うれし泣きする。
この場所で、みんなで、歌うかよ! びっくりするし。
そのうちに遠景まで見えてくると、マジ、ここで撮影したのかっ、と感嘆する。
曲が終わって、タイトルが出るところで、これはもう、拍手したい! 拍手していい日本の上映会は、ないの?? アメリカとかだったら拍手していいよね?
しかも、この1曲め、主役が出てこない、関係ないのか! ええ!? と思いきや、ちゃんと、そこから、つながりがあって、ふたりが登場、そのうえ、出会いまで果たしてしまうんだから、すごい。うまい。
2曲め、“Someone in the Crowd”も楽しくて、楽しすぎる!
女の子たちの楽しい気分に乗って。
いったん、エマ・ストーンさんの歌が静かになって、ああ、終わったかと思ったのに、間奏がゆっくり小さく続いていて、だんだん大きく、テンポも速くなっていくところが、もろに好みだよう、うっうっ!
エグゼクティブ音楽プロデューサーが、マリウス・デ・ヴリーズだと知って、おおっ!と思うよね、そりゃ! だって、私が大好きな映画「ムーラン・ルージュ」も、「エンジェル ウォーズ」も、彼が関わっているのだから。どちらの映画も、音楽が最高にイカしてるんだから。好みの音楽映画に関わってくれる確率が大なヒト、お方、才能なのか。
サウンドトラック盤を聴いてみると、音楽は全体に、ジャズに寄っている気がする。
主役男子が、ジャズ好きなピアニストの役柄だから、もちろん、それでいい。
(話はそれるが、マリリン・モンローさんが映画で歌った曲も、ジャズに分類されていいようなものは多かった。)
ライアン・ゴズリングの歌は、ちょっと不安に聞こえる。
エマ・ストーンさんのほうが安心して聴ける。
私がフェミニストで、ひいきをしているのではなく、普通にそう思う。
アカデミー主題歌賞をとった“City of Stars”は、私はそれほど好きでもない。
聴けば、いい曲だとは思うが。
エンディングで、ハミング・バージョンもあったことが印象を深くしたのかもしれない。
映画のなかで何回も現れる歌が、やはり主題歌の地位を得るわけか。
ジョン・レジェンドが歌う、ロック調の曲は、1曲だけ毛色が変わったものが、ポンッと入っているイメージだが、曲としては悪くない。どころか、いい。
けど、アルバムとして聴くと、統一感はなくなる。
エマちゃんが歌う“Audition (The Fools who Dream)”は感動的。
これ聴いたら、やっぱり、歌うまいじゃん、エマーッ! と思いつつ、涙なしには聴けない、盛り上がり必至。
これも、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされてましたね。しかし、主題歌といってよさそうなほうの「シティ・オブ・スターズ」には負けちゃいますか。
ハッピーエンドが好きな私だけど、怒涛の切ないラストも大満足。エンドマークの時点で、またもや拍手したい。ブラボーと言いながら拍手したい。拍手していい日本の上映は、ないの?? アメリカとかだったら拍手していいよね?
うー、今度は、いい音の上映館で、ラストになるかもしれないが、3回目を観たい。〔2017・3・5(日)〕

☆☆☆☆★3回め、立川シネマシティの極上音響上映。
いい音なのだろうけど、あんまりよく違いがわからない。すみません!〔2017・3・11(土)〕


乱気流/タービュランス☆☆☆★スチュワーデス大活躍な「エアポート'75」(1974年)を思い出させる状況に。
ジャンボジェットが乱気流で危険な目に遭うんだろうなと、題名と映画紹介写真から想像した。
出だしは、殺人犯を尾行する警察、なので「ん?」と思ったが、犯人2名を飛行機で護送することになり、ここから本番か、と納得。
凶悪なヤツ(こいつが、現在も絶賛活躍中のブレンダン・グリーソンだとは、あとで調べて知った)のおかげで最悪な事態となる。
スチュワーデス(今なら、キャビンアテンダントというべきか)とレイ・リオッタ(いいヤツか悪いのか途中までわからんとこがよい)の1対1の緊迫対決をはじめ、ツッコミどころはあれど、おいおい! と笑って楽しんで、はらはらして見たほうがお得!?
同じスチュワーデス役のキャサリン・ヒックスさんのほうが好みなんだけど、ローレン・ホリーさんが主演なのだ! 逆の配役でもよかったのに。
自動着陸ができるなんてね! この当時って、ボーイング747かな?
しかし、まあ、レイ・リオッタ、なに考えてるのか、わからんような役が似合う。〔2017・4・4(火)〕


ランゴ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・11・3(木)〕


ランゴリアーズ☆☆☆★「スティーブン・キングのランゴリアーズ」というテレビ・ムービーのタイトルのようだが、めんどくさいので「ランゴリアーズ」にする。
原作は読んでいて、感想も書いた。
おもしろかったから、映画のほうも見たかったのが、やっとレンタルできた。
3時間ある。90分の前後編で放送したのだろう。
長いから、ていねいに話が進む。原作との違和感はなかった。
機長さんが、いろんな映画でおなじみの、デヴィッド・モース。推理作家役のディーン・ストックウェルという人も、よく見る名前。
あとは、あまり知らないが、トップに名前が出たパトリシア・ウェティグさんは、売れてる女優さんなのだろうか。文通している彼氏に会うために飛行機に乗る人の役。
飛行中の旅客機に乗っていた人が、数人を残して消えてしまった。残された人々のサバイバルが始まる。というお話。
原作でも、アブナイ奴にハラハラさせられたが、映画化に際しても、この人物、かなりのインパクトがある。トゥーミーさんです。ブロンソン・ピンチョットという俳優が演じてる。
目が見えない少女は勘が鋭いし、秘密工作員みたいな人もいるし、推理作家に至ってはミステリ解決の手助けになる。
上手い具合に登場人物が配置される。
若い女の子(キンバー・リドル)が、乳首がわかるっぽい服装なのは、視聴者サービスかな?(笑)
ランゴリアーズという怪物が、映像化されているのは、びっくり。
本を読んだときは想像してただけだから。
毛むくじゃらで、口しかない怪物…なるほど、こういうものか。
キングの考えた、時間の流れ。過去の時間はどうなるのか。
有り得るかもしれない!?
英語でいいなら、今、YouTubeで見られますね。〔2011・6・25(土)〕


ランナウェイズ☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・5・21(日)〕


リアル〜完全なる首長竜の日〜☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・6・1(土)〕


リアル・スティール☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・1・9(月)〕


リーピング☆☆☆キャサリン(ヒラリー・スワンク)は、ある理由から牧師をやめ、いまは大学教授として、超自然現象と見える出来事を科学的に解明しようと奔走している。
男の子が死んで、川の水が赤くなったことについての調査依頼で、現地に向かうキャサリンと助手。異変は、死んだ男の子の妹ローレン(アンナソフィア・ロブ)のせいだとされているらしい。
調査をするうちに、次々と異様なことが起きる。
出エジプト記の「十の災い」が順番に出現してくるのだ。十の災いとは、「血の災い」「カエルの災い」「ブヨの災い」「アブの災い」「疫病の災い」「腫れ物の災い」「雹(ひょう)の災い」「イナゴの災い」「暗闇の災い」「最後の災い」。
聖書には詳しくないので、あまり実感はなかったが。
ブヨやウジが出るので、たとえCGとはいえ、ちょっと気持ち悪い。
住人のデヴィッド・モリシーは、いかにも怪しい。神父のスティーヴン・レイの関連する場面は必然性が分からない。
途中までは、いまいちだったが、終盤の「どんでん返し」には、びっくり。それまで、まったく気づかなかったので、気持ちよく驚いた。こういうとき、あまり先読みしない私は、お得かも。
そのうえ、ラストでダメ押しあり。だからさあ、そんなに簡単に○○○していいのか?と思ってたんだよ…。
ヒラリー・スワンクは、さすがに、いいです。こんな色物系(?)の映画でも、しっかり画面を締めてる。
そして、注目のアンナソフィア・ロブ(「チャーリーとチョコレート工場」、「テラビシアにかける橋」)。しゃべったのが、ラストシーンだけだった気がするが、その凛とした美少女ビジュアルが、謎の少女役にピッタリ。
イナゴ少女現る、という宣伝のキャッチフレーズがあったらしいけど、そういうのは1シーンだけだから、あまり宣伝文句につられて、思い込まないほうがいい例ですね。
原題にあるreapを調べると、刈り入れる、収穫する、(報いなどを)受ける、とある。
また、the (Grim)Reaperで、死神の意味にもなる。〔2008・6・28(土)〕


リオ・グランデの砦☆☆☆ジョン・フォード監督の騎兵隊3部作のラスト。ジョン・ウェインの妻の役を演じるモーリン・オハラが美しい。父と同じ隊に配属される息子がクロード・ジャーマンJr。この子は「子鹿物語」に出ていた。それから4年後の映画である。
騎兵隊の活躍同様、夫婦、親子の愛情も大きく描かれていると思う。
騎兵隊に普通にあるものなのかは知らないが、コーラス隊がいて、叙情的な歌を、たくさん聞かせてくれる。〔2003・4・13(日)〕


離愁☆☆☆☆ジョルジュ・シムノンの原作。ドイツ軍の侵攻から逃げる人々を乗せた汽車の旅で展開する出来事。死の脅威に追われる、とらえどころのない恐怖感がある。
ロミーの、はかなさの溢れる存在は素晴らしい。
相手役のジャン・ルイ・トランティニャンも、ごく平凡な男っぽくていい。
ラストシーンは、まさに名シーンといえるだろう。これで泣けない人がいたら、情の薄い人間である。〔2003・10・12(日)〕


リセット☆☆浅草中映劇場にて。
ぼんやり、ぼやけた、あいまいな映画。
おーまいがっ! あいまいみーまいん! と叫びたくなるような(?)(笑)
「エンジェル ウォーズ」を観にきた名画座での同時上映なので、中身は何でも、どうでもいい1本なのだが、それにしても、つまらなかった。
観ていて眠くなってきた。
以下、ネタばれ。
夜、いきなり電気が消えて、人体消失。
人間が消えて、服が残っているあたりは「ランゴリアーズ」を思い出す。
背後で飛行機が墜落したりして、はじめの雰囲気はOK。
で、7番街で残された人間、ほぼ4人のサバイバルが始まるわけだが…。
闇に呑み込まれると消えてしまう人間。
光があるところに闇は襲ってこないんだなというのは、なんとなく分かったが、登場人物たちも、なんとなく理解したのか、それをいつ知ったのか、よく分からん。寝そうになって観ていたせいか。安全基準がよく分からない。
敵が光に弱いのなら、はじめに襲ったときは明るかったはずだが、なぜ襲えたのかとか、あとの場面では、生き残りの人たちが電気を節約しようと考えないのは、どうなのよ、とかツッコミどころが、いくつも発生。
私は存在している、と呪文のようにつぶやきながら、自分が消える恐怖と戦うあたりは、普通そんなこと言わないだろ、とか。
「スター・ウォーズ」シリーズで有名になったヘイデンくん、本作での役名がルークというのも、ジョークに決まっているよね。
ルークといえばルーク・スカイウォーカーで、前3部作の主役。ヘイデンくんが演じたアナキンの息子だ。
そういうことを考えると、ジョークを交えて作ったのかもしれないが。
得体のしれないものに消されてしまう人間の存在、その恐怖を象徴的にあらわしたものにしても、もう少し面白くしてくれないものか。
もう1回見たら、その面白くないところも味になってきたりするのかも?〔2011・8・21(日)〕


リセット☆☆☆監督が、…ん? ファムケ・ヤンセン!?
ミラジョボさん主演というのでチェックしようと見てみたら、なんと、あのX-MENのファムケさんが初監督の映画だとわっ!
(正確な用語は「〜だとはっ!」です。)
ファムケさん、原案、脚本まで書いてるらしい。
シングルマザーのミラが、クルマをかっぱらって売りさばいたりと、つまりは犯罪によって息子と2人、食べているようで。
母子は、わりと楽しげに生きていて、コメディタッチですが、なんといっても悪いことしてるわけで、ついには2人に試練のときが訪れる。
そこからは、母は更生しなきゃ息子と一緒に暮らせないという話になって、ちょっとシリアスっぽい。
母と息子の絆。
母という存在は素晴らしいです。
東欧出身という設定そのままのミラもミラっぽくて、いいです。(スーパーアクションはしないけど。)
劇場未公開ということだが、リセットという安易な題名が、ヘイデン君の永遠の「迷作」である「リセット」と同じで、ややこしい。〔2012・3・10(土)〕


