マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・11・3(火)〕


マーターズ☆☆☆☆もう、なんつったらいいのか…。すっげぇ〜! ひっでぇ〜!
見た人の間では、えらい評判になっているホラー。
こういう映画にあまり場数を踏んでいないのに、見るかよ〜!? 怖いもの見たさ!?
どこかから逃げ出した女の子が、必死に走って逃げるオープニングから、すでに何だか、じとっとリアルに嫌な感じ。
でも、2人の少女のシーンになって、あれ、どうなるの?と思い、今度は別の一家の親子4人の食事の風景に。あれあれ?
ところが、ここから急転直下、すさまじい展開に。
いきなり血みどろスプラッター。そこから何が始まるかと、思い出して並べてみると、恐怖、サスペンス、復讐、友情、肉体的な痛み、思いやり、犯罪、暴力、残虐、絶望…そして、もしかして、告発や正義、安らぎまでも描いているのかもしれない。
前半と後半、時間配分としても同じくらいの時間ずつで、ガラリと話が変わる。
前半は、ものすごいことはものすごいが、いったいどうなる的な不安感と、ハラハラする面白さがあり、謎もきっちりと解いてくれるし、女の子2人がキュートだし、ハードだけど、けっこう好きだ!(好きっていっていいのか?)
後半は、ダウナー(気分がどんどん落ち込むぞー!)もいいところ。謎はなくなって、こんなこと許せない!と憤るばかり。痛すぎるし。
だが、ラストで復讐がなったと見るならば(違う見かたもできる)、その点で救いはあったのかもしれない。いや、ないと困る。救いがないと困るって。
ホラーでは、たとえば「スペル」は笑える、からっとしたものだが、こっちは、とにかく真面目に落ち込む、じっとり加減。アメリカとヨーロッパのホラー風味の違いなのか? それこそ場数を踏んでいないので、わからんけど。
また見たいかどうかといえば、見たくないけど見たい魅惑がある!(?)
嫌いじゃないどころか、どうも好きな気がしてしまう。特に前半は。
しかし、ここまでやるなんて。。。映画として、すごいというしかないよね、やっぱり。ホラーはだいじょうぶ、とくに「痛い」のもだいじょうぶ、という方にしか、おすすめはしません。が、だいじょうぶなら、見て、どう思うか聞いてみたい!
ダリオ・アルジェント監督に捧げる、とエンドクレジットにあったが。アルジェントさんの映画、あんまり見てないし覚えてないなあ。「サスぺリア」の音楽しか覚えていない。(笑)
今度見てみるか?〔2010・1・23(土)〕


マーニー☆☆☆新宿ピカデリーにて。ヒッチコック映画のブロンド女優のなかでは、ティッピー・ヘドレンさんは私はあまり好みではないが、スクリーンでヒッチ作品を観るのは嬉しい機会であるには違いない。
以前この映画を見たとき、びっくりしたのは、ショーン・コネリーが出ていたこと。コネリーといえば007と思い込んでいたので、ほかの映画に出ているとは思いもしなかったのだ。
しかも、あとで考えてみると、本作は1964年製作。「007/ゴールドフィンガー」と同じ年なのだ。ばりばりジェームズ・ボンドじゃん!(笑)
泥棒して、姿を消して、姿を変えて、というオープニングのテンポはいい。
マーニーがなぜ盗みをするのか、なぜ雷鳴や赤い色を怖がるのか。ショーン・コネリー演じる社長が彼女に寄り添って助けながら、真実が明かされていく。
赤を怖がる、というので何となく基本的なことの想像はつくが…。
ふたりのラブストーリー風な色合いが強い。というか、どうあってもマーニーを見守るんだ、救うんだ、という、コネリー社長の大きな愛情が、すごい大物感(007だしさ〜)。
マーニー、いい人に巡り合ったなーと。
ティッピーさんはモデル、CMで活躍していたところを「鳥」(1963年)で映画に抜擢されたのだが、女優としてはどうだっただろうか。
この作品は総じて、ここが魅力!という点を見つけにくいが、撮影のロバート・バークス 、音楽のバーナード・ハーマン、編集のジョージ・トマシニなど、ヒッチ映画常連の手で固められた安定感はある。 〔2014・2・1(土)〕


マイケル・ジャクソン THIS IS IT☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・11・3(火)〕


舞妓 Haaaan!!!☆☆☆クドカン脚本なので、ちょっと見てみた。
やっぱり、おもしろい。
演じるのが阿部サダヲだと、なおさら、いちいち、おもしろいですね〜。
いきなり、プロ野球やボクシングをやって結果を出すのは、そりゃないだろ!と思いますが、まあいいでしょ。〔2013・10・20(日)〕


マイティ・ソー☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・7・2(土)〕


マイティ・ソー/ダーク・ワールド」☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・2・1(土)〕


毎日かあさん☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・2・5(土)〕


マイノリティ・リポート☆☆☆★2054年のワシントン。そこでは、殺人事件を予知する能力者によって、未然に犯人が逮捕されるシステムができていた。
未来の都市風景や、色褪せた感じが面白い。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・12・23(月)〕


マイ・ビッグ・ファット・ウェディング☆☆☆早稲田松竹での「マンマ・ミーア!」の同時上映作品。
正直、「マンマ・ミーア!」が目的だから、併映は何の映画でもよかったし、この映画はほとんど興味がなかった。 観始めてから、ああ、これギリシャ人のお話だから、ギリシャの島が舞台の「マンマ・ミーア!」と関連はあるな、と気づいた。
さらに、この感想を書くのに資料を調べたら、トム・ハンクス夫妻が製作した映画だとか。「マンマ・ミーア!」はハンクス夫妻の製作総指揮だから、その点でも似ている。
主演のヴァルダロスが、自分の経験に基づいて脚本を書いた話だという。
いけてないメガネをかけてたりして、まったくサエない女性が、大学入学を機に、コンタクトにして衣装もおしゃれにしたら、急に男にモテた。
うーん、そんなものか。やはり、生き生きとしていると、いいことがあるんだなー。
彼女の家は、アメリカ在住のギリシャ人一家。親せき大勢も含めて、ギリシャ人コミュニティができているわけで、この仲間たちが、まあ陽気そのもの。
どこの国の人か知らないけど彼氏の両親なんて、お呼ばれしたパーティで、ギリシャ人集団のハイテンションに圧倒されっぱなし。
ギリシャ人って、みんな、ああいうもの? おとなしい人間は仲間はずれ?
快調に飛ばすストーリーで、見ているぶんには、笑って楽しめる。
ギリシャ人の嫁をもらうなら、自分もギリシャ正教会に入って、ギリシャ人になりきって陽気に騒がないとダメかなーと思いました。
でも、楽しそうでもある。
邦題が「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」で、原題にある「グリーク(ギリシャの)」が抜けている。
タイトルとして長くなるけど、グリークを加えるくらい、たいしたことなかろう。
お話の意味的には「ギリシャの」というのが、もっとも重要じゃないか。配給会社は、そうは思わなかったのだろうか?
ま、グリークとタイトルにつけたって、ギリシャかあ、と思う観客は少ないと考えたのかもしれないけどさ。〔2009・6・28(日)〕