Returner リターナー☆☆☆日本製VFX(ビジュアル・エフェクト=視覚効果)アクション。金城武と鈴木杏の主演。それほどダサくもなく、いい線行ってる。E.T.みたいな宇宙人をはじめ、ヒット洋画のネタ満載。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・9・7(土)〕


リチャード・ニクソン暗殺を企てた男☆☆★ナオミ・ワッツ嬢目当てで観に行った。失敗。あまり出番がなかったよ。
ショーン・ペンの一人舞台だった。
妻子と別居して関係修復がうまくいかない、仕事にも適応できない、起業のアイデアも思うように運ばない。
何もかもうまくいかない人生に、社会が悪い、大統領が悪いんだ、と考えてしまう男。
そして極端な行動に出る男。
一歩間違えば、そうした道に入り込む人間が実際にいて、それが何ということのない、近くにいる人間であることの怖さ。
同じような境遇にあっても、きちんと生きる人間はいる。彼の行動が身勝手にしか見えないのは、それがその人間の限界なのか。どうしようもないことなのか。
そうならば、救いはない。
ペンの演技を観たい人には、おすすめするが、私は特には好きでもないので…。ここまでショーン・ペンの独壇場映画とは思わなかったぞ。
製作陣に、レオナルド・ディカプリオ、アルフォンソ・キュアロン、アレクサンダー・ペインといった面々が連なっている。
ペンの映画のために、出資するのは惜しくないわけだ。
ナオミさんがブロンドでなくて、黒髪を長くしていたので、最初は別人かと思った。やっぱり、髪によって印象は変わるものだね。
でも、ほんと、脇役に過ぎず、残念無念。ペンとは「21グラム」で、がっちり演技合戦していたのだが、本作では、力の出しようがない。〔2005・6・18(土)〕


Ricky リッキー☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・12・12(日)〕


リトル・チルドレン☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・8・4(土)〕


リトル・マーメイド☆☆☆ おお、この映画のヒロインが、アリエルなんだね!
名前は知っていたけど、はじめて見た。
…でも、やっぱり「ハンサムな王子」に、一目ぼれしてしまうパターンなんだ…。
カニや魚を料理して食う人間とは、人魚や海の世界の住人から見て、仲良くできるとは思えないけど?〔2014・12・7(日)〕


リトル・ミス・サンシャイン☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・12・23(土)〕


リバティーン☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・4・8(土)〕


リピーテッド☆☆☆記憶障害で、前日のことを朝には忘れてる、って、似たような映画があった気が。
その特異な記憶力のせいで生まれるサスペンス。
朝起きたら何も覚えていないから、となりに寝ている男が夫だと言っても、本当なのかどうか分からない。
夫と医者の、どちらが怪しいのか? というお話になっていく。それとも、ほかに?
開巻そうそう、ニコールの後ろ姿のヌードあり。年齢を感じさせない。(だからこそ、見せられるのだろう。)
撮影時は40代なかばだけど、役柄は40歳。
彼女が記録に使うカメラがLUMIX。パナソニック製だ。
単純な私は、明かされた真実に、びっくりしたのだった。(よい観客だ。)
ただ、よく考えてみると、いろいろと、そんなに、うまくいかないでしょう、と思いました。
でも、やっぱり、とにかく、ニコールは好きだなあ。〔2016・9・6(火)〕


掠奪された七人の花嫁☆☆☆★山奥に住む7人の兄弟が、町の娘を嫁にしようとすることから巻き起こる騒動を描いたミュージカル。
兄弟が、娘たちをめぐって、町の男たちと張り合うさまをダンスに振り付けたシーンは、アクロバティックで面白い。「ウエスト・サイド物語」のダンスの先駆のようにも思える。その「ウエスト・サイド物語」に出演することになるラス・タンブリンが末弟の役で、目立っている。〔2004・7・3(土)〕


猟奇的な彼女☆☆☆☆韓国映画は、いままであまり観たことがないが、これは面白かった。軽く笑えるギャグも多いが、ラストには泣ける。そんなうまい話があるか、といわれてもいい。こうなってほしい、と願ったラストを、思いがけない鮮やかさで持ってきたから、それでいいのさ!
この彼女、少しは優しくなるのでしょうか。あのままじゃあ、可愛いけど、付き合うのが大変すぎです。〔2004・6・5(土)〕


旅愁☆☆☆ジョーン・フォンテインとジョセフ・コットンによる、束の間のラブ・アフェア。
イタリアの名所観光場面を映画に取り上げたのは、デビッド・リーン監督の「旅情」よりも早い。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調は、マリリンの「七年目の浮気」でお馴染みだが、「旅愁」でもジョーン・フォンテインがこの曲を弾く場面が多い。「逢びき」でも使われていたし、この曲のドラマティックさが映画と合うのかも。
ジョーン・フォンテインは、「レベッカ」(1940)、「断崖」(1941)の印象が私には大きいので、この映画ではイメージが違う。これが1950年の映画というせいもあるのだろう。10年違えば、見かけの印象も変わるかもしれない。なんにしても、きれいなことには変わりないが。
フランスの名女優フランソワーズ・ロゼエが英語できれいにしゃべっていたし、「ドライビングMissデイジー」のおばあちゃん姿しか知らないジェシカ・タンディの若い頃を初めて見た。
セプテンバー・ソングは有名らしいが、私はあまり聴いたことがない。
エンディングは、まっとうな終わり方で、やっぱりそうなのかなあ、という感じ。〔2003・9・20(土)〕


旅情☆☆☆★キャサリン・ヘップバーンさんの追悼特番。すべて、ベニスで撮影していて、1955年当時のベニス観光映画としても観ることができる。
ベニスに旅行に来た女性が、束の間のロマンスと出会う物語。
お金をためて、やっと来られたベニス。ひとりで気楽に楽しむ、と周りには言うが、やはり、ひとりでは寂しい。そのあたりの表現がうまい。
彼氏のロッサノ・ブラッツィに出会うまで、映画が始まってから1時間もあったんだねー。
彼が既婚者だと知ってショックを受けるけど、やっぱりデートはしちゃう。
でも、このままずっと続くことはないと、彼女は去っていくのであった。
男は、好きだ、ずっと変わらない、と言って、好きな気持ちに嘘はないけれど、じゃあ、別居中の妻と離婚して彼女と一緒になるか、といえば、そこまでやるとは思えない。
彼女はそれに気がついた。
ほろ苦いけれど、それが「いい思い出」になるように、幸せになるといいな。〔2003・7・4(金)〕


リリィ、はちみつ色の秘密☆☆☆☆子どもが主役の映画って、やっぱり、いいものが多いと思う。本作の主演、ダコタ・ファニングは撮影時は14歳くらいのはずで、演じる役柄と同じ年齢だった。
以下、だいぶネタばれ。
14歳のリリィ。彼女は4歳のとき、家を出ていこうとした母親を、誤って撃ち殺してしまった過去をもつ。
たぶん母親がいなくなってから心がすさんで専制的になったのであろう父親のもとでは、家は居心地のいいものではなかった。黒人のお手伝いさんが、傲慢な白人とトラブルを起こしたことをきっかけに、彼女は家を出る。
黒人に参政権を、という話が出ていたから、それで時代背景はわかる。
映画館の入り口が、白人と黒人とでは別になっていたりするのだ。
家で、ハチの群れの夢を見ていたリリィは、運命に導かれるように、はちみつ作りで暮らしている黒人姉妹の家に泊めてもらうことに。
彼女は、姉妹や、その周囲の人々との交流のなかで成長していく…。
とても、いい話。
事故とはいえ、幼い頃に母親を殺した心の傷は、並大抵のものではないだろう。その苦しみを10年間抱えてきたのだ。
はちみつ作りの姉妹は、オーガスト、ジューン、メイ。8月、6月、5月という意味の名前だ。(なぜ7月が抜けているのか不思議だが。幼くして亡くなったのかも?)
やっと彼女は心の休まる「家」に、たどり着いた。
若い黒人男性との、ほのかな恋も生まれたのだが、この顛末(てんまつ)を見ていて、私はハッと気づいた。
当時(1964年)は、白人と黒人が結婚することは考えられなかったのではないか、と。
3人の姉妹や、リリィと行動をともにするお手伝いさんの個性は豊か。当時の黒人の生き方、感じ方の様々な面を象徴させているようだ。
神様からの赦(ゆる)しを求め、母親の過去に触れ、父親から真実の言葉を聞き、家には3人の「母親」が。
ラストシーンは、これまでの苦しい過去と決別し、自分でしっかりと立ち上がることを思わせる、さわやかなものだった。
ダコタちゃんをはじめ、出演者は、みな好演。クイーン・ラティファは母性そのもののよう。
悲しみを、あたたかさや優しさで覆いつくすような一編だ。〔2010・9・20(月)〕


リリオム☆☆☆1934年作品。フリッツ・ラング監督、シャルル・ボワイエ主演。回転木馬に勤める男が、客になった女性と暮らしはじめるが、男は生来の悪党で、犯罪に手を貸すことになり…。
ミュージカル映画の「回転木馬」が、この話のミュージカル化だとは知らなかった。シャルル・ボワイエ、色男だよなあ。〔2003・4・12(土)〕


リング☆☆☆ハリウッド版との大きな違いは、呪うほう(こちらは貞子ですね)の境遇。○○の中から手が出たのには、びくっとしてしまったよ。「ザ・リング」のほうでは平気だったんだが。
最初の被害者の女子高生役は、竹内結子さんだったのかー!〔2002・11・2(土)〕


リング0 バースデイ☆☆★予想してたより面白かった。いくら不気味だといっても、よってたかって、あれはないよね。あの場面は可哀想すぎるうえに、そりゃないだろ、と白けた気分。
そもそも劇場で、あんな罠を仕掛けるなんて、スーちゃん(あ、わかんない? 田中好子さんです)、ひどいや。憎いからって、他の観客の危険のことも考えてよ。
仲間由紀恵さんは、歩き方など、貞子のイメージっぽくて、よかった。
自分では、どうしようもない能力のために悲劇を招く、可哀想な女性だったんだ。
公衆の面前でいじめられて(ちょっと違うけど)パワーを発揮してしまうのは、少し「キャリー」を思わせた。〔2002・12・14(土)〕


リンダ リンダ リンダ☆☆☆高校の文化祭で、ブルーハーツの「リンダ リンダ」を演ろうと、3日後の本番に向けて練習する女の子4人。
軽音楽部のギター担当が指を骨折、ボーカルが抜ける、というトラブルのせいで、ボーカルは韓国人の留学生! ぺ・ドゥナさんが必死に歌詞を覚えます。
わざわざ日本語がたどたどしい人をボーカルにしなくてもよかろう、と思うが、映画だから、そこが面白いわけで。
ドラムをやっていた前田亜季さんは「バトルロワイアル」で見たことがあるから知っていたけど、急遽ギターを担当することになった女の子がいちばん目立っていたと思った。あとで調べたら、香椎由宇さん。名前は知っていた。なるほどねえ。頭に入れておきましょう。
高校の文化祭、その準備の様子を映画は見せていて、ああ、あんな頃もあったっけ、懐かしいなあ…。
…とは私は思わなかったのだ。
あんまり文化祭に参加した覚えがないのだった…。なんでだろう。興味がなくて、適当にやってたんだろうなあ。
文化祭でいっしょうけんめいに頑張った人ならば、この映画を観て、キュン、となるのかもしれない。音楽をやった人なら、なおさら。
全体的に、力が入ってなくて淡々とした描写。でも、実際の学校生活って、めりはりのあるドラマがしょっちゅう起こるわけでもないし、こんなもんかなあ、とも思う。
何かをいっしょうけんめいにやるって、尊いこと。
彼女たちは、必死に曲を練習したわけだけど、それ以外にも、いっしょに過ごしたことが、お互いに話したことが思い出になるあとで思い出す、それは宝物になるかもしれない。
そういう、ひとときの情熱が、好ましい。
ぺ・ドゥナさんがライブ会場になる体育館で、前夜、ひとり舞台に立つ。
観客のいない前でメンバー紹介をしてみたりするのだが、実際の本番では、たいしたことは言えずに、ただ歌う。
そのあたり、リアル。
彼女たちのバンドは「パーランマウム」という。韓国語で「青い心」という意味だそう。ブルーハーツですね。
「パーランマウム」は実際にミニアルバムまで出した。すごいね!〔2006・8・6(日)〕


類猿人ターザン☆☆☆ジョニー・ワイズミュラーのターザン、1本め。
ボックスセットをいただいたので、見始めた。
モーリン・オサリヴァンさんのジェーンも有名。ミア・ファローさんのお母さんです。本作では、まだ20歳ちょっと。
ワイズミュラー&オサリヴァン版の1作目、ジェーンは父たちと一緒にアフリカ探検に出かける。象牙を取るのが目的の旅らしい。
23分過ぎで、やっとターザンの「ア〜アア〜アアアア〜 」という独特の節回しの声が聞こえて、登場してくる。
ジェーンに興味をもったのか、ターザン、彼女をさらう! やはりオトコの本能か! 笑
ジョニー・ワイズミュラーはオリンピックでは水泳のメダリスト。
水泳で鍛えた肉体に、セリフが少なく、あっても片言なターザン役にはピッタリ。ハンサムで人気も出ただろう。
カバ、ワニ、ゾウ、ライオン、ヒョウなどの脅威は、よく頑張って作ってあるなー。映像利用もあったり、調教されたりするとはいえ、本来は野生動物ですからね。なかには、作り物もあるようですが。
ゾウはターザンの仲間。いい奴らです。
データを調べるのに、最初はパソコンに「類人猿ターザン」と入力してしまった。「類猿人」なんですねえ。〔2016・4・10(日)〕


ルーヴルの怪人☆☆★ソフィー・マルソーの主演。34歳くらいだけど、昔と変わらず可愛いなあ。もう20年近くのキャリアなんだね。大昔から活躍してる…。
これ、「ドクトル・ジバゴ」「恋」などのジュリー・クリスティも出てる。かなりお年を召した(還暦くらい)けど、まだ現場で健在なんですね。
お話は、ルーヴル美術館に来たミイラのさまよえる霊が、夜な夜な出没して騒ぎを起こすというもの。あの世へ行ってもらわないと収まらないわけ。
B級テイストだが、ソフィーだけを目当てに、期待しないで観たので、良し。〔2003・7・19(土)〕


LUCY/ルーシー☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・8・30(土)〕


LOOPER/ルーパー☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・1・14(月)〕


ルーム☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・4・24(日)〕


ルームメイト☆☆☆私の好きな「キョン」の双璧といえば、(言うまでもなく)小泉今日子さんと深田恭子さんだ!   
そのわりに、深キョンの映画やドラマを、それほど見ていないのはどういうわけだ!
今回はWOWOWでやってくれたので、ありがたく。
「ルームメイト」というと、洋画で1992年に、ブリジット・フォンダ、ジェニファー・ジェイソン・リーというコンビで作られたものが印象にある。
でも、今回はリメイクとかではなく、ちゃんと日本の小説で原作がある。
さて、怖がるほうの役は深キョンなのかな?という先入観で見てしまうが、逆でしたね。
イメージと違うほうが面白いから、これは正解でしょう。
「ずっと一緒だよ」なんて美女ふたりでやってると、萌えるっ!
でも! 深キョンの声のトーンが、いきなり変わるところは、コ・ワ・イ・よ。(ちょっとね。) ワイルドなのも、いいよ〜。好きだよ〜。
途中から、そういうことか、とは気づくけれど、終盤は、ひとひねり追加がありました。
原作をかなり脚色しているらしいが、ふたりの主演美女ができるだけ映るようにしてくれたなら、うれしいことです。
はじめに入院しているのが深キョンかと思いこんでいたら、北川さんだった…。似ているんですよね、美女の基本!?
そうか、似ているんだ…そうなんだよね…。〔2015・6・13(土)〕


ル・ディヴォース〜パリに恋して〜☆☆★レンタルがサービスで安い期間だったので、店内を眺めてたら見つけた。この映画の製作当時、ナオミ・ワッツ嬢がケイト・ハドソン嬢と共演するのかあ、と気になった作品だ。去年、公開したみたいだが、気づかなくてスルーしたままだった。(笑)
監督が文芸色のイメージが強いジェームズ・アイヴォリー。でも、本作は、おしゃれに軽く、で統一。こんな映画も作るのかと驚いた。
キャストが、また凄い。やはり、この有名な監督の名のもとに俳優が集まってくるのか。
ワッツ嬢とハドソン嬢は姉妹の役。
映画の最初のほうで、2人がごく近くに一緒にいる場面では、見事にゴージャスなブロンドヘアがダブルで壮観だ。
ハドソン嬢は、大人っぽい化粧にしたり髪型を変えたりして、魅せてくれる。
この2人の共演だけで、もう、この映画は、これでいいや、満足だ。としてしまおう。
というのは、内容としては、いまひとつ、いまふたつ、だから。
ジョルジュ・ド・ラトゥール(わたしゃ知らんけど)の絵画が相続に絡んできたり、エルメスの赤のクロコダイル・ケリーバッグが映画のポイントになったり、お洒落な下着店での買い物シーンがあったり、豪華なフランス料理やフランスの田舎の美しい景色や豪華な美術装置や綺麗なファッションを見せてくれたりと、ひたすらに、おしゃれなのだ。
なのだが、話がアンバランスというか。離婚騒動の発展のしかたが、映画の雰囲気に合わないのかな。あとは、能天気なラブ・アフェアがある。
フランス人とアメリカ人の対比を皮肉な目で語るようなところもあるが、それほど、たいしたことはないように思う。
豪華キャストが、もったいない。
あ、これ、「巴里のアメリカ人」一家だよ、なんて思ったりして。…単なる、パリに来たアメリカ人なんだけどさ。〔2005・6・18(土)〕


ルナシー☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・1・7(日)〕


LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標☆☆☆次元、死す!
…って、そ〜んなわけないと思うが…なあ、次元。
前編、後編の30分番組はテレビ用? 2本つなげて、映画館でも上映したってことかあ。
絵柄が、また変わって。どうしたもんかねえ。
クールでハードボイルドで、かっこいいふうになってるんだなあ、これが。最近のルパ〜ン三世。〔2017・3・4(土)〕


ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE☆☆☆よく作り込んでますねー。
コナン役の高山みなみさんは、前作「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」では、ヒロイン(不二子ちゃんではなくて)を演じていたじゃないですか。おもしろい因縁(というほどのものでもないか)。
はじめの人物紹介が、ルパンのテレビでのファーストシーズンを踏襲しているのがニクイ。
不二子を助けるために宝石泥棒をするルパン。それはルパンとして正しい(笑)。
次元とコナンがパパと息子のような(お笑い)コンビっぽくなっているのは、2009年のテレビスペシャルのVS編で、すでにお互いが顔見知りなのだろうと思い至った。
話の筋が、めんどくさくて(私には)よく分からないのが、いけない。そんなに複雑にしないでよ。コナンに言わせれば簡単なことらしいけれどねー。
峰不二子の声は、現在、沢城みゆきさん。すごくいいと思います!〔2017・3・3(金)〕


ルパン三世 カリオストロの城☆☆☆☆カリオストロの暗殺部隊。このころから宮崎監督、怪物めいたキャラを出してたのね。〔2001・6・15(金)〕

☆☆☆★ルパン三世、劇場版2作目。監督は宮崎駿なんですねー。特にはジブリ好きじゃないので、「ナウシカ」と「千と〜」くらいしか見たことないが。
ルパンが助けようとする女性のクラリスの声は、島本須美さん。私には「めぞん一刻」(1986〜1988年)の音無響子さんが思い出深いのです。
ついでに書いておくと、峰不二子さんの声は、テレビの第1シリーズは、二階堂有希子さんだったけど、以後は映画も含めて、増山江威子さんが担当した時代が長い。
ルパンはクラリスに昔の思い出があって、単なる冒険アクションではなく、騎士道精神かつロマンティックな味つけを施している。
クラリスも、次元や五ェ門に「お気をつけて。必ず無事に戻ってくださいね。ご恩は一生忘れません」なーんて言っちゃうんだーからー、もう、素直ないい子(すぎる)。
時計塔での対決で思い出したのは、去年読んだ「幽霊塔」。宮崎さんがカラー口絵などを描いていて、なるほど、こういうの好きなんだなと、うなずけたのだった。
カーチェイスから始まって、面白く見られる一編で、さすがだなあとは思う。〔2017・2・19(日)〕


ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス☆☆☆安達祐実ちゃん(当時)か! 子役の声。たぶん、ドラマの「同情するなら金をくれ」のセリフで有名になった直後あたりですか?
ルパンの声は、山田康雄なきあと、栗田貫一にバトンタッチ。
山田康雄の特徴あるルパン三世の声を、ものまねで似た感じを出せる栗田貫一が継いだことは、いま考えれば成功だったろう。
まるっきり違う声のルパンにしてしまう手もあったはずだが、山田ルパンのイメージを保ったのだ。
お話はわりと面白い。
ノストラダムスの書をめぐり、最終決戦は高層タワービル。
1本目から順番に見てきて、これは、劇場版第4弾と言いたいところだが、第5弾。(第4弾は 「ルパン三世 風魔一族の陰謀」〔1987年〕で、WOWOWで放送していない。声優がいつもとは違うらしく、それはそれで見てみたかった。)〔2017・2・23(木)〕


ルパン三世 DEAD OR ALIVE☆☆☆顔がマジメ、ハンサムすぎる。
ルパンの、おちゃらけが似合わない絵。
そもそもの漫画のほうの絵は、あまりよく知らないので、それに似せたのかどうかは分からないが。
本作、「北斗の拳」にちょっと似ている絵みたいなときもあるぞ!
とかなんとか言ってたら、監督が原作者のモンキー・パンチだってかい!
けっこう、ハードボイルドなのは、いいと思います!〔2017・3・2(木)〕


ルパン三世 バビロンの黄金伝説☆☆★劇場版3作目。
河合奈保子さんのオープニングソング!
え、鈴木清順が監督!?
それにしては…! なにこれ? 共同監督に吉田しげつぐとやらがいるから、鈴木清順がどれだけ関わったのかはわからないよね。
荒唐無稽を行き過ぎて、ばかばかしい。
子ども向け?
意味わからん。
ありえない。
そんなの無理。
セリフで、かんたんに「バカ」って言ったりするのは、作り手こそ「バカ」。
絵が変わった。それとも、適当? 時間がなかった? 不二子、美人じゃないし!
敵キャラの声が、第一声から、もう下手くそすぎて。私でもわかる。…声はカルーセル麻紀さんでした。
おぼんこぼん、なんてのまで声をあてているのは、なぜ? 当時、人気あったっけ?
婦警さんたちの声が、平野文、潘恵子、吉田理保子、戸田恵子、島津冴子というキャストなのだけは、唯一、すごい。〔2017・2・22(水)〕


ルパン三世 ルパンVS複製人間☆☆☆次元大介はマリリン・ファンである。
マリリンがらみのセリフあり!
次元がアメリカ政府の人間に反発して「長えこと、モンローとハンフリー・ボガートのファンだったが、今日かぎりだい」と、のたまいます。
いやいや、そんなこと言わずに。次元がマリリン・ファンなのは、うれしい!
劇場版第1作。WOWOWで特集放映。
敵役が「マモー」なのだった。マモーと聞くと、ウッチャンのギャグキャラを思い出してしまうが、やっぱりアニメのほうが先だったのですね。
マモー、ミモーって、よくやってたが、アニメにはミモーはいません!
エンドロールで、三波春夫の「ルパン音頭」というのが、ちょっと脱力するような。…マモーッ!〔2017・2・13(月)〕


ルビー・スパークス☆☆☆彼女を束縛しちゃいけません。
スランプの作家が、夢で見た彼女のことを書いて、想像だと思ってたら、ほんとにいた!ってお話。
何か書くと、書いたとおりに変化する彼女。
じゃあ、あんなことも、こんなことも…ぐふふ。
っていう映画じゃないんです! こら!
ファンタジーなんだけど、主演の彼女が脚本を書いたって! 男の妄想じゃないんだ。女性のほうが考えて書いたんだね。
その、ゾーイ・カザンさん、名監督エリア・カザンの孫なんだー! …かわいいというか、個性的です。
監督が「リトル・ミス・サンシャイン」の2人。ポール・ダノは「リトル・ミス〜」に引き続いての出演で、主演ということですね。
自然に知り合う形のラストは好き。
ルビーがスパークするっていう名前は、きらきらしていいよね〜。〔2013・12・8(日)〕


「ルルドの泉で」☆☆☆★聖母の奇跡で病気が治るのか?
ルルドの巡礼のことは知っていたから、映画で実際の風景が見られると期待。
少女がマリア様の姿を見て(ほかの人間にはマリア様は見えなかった)、その地に泉がわき、その水で病が治った者が現れたことが発端。
やがて教会が聖地に認定して、巡礼者が大挙してやってくるようになったんだったかな…。
奇跡を信じたいのか、気休めなのか、観光目的なのか…。
奇跡を信じたいのか、権威を示したいのか、商売なのか…。
いろんな思いが渦巻いているんだろうなあ。
以後ネタばれあり、注意!
車椅子の女性クリスティーヌ(シルヴィー・テステュー)に付き添い、お手伝いをするマリア(レア・セドゥ)。
マリアは、あんまり真面目じゃなくて、クリスティーヌをほっといて男としゃべってたりするけど、実際そんなこともあろうかと、リアルといえばリアル。
若々しく、娘たることを好きなように満喫するマリアを横目にしながら、クリスティーヌの気持ちはどんなだったろう。表には出さないが。
私も歩けさえしたら…?
ルルドに来た一行のリーダー的存在のセシル(エリナ・レーヴェンソン)は、途中で倒れてしまう。
よき事をやってきているのに倒れるとは…ここは聖地なのに? 彼女は殉教したなら喜ぶ人なのか、そうではないのか…。
彼女の代わりに、誰かに奇跡が起きるのか。
セシルは、音楽家と盲人の守護聖人セシリアから来ている名前。
…ネーミングのことをついでにいえば、クリスティーヌは、もろにキリスト教徒を意味するふうだし、マリアなんて、そのまんまだし。
で、クリスティーヌが立てちゃうんですねえ。
そうすると、周囲の目は、うらやんだり、ねたんだりするほうが多いような…。
一時的に立てることもある病気なので、奇跡かどうか、医師にも見せに行ったりする。
けっきょく…最後のクリスティーヌのシーンは、すごい。そこで終わるのも余韻が残って素晴らしいと思う。〔2013・4・14(日)〕


RAY/レイ☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・2・11(金)〕


レイチェルの結婚☆☆☆アン・ハサウェイが、依存症の更生者を演じる。
姉レイチェルの結婚式に出席するために、施設から出て家族のもとに来るキム。
父は彼女を見張るかのように気を使い、姉は…。
そして、すでに母は、この家族から去っている。
キムの過去には、どうしても消せない、家族全体に暗い影を落とした過ちがあった…。
手持ちカメラを使ったようなドキュメント風、ライブ感たっぷり。ビデオカメラ的な映像を狙ったらしい。
それが、いいのかどうかは知らないが、私はかえって、わざとらしく思えて、好きとは感じない。
さっそく結婚式かと思ったら、どうも、その前のパーティーだったようだが、各自がスピーチを披露して、ほほえましい。
結婚のセレモニーって、ハッピーな気分になるね。
ただ、依存症の更正というのが、あんまり新鮮に思えず、アメリカって、またこれかよ? なんて気分だったりして。
アン・ハサウェイと、姉レイチェル役のローズマリー・デウィットは、うまく演じていたと思う。
エンディングは私には、けっこう意外で、現実感あり。
脚本は、シドニー・ルメット監督の娘ジェニー・ルメット。
アン・ハサウェイはアカデミー主演女優賞にノミネートされた。〔2010・11・23(火)〕


レイルウェイ 運命の旅路☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・5・11(日)〕


レヴェナント:蘇えりし者☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・4・30(土)〕


レオン完全版☆☆☆☆掃除屋(殺し屋)レオン(ジャン・レノ)と、肉親を殺されてひとり生き残った少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)。
いいですねー、ナタリー。上手いです。彼女の起用がいちばんの成功のポイントだろうなあ。
ゲイリー・オールドマンのプッツン具合も楽しい。
ラストのスティングの曲“Shape of My Heart”が流れると、余韻で泣いてしまう。〔2003・5・5(月)〕


レクイエム・フォー・ドリーム☆☆☆★テレビを見ることだけが生きがいのような孤独な母親が、好きなテレビ番組に出演できるという電話を受けて喜び、ダイエットを始める。しかし、医者にもらったダイエット薬を飲み続けるうちに…。
彼女の息子は、親友と組んで麻薬の売買で稼ごうとするが、ガールフレンドともども自分たちが麻薬中毒の深みにはまっていく…。
中毒の恐ろしさを描いた映画だが、映像表現が面白い。
監督が「ヒップホップ・モンタージュ」と名づけたその方法は、インパクトのある音と映像を短く次々につないでいくもの。
母親が薬を飲む場面と息子たちが麻薬をやる場面が、テンポよく繰り返され、印象深さはもちろん、「常習」である怖さも表現した。
その他にも、1分の撮影を1秒にする早送り(コマ送り?)処理をした映像などが効果的。
クリント・マンセルが担当した音楽も、映画のムードにぴったりで、沈うつであり、美しい。弦楽四重奏のクロノス・カルテットを使ったのも成功。
映像と音楽の相乗効果が饒舌(じょうぜつ)さを見せる。
母親役のエレン・バースティンが素晴らしい。
孤独を息子に訴えるときの演技には、見ていて泣けてきてしまった。
こんなに見事な女優さんだったとは、まるで認識不足だった。
息子の友人役のマーロン・ウェイアンズは、調べてみたら、「最終絶叫計画」(2000年)の脚本・出演などを! あのウェイアンズ兄弟だったのだ。
マジな演技もやるんだ、と驚き。
そして、息子のガールフレンド役は、ジェニファー・コネリー嬢。
「ラビリンス/魔王の迷宮」(1986年)を観たときには、清冽(せいれつ)な美少女ぶりが、すごく印象に残った女優さん。
本作ではショッキングなシーンもあり、がんばってます。素直でない私は、一部、代役かもしれない、と思ったりもするのだが。
ダーレン・アロノフスキー監督は「π(パイ)」(1997年)の監督だが、私は「π」を観ていないので、アロノフスキー初経験だった。
息子役のジャレッド・レトについては特に記することはないので割愛。(差別だ!?)
それぞれの悲劇へと向かう、映画のクライマックスの疾走感、たたみ込んでいくパワーは、息をつくひまもない。
落ち切ったところから、希望の光を見たい、感じたい。
好んで再び観たくはないようでもあり、また観てみたいようでもある。それって、中毒?〔2007・5・27(日)〕


LEGO アナと雪の女王 オーロラの輝き☆☆☆★「アナと雪の女王」のスピンオフ・レゴ・アニメーション。
アメリカでは「Journey to the Lights」の名で小説も発表され、日本では2月にディズニーチャンネルで放送されたらしいが、まったく知らなかった。
じつは、「忘却エンドロール」さまの記事で、おー、こういうのあるんだ、と初めて知ったのであった。
アナ雪大好き人間としては、見ずにはいられないじゃん、たとえYouTube視聴であっても!
アレンデールにオーロラが光る日がやってきたが、どうしたことか、今年は見えない。アナとエルサ、クリストフ、スヴェン、オラフは、オーロラを探す冒険に出る。
4話構成で、それぞれが6分ほど。
第1話 オーロラを探しに(Race to Lookout Mountain〔Race to Lookout Point〕)
第2話 雪崩を抜けて(Out of the Storm)
第3話 オーケンの店(The Great Glacier)
第4話 パビーのクリスタル(Restoring the Northern Lights)
声優さんが、ちゃんと「アナと雪の女王」と同じなのが、続編の資格あり! ですね。
オラフの頭でボウリングしたり、クリストフがオーケンに投げ飛ばされたりと、「アナ雪」や「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」の物まねパロディも織り込みながら。
ちなみに、水の中に放り込まれて凍ったクリストフの姿は、「スター・ウォーズ」シリーズで、石版みたいにフリージングされたハン・ソロみたい(笑)。
エルサの力が変になっているのも、「アナ雪」の大げさなパロディだし。いろいろ笑えて楽しい。
レゴになると、アナのそばかすが、はっきりしちゃってる。〔2017・7・14(金)〕


LEGO(R)ムービー☆☆☆ 「ワイルドガール」って字幕に出るけど、英語では「ワイルドスタイル」って発音してるよ?   
ワイルドスタイル、でいいじゃないか、別に。子どもには分からないとでも?
スピード感ありすぎ。早すぎ。
レゴに興味ないので、あんまり、のめりこめない。
西部劇の世界に行ったり、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンその他、いろいろな映画やドラマのキャラクターがレゴの格好で出てくるのは楽しい。
終盤に思わぬ展開になったり、ラストのオチ(?)は面白い。〔2015・2・21(土)〕


レスラー☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・6・21(日)〕


列車に乗った男☆☆☆★パトリス・ルコント監督の映画は、何本か観てきた限りでは、男の純情さ(つまり、おバカさ、でもあるのだが)を愛情深く(つまり、哀れっぽく、でもあるのだが)表現していたように思う。「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」「歓楽通り」とかね。いかにもフランス映画の雰囲気だし、人間の感情面が、うまく出されていて、私は好きな監督だ。
女性への憧れや愛情の面から男を描いた作品から変わって、今回は、全く違った人生を送ってきた男2人が出会い、お互いの生活に惹かれ合うという、男同士の友情の面から攻めてきた。
おしゃべりで気弱な元教師と、口数が少なくカゲのある男。
ジョニー・アリディは歌手として有名だが、この映画では、いい味を出している。ジャン・ロシュフォールも、もちろん上手い。
ラストが象徴的で、一瞬、ん?どうなってんだ?と思ったが、すぐに、なるほどと理解した。
今までと違った生き方をしたい、できるんじゃないか、という気持ちは、どこかにあるよね。
元教師の恋人が、カゲのある男に対して「あんたなんてね…」と、わざわざ否定的なことを言ったことに考えさせられる。
やはり彼女も、元教師と同じタイプの人間の側ということなのか?
あ、嫉妬してるのか?
外のシーンが青っぽいのが気になって観ていたが、1シーンだけ、そうではないところもあった。何か意図的なものがあるのだろうか、と思ったけれど、考えすぎか?〔2005・4・9(土)〕


レッド・オクトーバーを追え!☆☆☆★潜水艦ものは面白いものが多いらしい。
ソ連の原潜がアメリカに接近、核攻撃か、それとも亡命?
そのうちに、ソ連海軍が総力をあげて、その原潜を追いかけてきて、海域に緊張状態が!
ソ連原潜の艦長にショーン・コネリー。最初だけロシア語をしゃべったが、すぐに英語になる。部下にサム・ニールなど。実際のロシア人はいなかったのかな?
オープニングロールで、ステラン・スカルスガルドの名前が出たので、おお、この頃から大きな役で出ていたんだ!と注目していたら、原潜を追う潜水艦艦長役。
若い、というか、顔つきが細い(笑)! 声で本人だと確認した。
監督のジョン・マクティアナンは「プレデター」「ダイ・ハード」を手掛けたあとで、今回も確かな手腕を発揮。トム・クランシーの原作が面白いこともあるが、楽しめる映画になっている。
撮影がヤン・デ・ボンで、4年後には「スピード」で監督デビューする。
「眼下の敵」の頃と違って、魚雷は追尾型。敵を追って、どこまでも。って嫌ですねー。〔2017・6・6(火)〕


レッドクリフPartU ―未来への最終決戦―☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・4・18(土)〕


レッドクリフ PARTT☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・11・9(日)〕


レッド・ムーン☆☆☆★姿を見せずに忍びよる敵の恐怖。
ロバート・マリガン監督、グレゴリー・ペック主演とくれば、「アラバマ物語」を思い出すが、こちらは、先住民に拉致されていた白人女性と彼女の息子を保護する形になった男の話。
逃げても追いかけてきて、やがて見つかるかも!?という感じが続くのが怖いですねえ。
ペック一行が農場に着いてから後、追手と対峙するのが、後半、じわじわと長いです。
原題は、しのびよる月、というようなことで、夜に外を歩いていれば、月が追いかけてくるみたいに見えるように、この敵もぴたりと追いかけてくる、そんなことでしょう、たぶん。
ポスターにも、「しのびよる月から逃げられない」と書いてあるし。
邦題が、なんで「レッド・ムーン」なのか。赤い月…血のイメージ? 「レッド・サン」という映画は、これよりも後の作品なので、その真似をしたわけじゃないし。
アメリカの良心を象徴するような人物が似合うペックなので、母子を守る男がハマっていますが、子どもは先住民とのハーフなのだから、追いかけてくるほうにだって、息子については半分権利はあるわけで、一方的にペック側が正しいとはいえないような? 女性が無理やり連れて行かれたという最初の時点では、先住民側が悪いのだろうけれど。
今だったら、親権裁判になったり、子どもの意見を聞いたりして?(笑)
スタッフ、キャストをチェックして、わかったことは…。
ヒロインのエヴァ・マリー・セイントさんは、なんといっても、「北北西に進路を取れ」で有名な女優さんです。
ペックの弟子の役はロバート・フォスター。今も活躍していますが、この頃は20代で若々しい。
製作者が、アラン・J・パクラ。マリガン監督とは製作・監督コンビを組んだことが多かったみたいですね。彼自身も後に監督業に進出。〔2017・6・24(土)〕


レディ・イン・ザ・ウォーター☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・10・14(土)〕


レディース・オブ・ザ・コーラス☆☆☆☆☆マリリンの、ごく初期の頃の映画。
マリリンが初めて契約した20世紀フォックスが彼女をうまく使えないでいたうちに、コロムビア映画で撮った61分の小品だ。
私は初めて観たのだが、これ、主役じゃないか!と驚いた。
いままで彼女の初主役映画といえば、「ノックは無用」(1952年)になるかなと思っていたが、本作も主役といっていいのではないか。
途中で母親のエピソードが入ってきたりして結果的にダブル主役になった感もあるが、歌も2曲披露している。(“Every Baby Needs a Da Da Daddy” “Anyone CanSee I Love You”。詞曲は、アラン・ロバーツ、レスター・リーによる。)
“Anyone Can See I Love You”は、現在YouTubeでも聞くことができる。興味のある方はクリックを。リンク切れになったら失礼。
バーレスク(お色気を強調したショーとでもいうのでしょうか)で働く母メイ・マーティン(アデル・ジャーゲンス)と娘ペギー(マリリン)。
トップスターが辞めてしまい、ペギーが代わりに舞台を務めたことから、彼女はバーレスクの新星となる。
彼女に一目ぼれした金持ち男と結婚したいと願うペギー。母親のメイは、身分違いの恋愛のゆくえを心配する。
ペギーの仕事のことを、男が自分の母親に、きちんと話すことを条件に結婚を許すメイだったが…。
母親役のアデル・ジャーゲンスは1917年生まれ。母親といっても、マリリンと9歳しか違っていなかった…。
この映画で注目されてもよかったはずのマリリンだが、大きな作品ではなかったせいもあるのかブレイクには至らず、しばらく彼女は、再びモデル中心の生活に戻ることになる。
コロムビアはマリリンを欲しがったともいわれるが、なぜか、けっきょく契約はしていない。もしもコロムビアに移っていたら、マリリンのその後は、どうなっていただろうか。
これで2007年の映画納め。映画館、DVD、ビデオ、テレビ、すべてを含み、総本数120本でした。(12月24日)


レベッカ☆☆☆☆ジョーン・フォンテインは親しみやすい感じの美人。日本生まれなんだよね。相手役はローレンス・オリビエ。
亡くなった前夫人のレベッカに仕えていた使用人に対して、おどおどしてしまうジョーン。レベッカの影が、いまなお、この家に残っているかのよう。
とても丁寧に、よくできた恋愛映画だと思う。〔2003・8・30(土)〕

☆☆☆☆文学作品が原作だけあって文芸ロマンス的な色も濃いが、ヒッチコックらしいサスペンスも堪能できる。
「午前十時の映画祭」で観賞。TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて。
イギリスで活躍していたアルフレッド・ヒッチコック監督が、ハリウッドの大物プロデューサー、デビッド・O・セルズニックに呼ばれ、アメリカで作った第1作目。
ダフネ・デュ・モーリアの小説の映画化で、渡米1作目で、いきなりアカデミー賞作品賞と撮影賞を得た。
といっても、プロデューサーのセルズニックは作品に口出しすることで有名だし、監督賞ではないからオスカー像もセルズニックが持っていたようなので、ヒッチコックにはそれほど嬉しいものでもなかったのだろう。
主演女優はジョーン・フォンテイン。美人である。
姉は「風と共に去りぬ」で有名なオリビア・デ・ハビランドで、ともに東京生まれというのが、それだけでなんとなく親しみがもてる!
お屋敷の奥様という身分違いの環境に置かれてとまどい、さらに亡くなった女主人の影響力におびえる役柄が似合っているジョーンだが、それには、こんな背景もあったらしい。
つまり、相手役のローレンス・オリビエは恋人のビビアン・リーとの共演を望んでいたので、ジョーンに対しては冷たかった。それを知ったヒッチコックは、彼女の役にふさわしい、おどおどした感じを出させるために、周囲の他の者にもジョーンに冷たくするように仕向けたというのだ。実際どうだったかは知らないが、いかにもなエピソードだ。
オリビエといえば、マリリン・モンローさんと共演した「王子と踊子」(1957年)でもマリリンを低く見ていたような話もあり、そういう噂(か真実)を立てられる性格なんだろうかなあと思うのであった。
(ちなみに「王子と踊子」撮影のためにイギリスに行ったときのマリリンのエピソードが映画化されている「マリリン7日間の恋」が来年3月公開。)
ヒッチコックの作品は、サスペンスが基本で、ハラハラドキドキ、わくわくさせてくれる、まさに、これが映画の醍醐味! 面白い。どの作品も好きだ。(見ていないものもあるが、たぶん好きだ。)〔2011・12・11(日)〕


レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・2・14(土)〕


レ・ミゼラブル☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・12・24(月)〕

☆☆☆☆2回目。TOHOシネマズ 日劇1にて。1回目と感想は同じようなものだったな〜。〔2012・12・29(土)〕


恋愛アパート☆☆☆先ごろDVDが発売された、マリリン脇役時代の2本の映画のうちのひとつ。
しかも邦題は、たぶんDVD発売にともなって付けられたものだから、マリリン・ファンであっても、DVDパッケージのマリリンを見て手にとったあとも、なかなかピンとこないに違いない。
この「恋愛アパート」は原題が“Love Nest”。私が初めて買ったマリリン本である芳賀書店の「シネアルバム」でも「Love Nest」としか書いていない劇場未公開作なのだ。訳してみれば「愛の巣」か。
30年以上前から、この映画の存在を知っていながら、今まで観ることができなかったマリリン・ファンとしては、まさに感慨無量!
でも、このDVD、マリリンのDVDシリーズということもあって、脇役であっても彼女が写真で出ているけど、主演のジューン・ヘイヴァー・ファンだったら、納得いかないだろうなあ。
ある夫婦がアパートを経営していくうえで起こる、いろいろな出来事を描いた物語で、セリフが多くポンポンと飛び出し、話がスピード感をもって進む。テンポがよくて、気軽に楽しめた。
脚本が、ビリー・ワイルダー監督とのコンビで有名なI・A・L・ダイアモンドだけのことはある。(原作は別にあり。)
主役のジューン・ヘイヴァーは初めて見たが、美人! とくに最初のほうで、マリリンに似ているような顔立ちに見えたときもあった。マリリンより背が低いようだから、ずいぶんと小柄な人だ。
調べてみたら、彼女はマリリンのスクリーンデビュー作(といっても、ほんの少ししか映らないが)「嵐の園」(1948年)にも主演しているし、「虹の女王」(1949年)では、マリリンがその名前から女優としての名前をとった、マリリン・ミラーの役を演じている。しかもマリリンとは生まれた年と月までも同じ!
「ポケット・グレイブル」(ポケット版グレイブル、という感じ?)と呼ばれて、ベティ・グレイブル(ピンナップガールとして断然人気があった、いかにもアメリカ娘、という感じの可愛い女優。「百万長者と結婚する方法」(1953年)で、マリリンと共演している)のあとを期待されていたようだが、引退して、フレッド・マクマレーと結婚してしまったということだ。
うさんくさい年配の紳士役も、映画の重要なキャラクター。演じるフランク・フェイは、4歳からキャリアがあるボードヴィルのスターなのだそうだ。なかなか、味がありました。
マリリンはアパートの住人の役。管理人のダンナと軍隊で一緒だったという設定。ふだんはモデルをやっていて、戦争時には軍隊に行っていたというのは面白い話。
初登場シーンから、あふれる色っぽさを、おしとどめることもできず(!?)、間借りするダンナの戦友が女性とは知らなかった妻は、もう嫉妬の嵐(笑)。
マリリンの出番は4シーンほどしかないが、水着姿だったり、シャワーの場面があったりで、やっぱりお色気狙いだよなあ、と思える。
でも、色っぽ可愛い(いま作った造語)から、なんでもOK!
事情があって管理人の夫がマリリンの部屋に入って寝ていたところへ、マリリンが帰ってきて彼に気づくのだが、男を起こしもせず、騒ぎもせず、彼女は悠然とシャワーを浴びるのだった。
なんという優しさ! 母性愛!? この包容力は天使か悪魔か!
このころから、もはやマリリンは唯一無二のユニークな存在感のあるスターだったのだ。
感服!!〔2006・4・30(日)〕


恋愛準決勝戦☆☆★フレッド・アステアが部屋の壁や天井を、ぐるぐると踊るシーンが有名な作品。
1947年のエリザベス女王の婚姻にちなんで制作されたので、原題は、ロイヤル・ウェディング。
邦題がどうして「恋愛準決勝戦」なのか、さっぱり分からなかったのだが、あるサイトに「(恋愛しているのが)4人いるから」と書いてあったので、なーるほど、と思った。でも、考えてみたら、4人で戦っているわけではない。とはいえ、他に考えようもないか…。
ストーリーは、アメリカのショービジネス界で活躍する兄妹のコンビが、ロイヤル・ウェディングの時期のイギリスで、舞台に出演するという話。
妹(ジェーン・パウエル)は、次々とボーイフレンドを作っている明るい性格。奔放というイメージではなくて、自然にそうなっているような。
兄(フレッド・アステア)は真面目かといえば、イギリスに渡って出会った女性に、ぞっこんラブ。(なんか聞いたことある言葉だが。)
アステアの彼女を演じるのが、サラー・チャーチル。チャーチル首相の娘なのだそうだ! チャーチル首相の娘が、いわゆる芸能人なんて、はじめて知ったぞ!
でも、あんまり好きなタイプじゃないなー。え、私の好みなんか聞いてないって? ごもっとも。
ジェーン・パウエルの彼氏を演じるのは、ピーター・ローフォード。観ているうちには気づかなかったが…。
この男、マリリンの死に関わっていると思われるヤツ。恋人役なんて、いい気になってんなよ!って感じですね!
ジェーン・パウエルのソロでの歌は、もろにソプラノっぽくて、好きじゃないタイプの歌い方。単に曲のせいかもしれないけど。
ということで、女性陣がいまいちなので、映画もいまいちになりがち…。それが私の基準だったりして。
「壁&天井ダンス」や、やはりアステアが、帽子掛け(?)を相手に踊るシーンの妙技などは、エレガントで印象的。
どうして、彼が壁や天井でダンスをしたか。ちゃんと理由があった。
好きな彼女が言ったのだ。13歳で初恋をして、踊りたい気分で、踊れば幸せになると思った、壁や天井を踊る想像をした、なんてことを。
だから、アステアも同じように、恋する気分で壁や天井を踊ったわけだ。
音楽的には、「ハイチに帽子を忘れてきた」という熱帯的情熱的ナンバーが好き。熱帯風なのが、マリリンのナンバー“Heat Wave”〔「ショウほど素敵な商売はない」(1954年)〕に、ちょっと似た感じかも。(雰囲気だけね。)
作曲はバートン・レインという人で、よく知らないが、マリリン関連では「ノックは無用」(1952年)の中でアン・バンクロフトが歌う“How about You”がレインの作曲だそうだ。
脚本がアラン・ジェイ・ラーナーというのは、びっくり。
「マイ・フェア・レディ」(1964年)の脚本家・作詞家ですよ。他に、「巴里のアメリカ人」(1951年)なんかも書いている。
マネージャー役のキーナン・ウィンが、それぞれアメリカとイギリスに住む双子の2役で、アメリカ側とイギリス側で電話をするシーンが2分割画面で映る。
英米の、しゃべり方の違いがおかしいのかもしれないけど、あんまりよく分からなかったなあ。〔2007・5・20(日)〕


レンタネコ☆☆☆☆いいなー、この、まったり感。   
猫好きだから、そもそも好きなのかもしれない、この映画。
♪レンタ〜ネコ。…の、力の抜けた口上も、いいねえ。
彼女が住んでいる家もいい。ああいうところに住んでみたい。
庭があって、猫がゴロゴロいて。…隣の変なオバちゃん(小林克也)も、まあいいじゃないか。
喜ばれるのって、いい仕事ですよね。
実際、猫のレンタルをするとなると、難しい問題がでてきそう。ファンタジーとして見ればいいんでしょう。
好みの猫を選ぶのは人間のほうだけど、猫にとっての、人間との相性は、どうなんだろう。いやな飼い主に当たったら不幸なのか、あんまり気にしないのか。
レンタカーの係員の役で出た山田真歩さん、朝ドラ「花子とアン」の宇田川先生じゃないですか!
彼女と市川実日子さんのやり取りは、おもしろかった。
ドーナツの穴を食べるって、どうやるのかと思ったら、なるほどね、です。
ネコレンタルの繰り返し、生活の日常のあれこれ…人が生きていて、いっぱいのニャンコに囲まれ…ほのぼのというか、流しそうめんとか、いろんな妙な(?)こともやってますが、見ていても面白いのは、市川さん演じるゆえ、というのもあるような気がする。
ガリガリ君は好きだ!〔2015・3・28(土)〕


レント☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」で書いた文章と同じ。〔2006・5・7(日)〕

☆☆☆☆名画座、1日で3本連続鑑賞の2本目。
作詞・作曲・脚本は、ジョナサン・ラーソンという人。 1996年1月24日、舞台初日の前日、彼は大動脈瘤の発作で亡くなってしまう。なんとも劇的。リハーサルを見届け、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに答え、家路に着き、その1時間後のことだったという。わずか35歳だった。
舞台は、好評により数か月後にブロードウェイへ。そして、2006年の今、10年のロングラン・ヒットを続けているのだ。
映画の最後には、「ありがとう、ジョナサン・ラーソン」と出る。
「レント」は、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」のミュージカル化のアイデアが始まり。そういえば、「ラ・ボエーム」のヒロインはミミ。「レント」でもロザリオ・ドーソンの役名はミミだ。
芸術家仲間の住む部屋が貧しかったり、ミミが火を借りに来たり、最後に彼女が病に倒れるところなどが「ラ・ボエーム」と同じですね。(「ラ・ボエーム」は結核、「レント」はエイズという違いはあるが。)
「ラ・ボエーム」の影響を言えば「ムーラン・ルージュ」だって、そうなのだが、「レント」のほうが、もっとストレートに似ているわけだ。
自由な芸術家(ボヘミアン)の男と病気に倒れる美女(職業は、娼婦や踊り子などに設定するべし)との恋という話だと、もとは「ラ・ボエーム」ということになるんだよね。
だいたい、ボエームというのはボヘミアンの意味だし。
「椿姫」も似ているが、男が芸術家じゃなくて貴族だ。
画像は、店のテーブルを舞台に、ボヘミアン精神を歌いあげる芸術家仲間のシーン。歌詞に「クロサワ(もちろん、黒澤明でしょう)」も出てくる。〔2006・11・19(日)〕


レンブラントへの贈り物☆☆つまらないです。彼にかかわる女性3人との関係を通して、レンブラントを描いた。タイトルの「贈り物」って何を言いたいの?〔2003・5・4(日)〕


ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出☆☆☆★小品ぶりが良い。
ヨーロッパでの戦勝を祝って、みんなが浮かれる夜。
エリザベス王女とマーガレット王女は、外に出てみたい!と両親にお願いをし、お付きの者たちを従えることで、許してもらえたのだった。
本作、顔つきからすると、姉妹に見えづらいところはあるが…。
次女のマーガレットが、妹キャラの名に恥じず(?)明るく奔放に動き回るものだから、姉のエリザベスは妹を追いかけて、振り回されることに。
その途中で、男との出会いもある。お話としては、そうなるでしょうねえ。
パブで父親の演説をラジオで聞き、市民が真剣に聞き入る姿を目の当たりにする。宮殿の中にいたら、こうしたリアルな体験はできないわけで、この一点だけでも、彼女の成長譚となっているといえる。
お酒を飲んで、ひっくり返っちゃうのかと思ったら、そうでもなく、エリザベス、わりと酒に強いのか! なんて。
妹ちゃんは、悪い男の手中に落ちなくてよかったよ、と胸をなでおろすばかりです!
戦勝を祝う群衆シーンの中での王女姉妹の行動を映す場面が長く続くので、大勢のエキストラがいるなあ、撮影は大変だっただろうなあ、でも、うまく撮ってるなあ、と変な感心もした。
エミリー・ワトソンさんは、じつに英国女王らしい雰囲気だし(見たことある人だなとは思ったけど誰なのか分からなかったが)、長女のサラ・ガドンさん、次女のベル・バウリーさんともに好演。
一夜のロマンスとしても、とても、ささやかで良い。〔2017・8・5(土)〕


LOGAN/ローガン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・6・11(日)〕


ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・12・18(日)〕


ローズ・イン・タイドランド☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・7・9(日)〕


ロード・オブ・ザ・リング☆☆☆☆ひとつの物語世界を見事に作り上げてます。ここまで作ってくれるんだ。次に何が起こるか楽しみで、3時間もあるくせに、あっという間に終わりました。でも、さあ、これからってところなんだよね。壮大なる第1章。イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・ビーンがいい。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・3・10(日)〕

☆☆☆★吹替版。始めの説明部分のセリフが多いこと。字幕なら限定されるが、吹替だと目いっぱい喋るわけだ。これは逆に疲れるかもしれない。よく分かるには違いないけどね。はじめて観たときは、驚きがあって楽しいのみだったが、今回は冷静に観たせいか、乗れないところもあったか。ゆえに0.5点減ってます。そして! 続編の予告、付いてなかったぞ!〔2002・4・27(土)〕


ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還☆☆☆☆ああ、面白かった。ファンタジー映画はこうあるべき。
べレンノール野(名称はちゃんと調べたぞ)での戦いは、敵方キャラ総出演。いくらCGの力があるといっても、下手な監督では、こうまで面白く作れはしない。
少々都合のいい展開があっても、それはファンタジーの世界だから、それでいいし、映画的なスリルを優先すべき(と監督も思っているはず)。
2年間、3作に及んだ大作は、尻すぼみもせず、堂々と感動的に幕を閉じた。
3時間20分あまりの上映時間は、まるで長くはなかった。
フロドの最後の行動の理由が分かりづらかったが、帰りに本屋で調べてみて理解した。たぶん、撮影したけどカットした部分(クリストファー・リーの出演場面も含めて)に理由がよく分かるところがあったのでは?
また例によって、DVDのスペシャル・エクステンデッド・エディションで復活するかも。
終盤からは、ずっと泣けていた。ベタだけど、命をかけて守るものは、自由と平和。そのために戦わなくてはならないときもある。(戦わなくてもいいのに戦う現実の風潮は要注意だが。)
そして、友情、責任、試練、希望といったテーマが胸を打つ。
ここまで圧倒的に見せてくれる物語世界を作り上げたのは、見事というしかない。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・2・7(土)〕

☆☆☆☆2回目。日本語吹替版で観た。字幕版よりセリフが詳しいから、最近は吹替版も観るときがある。
隣のガキが、ひとときもじっとしていず、ひじがぶつかるわ、足を動かすわで、あげくのはてに、蹴られた。まじに殴ってやりたかったぜ。じっとしていられないんなら来るんじゃねえ! 出てけ!
てことで、素晴らしい映画。〔2004・2・29(日)〕


ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔☆☆☆★先行ロードショーで観てきた。夕方5時半の回で、劇場の半分くらいの入りしかなかったのは、さすが田舎というべきか。でも9時の回は満員、と放送していた。
3つのチームに分かれてしまった仲間の、それぞれの進路を描く。
最初から、前作のガンダルフの最期?の壮絶な戦いから始まり、グッと視線を引き寄せる。
スケール感や、物語の世界を作り上げるための技術はすごい。
ただ、ラストの大きな戦争のほかは、見せ場としては、いまひとつだったと思う。
3部作の中編がつなぎの役目になる、という宿命か。物語の展開中という感じ。
指輪の力に押しつぶされそうなフロドや、全滅覚悟で戦いに臨むローハン国の運命といったものが、トーンを暗く重いものにするので、観るほうも、きつくなる。
1作目の新鮮さが薄れるのは仕方ないし、きれいなエルフのシーンなどの明るいファンタジー色がない分、重い。
しかしながら、フロドたちの道案内になるゴラム(スメアゴル)のCGの出来は出色だ。
ブロードキャスト映画批評家協会賞でデジタル・アクティング・パフォーマンス賞を受賞しただけのことはある。
これだけでも観る価値はあるかもしれない。
木の髭をはじめとする、歩く木(エント族)も、よくできている。
前作で翻訳が正しくないと問題になった戸田さんが今回も翻訳しているが、本での訳者が監修についていた。
それなら今度は、文句も出ないだろうか。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・2・15(土)〕


ロード・トゥ・パーディション☆☆★父と息子の絆の話だね。トム・ハンクスは、可もなく不可もなく、面白くない。お年を召して枯れた味のポール・ニューマンが出ているのは注目。
ジュード・ロウが偏執的な殺人者役だが、ただそれだけで、見どころなし。
これが遺作となった名撮影監督コンラッド・ホールによる映像は美しく、アカデミー賞で撮影賞を得た。
キネマ旬報で第1位をとった映画と、あとで知った。どこが?って感じ。投票した批評家に、何がよかったのか聞いてみたい。〔2004・11・21(日)〕


ローマの休日☆☆☆☆午前十時の映画祭にて名画観賞。TOHOシネマズ ららぽーと横浜にて。
説明することもないような、有名な映画。名画中の名画。
見るのは5回目だが、約10年ぶり、しかも映画館では初めて。
もう、いうことなしに素敵な映画。改めて、そう思った。
楽しいし、切ないし。
オードリー・ヘプバーンの輝くような新鮮な魅力。
脚本の良さ。
ローマ・ロケの素晴らしさ。
撮影には、フランスから「美女と野獣」(1946年) 、「ベルリン・天使の詩」(1987年) などの名カメラマン、アンリ・アルカンが加わっているし、音楽は、やはりフランスの名作曲家ジョルジュ・オーリック。
イタリアのローマを舞台に、ヨーロッパの感覚をもった撮影と音楽が加味されたといえるのかもしれない。アメリカ映画とは言いながら。
私がもっとも好きな女優であるマリリン・モンローさんとは、好対照なキャラクターといえるオードリー・ヘプバーン。
この初主演作は1953年、マリリンが主演で脚光を浴びた「ナイアガラ」も同じ年なのである。
日本ではヘプバーンのほうが人気があるので、その点が気に入らないのだが、彼女の映画を見たならば、そのキュートさには降参する。
この映画では、王女の役だが、本人がそもそも持っている気品(母親が貴族出身)が大きな武器。
舞台を経験し、映画の端役も経てきていたから、演技もちゃんとできている。
アカデミー賞の主演女優賞は、まったくおかしくない。
1970年代に愛読していた雑誌「ロードショー」に、「ローマの休日」のいくつかの場面の音声を収録したソノシートが付録でついたことを思い出す。
映画を観ながら、ああ、この場面のヘプバーンとペックのセリフだ、と懐かしさがあふれた。
ちょっと調べていたら、女学生の役で出ていた2人が、キャスリン・ワイラー、ジュディ・ワイラーで、ウィリアム・ワイラー監督の娘なのだそうだ。
ペックにカメラを取られそうになった子と、それを先生に教えた子だと思う。〔2010・4・4(日)〕


ローラーガールズ・ダイアリー☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・5・29(土)〕


六月の夜☆☆☆イングリッド・バーグマンは、恋愛沙汰のスキャンダラスな事件のあと、名前を変えて暮らす女の役。
過去の事件から逃れて生きることの難しさ。
スキャンダルを追いかける新聞記者の仕事のいやらしさも描かれる。〔2004・10・9(土)〕


6才のボクが、大人になるまで。☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・11・16(日)〕


ロシュフォールの恋人たち☆☆☆☆見ていると、しあわせで、たのしい気持ちでいっぱいになるミュージカル。
TOHOシネマズ 日本橋、「午前十時の映画祭」にて。
20年ほど前に見ている、という記録はノートに書いてあったのだが、まるで記憶がない。
ところが今回、映画館で観て…。
んーと、なんで覚えてないの!?と言いたいぐらいな、楽しさ、ハッピーさ、カラフルさの洪水。
大きなスクリーンで観たインパクトは多分にあると思う。
衣装やセットのカラフルさは「シェルブールの雨傘」のときと同様に感じる。
「ローラ」「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」は3部作だと「午前十時の映画祭」の説明文にもあり、今回の「ロシュフォール〜」のなかで、「ローラ」「シェルブール〜」の内容に関してのセリフ、出来事が確かに盛り込まれていた。
「ローラ」に関しては殺人事件の話で、この楽しい映画のなかに、いきなり殺人がどうしたこうした、と出てくるので多少の違和感がないこともない。
オープニングは、ジョージ・チャキリスをはじめとするダンサーの群舞が!
「ウエスト・サイド物語」みたいだなあ、と思いながら観ていたが、あとでいろいろ見たり聞いたり調べたりすると、どうやら、ドゥミ監督はそれを狙っていたようでもある。
チャキリスに加えて、ジーン・ケリーまで出てくるんだから、アメリカのミュージカル、ミュージカル・スターを使って、自分流のミュージカル映画を仕立てたかったのかな、と。
ジーン・ケリーの少し大げさな(?)演技は、以前のとおりで、なつかしいような(笑)。これも監督の希望だったりして!?
ジーン・ケリーがフランス語でしゃべるので、新鮮な気持ちで聞いたけれど、もしかしたら吹き替えなのかも?
歌までは、そうじゃないと思いたいが…映画全体を英語版にして作ったバージョンもある(しかも、そのために同じシーンを撮り直した部分もある!?)というので、必要なところは、どんどん吹き替えを使っているのではないかと想像もする。
「シェルブールの雨傘」から3年後、カトリーヌ・ドヌーヴさんは変わらず美人。
姉のフランソワーズ・ドルレアックさんは、少し、そばかすがあるのか、でも、姉妹よく似て、きれい。
フランソワーズさんが、この映画のあと、すぐに自動車事故で亡くなるのが残念でならない。
妹のカトリーヌさんは、代わりに、と言ってはなんだけど、いまも女優で大活躍。尊敬します。
姉妹の母親役に、ダニエル・ダリューさん。
彼女もきれいな人で、この姉妹の母親にふさわしい。違和感なし。
カトリーヌ・ドヌーヴさんとは「8人の女たち」(2002年)でも共演していましたね。
理想の彼女を探す水兵が、ジャック・ペラン。
楽器店の店主が、ミシェル・ピッコリ。キャラクター的に、明るいミュージカルに向いているのかな?と多少の疑問を抱きながら観ていた。
ジョージ・チャキリスとコンビで踊ったりしているのが、グローヴァー・デイル。ダンス・シーンでチャキリスと同時に映るので比べられてしまいがちだが、負けずに見事なパフォーマンスを見せていた。「ウエスト・サイド物語」の舞台に出演していたようで、彼の息子は俳優のジェームズ・バッジ・デイル。
著名な音楽家の名前を挙げていくシーンがあって、「ミシェル・ルグラン」と出たときには笑ってしまった。(観客席に笑いは聞こえなかったが。)
ルグランは言わずと知れた、本作の作曲家ですよね。うん、文句ありませんよ、この素晴らしいミュージカルを書いてくれたんだから名前くらい出しても!
赤、青、ピンク…きれいな色彩のなかで、楽しくハッピーなダンスと歌と恋心と。
幸せな出会いが生まれていきながら、最後に、ひとつのカップルだけが出会わずに、すれ違ってしまい、え、どうなるの!?と心配になるが…。ひねりを入れてきましたね〜。
でも、映画にふさわしいエンディングで、よかった。
最後にスクリーンが暗転したあとも音楽が続いたのは、オリジナルからなのか、リストア(修復)版のみなのか、わからないが、こういうときには劇場の椅子に座って余韻にひたっていたい。
「午前十時の映画祭」では、上映館は少ないが6月10日まで上映中なので、興味がある作品なら、ぜひ、DVDではなく、スクリーンでの観賞をおすすめする。〔2016・5・22(日)〕


ロスト・アイズ☆☆☆★見えないヒロインに忍び寄る恐怖! ハラハラしましたっ!
スパニッシュ・ホラー。っても、サスペンス系の怖さで、ドキドキおもしろい。
双子の姉の異変を感じた妹フリア。彼女は夫と一緒に姉の家に向かう…。
姉妹ともに、進行性の視力低下をわずらっていて、ストレスがあったりすると症状が悪くなる。
その設定が効いている。
だって、何者かの影が感じられて、ストレスかかりまくり。そのうえ見えなくなってきたら、恐ろしいこと、この上ない!
で、もしかしたら、こいつ? と思った犯人が見事にはずれ(ヒロインがはずしたんじゃなくて、私がです)、おいおい、じゃあ…?
ずっと、見えない恐怖で引っ張って終わるのかと思いきや、がらりと様相が変わる工夫があるんですね。
これは巧い。
どっちにしても、スリルあります。
怪しい人物、意外な人物が揃えられていて、飽きさせない。
見えない女性を襲う恐怖というと、オードリー・ヘップバーンの「暗くなるまで待って」を、どうしても思い出すけれど、視覚を閉ざされるというのは、本当に不安になるよね。
見えないのに、わざわざ病院を出て、一人きりの家で過ごすのは、危ないでしょーが! とツッコミどころ。
また、CDでかかった音楽が、バート・バカラック作曲の名曲“THE LOOK OF LOVE”(恋の面影)で、この曲を姉が嫌いな理由は、タイトルに「見る」などの意味があるlookが使われていたり、歌詞にも「あなたの瞳に恋が宿っている」なんてあるから、見えない人間にとっては嫌いだった、と想像できる。
原題は「フリアの眼」。〔2012・7・28(土)〕


ロスト・イン・トランスレーション☆☆☆★異国の地で感じる寂しさ、疎外感がよく出た映画。アメリカ人(というか、ソフィア・コッポラ監督)から見れば、東京の街はこう映る、という一例を見ることができて面白い。
アメリカ公開では、日本語の場面に英語字幕が出ないそうで、観客も映画の主人公と同じく、日本語で何を言っているのか分からないという体験をした面白さがあっただろう。
ビル・マーレーのとぼけた持ち味が生きている。スカーレット・ヨハンソンも綺麗でいい。
お互いの心の隙間を、微妙に暖めあうような、なにげなさが心地よい。
淡々と進んでいくが、ラストの場面を自分の中で解釈したとたん、涙が出るほど力づけられる。
なんだか分からないけど寂しい、というときに効く映画かもしれない。
「ロスト」とは、つまり、失うという意味だが、タイトルの「翻訳によって失われる」のに加えて、人の感じる喪失感そのものがテーマではないか。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・7・19(月)〕


ロスト・ソウルズ☆☆★ウィノナ・ライダーとベン・チャップリンによる悪魔つき話。ウィノナの神経症的な表情は、おびえた役に合ってるような。
メグ・ライアンが製作に参加。そういえば、メグちゃん、映画製作にも力を入れたいようなことを言ってたっけ。
悪魔ものは好きなんだが、ちょっと面白さが足らないなー。〔2003・1・13(月)〕


ロスト・ハイウェイ☆☆☆☆デビッド・リンチ監督作品。悪夢?記憶喪失?二重人格?精神病?バッドトリップ。もうひとりの自分。面白すぎる。パトリシア・アークエットがいい感じだぞお。〔2002・2・27(水)〕


ロスト・バケーション☆☆☆☆シンプルでスリルがあってスッキリと時間が短くて面白いじゃない!
去年、映画館で観ようかと思いながら見逃していた作品。観ていたら、昨年のマイベストテンに入ったでしょう、星4つだし。
映画は、まず一番に娯楽、的な考えの私にとっては、大歓迎。
こんな映像処理は初めて見た、というのが、スマホを見ているシーン。
スマホを見ている人物と、スマホの文面のアップを交互に映すのが普通だと思うのだが、それを同じ画面に同時に載っけているのだ。(この説明で、わかりますか?)
ほかの映画でもやっているかもしれないが、私は初めて見て、新鮮に驚いた。
メキシコの、どこかの海岸へサーフィンに来た女子。
知られざるビーチなのか、ほとんど人がいなくて、サーファーの男子2名のみ。そのふたりも帰ってしまってから、さあ大変、サメとふたりになってしまった彼女!
ほぼ、ひとり芝居。若いビキニ女子だからこそ、絵になるわけで。
以下、ネタばれ。
はじめから、左脚を噛まれてケガを負ってしまうし(医学の心得がある設定なのが周到)、最終的な逃げ場は、浅瀬(原題でもある)の岩礁か、ブイしかない。
もともと、やってくる人は少ないから、助けもあまり期待できない。
彼女は岩礁にたどり着くが、満潮になれば水没してしまう?
絶望的な状況にドキドキして、力が入って見てしまう。
おなじくケガをして飛べずに、岩の上で同居する一羽のカモメは、彼女にとっても観客にとっても、癒やしの存在だ。
しかし、まー、ブイの鉄板までガシガシ噛むサメ。なんてヤツだよ。しつこいし、獰猛すぎるけど、「ジョーズ」のサメも多少そんなところがあったような気もするので、まあいいでしょう。
サメさん、猪突猛進すぎて、自爆に近いが…なにか、興奮しすぎていたのだろうか。(笑)
脚本家が、あの、超絶つまらなかった「リセット」と同じ人だなんて、想像もつかなかった。
今度は、題材が良かったのでしょう。ピアス、ネックレス、腕時計、酔っぱらい、クラゲ、ビデオカメラ、信号拳銃などの使い方も、うまかった。〔2017・4・23(日)〕


ロゼッタ☆☆★カンヌ映画祭のパルムドール受賞作。主演のエミリー・デュケンヌも主演女優賞を取った。「ジェヴォーダンの獣」に出ていたエミリーについてキャリアを調べて、この女優さんカンヌで賞を取ってるのかと知り、観てみたかった。「ジェヴォーダン〜」の2年前の映画だが、まだまだどこかイモっぽい少女で、足なども日本の中高生のように、ぶっとかったりする。
内容は、貧しい母子のトレーラー暮らしの生活。母は体と引き換えにヤクらしきものを得ていたり。少女は仕事をクビになり、バイト探しや、河で鱒とり。仕事をもらうために、裏切りみたいなこともする。
カメラは揺れ、主人公を執拗に追う。面白そうでもない日常の細かいところまで映し取るのだ。
作り物じゃない、人間の日常なんてこんなものかもしれないが、映画として面白いとは思えない。〔2002・5・19(日)〕


ロッカーズ」☆☆☆★小泉今日子さんがゲスト出演している、と掲示板で教えてもらったので観てみた。思ったよりも歌が多くて、ロック一直線じゃないの。中村俊介、玉木宏、塚本高史、佐藤隆太、岡田義徳なんていう、今が旬な若手揃い。
陣内孝則が、かつて自分が所属したバンドを描いた初監督作は、ストレートにロックにノレるし、笑えるし、しんみりするし、いいと思うよ。
小泉さんは、ボンデージ・ファッションで悩殺! やられた…あ…あ…!〔2004・11・3(水)〕


ロッキー・ホラー・ショー☆☆☆☆観客参加型・ノリノリのカルトムービーといったような怪作。DVD買った。若きスーザン・サランドンが、ほとんど全編、下着姿でがんばるのが目の保養。〔2002・1・27(日)〕


ロック・オブ・エイジズ☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・9・23(日)〕


ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ☆☆☆いろんな悪人たちが入り組んで、犯罪が変な具合に、間抜けに、進行していく。タランティーノ監督の映画っぽいというのが、なるほどと思える、ガイ・リッチー監督作品。
うまく脚本をまとめているから面白いのだろう。ああ、面白かった、で終わるけど。
タイトルは印象的だけど、意味が分からない。
短い出番だが、スティングが出演していて、かっこいいオヤジ役だ。〔2003・11・16(日)〕


ロバと王女☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。
ロバの皮をかぶったカトリーヌ・ドヌーブ。
この映画は、これですね。
ロバの皮は頭付きなので、これをかぶるとロバの着ぐるみのようにも見える。
なぜ、こんなものをかぶっているのかというと、簡単にいえば、王女である正体を隠しているわけだが、真面目に考えてみると、こんな格好でいる人なんかいない(だろう)わけで、ここからして、おとぎ話、童話なのだ。
でも、ロバの皮をかぶったドヌーブの姿が、とても奇妙にファンタスティックで忘れられなくなる。
童話作家シャルル・ペローの原作。
王妃を亡くした王様が、こともあろうに王女の美しさを再発見(笑)、結婚を迫る。困った王女はリラの精に相談する。リラの精の知恵により、王女は、作るのがとても困難なドレスを王様にねだって、もし作れたら結婚を承諾する、という条件を持ち出すが…という物語。
結婚を申し込む男に対して無理難題を出す、というのは、日本の「かぐや姫」などでも見られる、昔話の基本パターンですね。
指輪がぴったりな女性が王子様の結婚相手になる、というのも、「シンデレラ」の靴と同じようなものだ。
カトリーヌ・ドヌーブの美しさと、ある意味、シュールともいえる、おとぎ話を楽しめばいい作品。
懐かしい映画のファンには、ジャン・マレーなどに会える映画でもある。
ちなみに、王子様役のジャック・ペランは、「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)で、主役を演じていた俳優だ。(大人になった後の。)
監督ジャック・ドゥミ、主演カトリーヌ・ドヌーブ、音楽ミシェル・ルグランによる映画といえば、他にも「シェルブールの雨傘」(1963年)、「ロシュフォールの恋人たち」(1966年)、「モン・パリ」(1973年)といった素敵な作品がある。
1971年の公開以後、ビデオもDVDも出なかった本作。
今回、ドゥミ監督の没後15年ということで、故ドゥミ監督の奥さんだったアニエス・ヴァルダ(彼女も有名な監督)の監修によって、デジタル・ニューマスター版でのリバイバルとなった。
ジャック・ドゥミ(昔はジャック・ドミーといっていたと思うが、いつからドゥミになったんだろう。実際の発音に近くしたのか?)やカトリーヌ・ドヌーブに興味のある方には見逃せない上映だろう。
初日初回に観た特典は、山形由美さんのフルート演奏!
上映後にミニコンサートがあった。ギターを伴奏にして「シェルブールの雨傘」と、もう1曲。
山形さんの演奏は、2回目上映の前にも予定されていた。
初日初回は、やっぱり、得することが起きる可能性があるね!〔2005・10・29(土)〕


ロビンとマリアン☆☆☆この映画を初めて観たのは高校生のとき。
その当時は、名画座には友人と一緒に、普通の映画館には姉とよく行ったものだ。
本作の記憶は、まず音楽だ。ジョン・バリーの美しい旋律が心に残った。
当時あった、ラジオの映画音楽番組でも、時々耳にしたものだが、いまは、まるで聞かないですね。
ジョン・バリーは、多くの007映画の音楽を手がけ、「野生のエルザ」(1966年)、「冬のライオン」(1968年)、「愛と哀しみの果て」(1985年)、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990年)の4作ではアカデミー賞をとっている名作曲家。
ロビン・フッド(ショーン・コネリー)とリトル・ジョン(ニコル・ウィリアムソン)は、獅子王リチャード(リチャード・ハリス)のために働いていたが、王の死とともに、約20年ぶりにシャーウッドの森に帰る。
ロビンは、修道院にいる、かつての恋人マリアン(オードリー・ヘップバーン)と再会。
やがてノッティンガムの代官(ロバート・ショー)などと敵対したロビンたちは、ジョン王(イアン・ホルム)の軍勢を迎え撃つことになる…。
みんな、なつかしい顔ぶれですねえ。
1967年の「暗くなるまで待って」以来、映画に出ていなかったオードリー・へップバーンのカムバック作だと思う。たぶん。
ショーン・コネリーにしても、当時の私は、007ジェームズ・ボンドのイメージがほとんどだったので、へえ、珍しい、という感覚だった。
ひげもじゃの顔で、ジェームズ・ボンドとは印象が違う。
ニコル・ウィリアムソンも、一度見たら忘れない顔といえそう。
今回見て、剣での戦闘の地味さが、かえってリアルなのではないかと思った。
コネリーとショーの戦いでは、剣を胴にたたきつけている。派手に切れはしないのかも。
ロビンたちが無茶な戦いに挑む心理が、よく分からないが…。ずっとそうしてきた生き方として戦うしかないのか、それとも、老いて先がない(40代のはずだけど、それでも当時は老人かも)から、いまさら違った生き方をしないのか。
しかし、終わってみれば、ロビンとマリアンのラブストーリーに他ならず。
監督のリチャード・レスターは、ビートルズの映画が有名だし、「三銃士」(1973年)、「スーパーマンU冒険篇」(1980年)などがある。
あまり重々しい映画は作っていないような?〔2008・5・30(金)〕


ロブスター☆☆★なんのこっちゃい? な映画。摩訶不思議な世界は、SFといっていいか。
ネタばれしますが。
ホテル宿泊者は期限内にパートナーを見つけないと動物にされてしまうんですか。…なぜ? あ、そういう決まりなんですね。
狩りに出かけて、捕獲する相手も人間らしいけど、この人たちは誰なんだ、というのは、そのうち分かってくる。ひとり捕まえると、1日期限が延びるのね。
ギリシャその他の国の製作作品なので、そんなに有名俳優は出ないんじゃないかと思っていたら、そうでもなく、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥさん、レイチェル・ワイズさんが出てきて、少し驚いた。
主役の、腹の出たオッサンが、コリン・ファレルだなんて、最後まで知らなかったよ。こんな顔してたっけ、というか興味もないけれど。
ずれたような、おかしな、シュールな、笑い風味はあるけど、そんなに魅力を感じない。
(管理)社会に組み込まれるのは、きゅうくつだし、いっそ動物のほうがいいのかもしれないが、やはりニンゲンは捨てがたいかな。
嫉妬なんかの負の感情があったり、燃え上がった愛さえも冷えるとしてもね。〔2017・6・8(木)〕


ロボコップ☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・3・16(日)〕


ロボット☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・5・13(日)〕


ロマン・ポランスキーの吸血鬼☆☆☆☆6回目。昔は、ただの「吸血鬼」という題でテレビ放送していた。
ポランスキー監督自身が主演している、吸血鬼パロディホラー(一部ギャグ?)の、なんともいえない味の傑作。
だいたい原題が「恐れを知らない、吸血鬼殺し。または、すいませんが、あなたの歯が私の首にささっているのですが」と、ふざけてるのだ。(笑)
映画の中では、「または」以降のタイトルは出ていなかったが、あとで追加されたのだろうか?
MGMのライオンが吸血鬼に変わり、血がしたたっていくオープニングからセンスがいい。クリストファー・コメダの音楽が抜群の雰囲気。
吸血鬼研究のエキスパートの教授(ジャック・マクガウラン、最高!)と、その助手(ポランスキー)が、吸血鬼の城に乗り込んで一騒動起きる話だが、どこか間の抜けたというか、すっとぼけた師弟コンビが面白い。
シャロン・テイトとフィオナ・ルイスの豊かな胸の谷間も素晴らしい! ドラキュラ映画に色気は欠かせないでしょ。
DVDには、10分くらいの「吸血鬼講座」なんてのもついていて、こちらもコメディっぽくて楽しめる。映画公開の前に、予告編のように上映されていたような感じを受ける。〔2005・2・6(日)〕


ロミーとミッシェルの場合☆☆☆★以前観て、楽しかったなと印象にある作品。やっぱり面白かった。
ミラ・ソルヴィノとリサ・クドロー(テレビドラマ「フレンズ」で有名)の仲良しコンビが、10年振りの高校の同窓会に。実生活でイケてないのをごまかして見栄を張ろうとするが…。
軽くって可愛くて、楽しく笑える。
そして、こちらはヒット曲がいっぱい。
シンディ・ローパーの“Time After Time”、ケニー・ロギンズの“Footloose”、カルチャー・クラブの“Karma Chameleon”、プリテンダーズの“Don't Get Me Wrong”、ベリンダ・カーライルの“Heaven is a Place on Earth”、ゴーゴーズの“We Got the Beat”など。
読んでる方の多くは、こうして曲名を挙げて、懐かしがってくれるには、若すぎますか?
事業に成功して金持ちになった男が、アラン・カミング。「タイタス」で印象に残った顔だったので、今回、あー、こいつが出てるのか!と一発で分かった。
逆に分からなかったのが、ジャスティン・セロー。「マルホランド・ドライブ」で監督役だった人だが、今回観終わっても、どこにいたのか分からなかった。で、エンドクレジットで役名がカウボーイとなっていたので、最後にちょっと顔を出した役だったと気づき、テープを巻き戻して観た。顔を見てても気がつかなかったんだ。顔の印象度って違うもんだ。〔2003・2・8(土)〕


ロング・エンゲージメント☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・4・2(土)〕


輪舞☆☆☆★「ロンド」と読む。往年のフランス映画の俳優がどんどん出てくるよ。アントン・ウォルブルックが狂言回し役で、シモーヌ・シニョレ(夜の女)、セルジュ・レジアニ(兵隊)、シモーヌ・シモン(小間使い)、ダニエル・ジェラン(若者)、ダニエル・ダリュー(人妻)、フェルナン・グラヴェ(その夫)、オデット・ジョワイユ(夫の昔の浮気相手)、ジャン・ルイ・バロー(詩人)、イザ・ミランダ(女優)、ジェラール・フィリップ(伯爵)と登場する。どれもかなり適役に見える。
恋の話が女から男へ、その男から別の女へと、次々につながっていき、最初の女へと戻って、話が輪になるというのがタイトルの意味でもある、フランス映画らしい、おしゃれな作品。
音楽は、昔からどこかで聞き覚えがあった曲だった。淀川さんの映画音楽のラジオ番組かな?
また、時代設定が1900年ということで、「ムーラン・ルージュ」とほとんど同じ時代だなあということを、ふと思ってしまった。個人的にはシモーヌ・シモンが可愛いな。フランス人は恋多き人種で奔放だと見せながら、夫婦愛がいちばんだというところもある。〔2001・11・24(土)〕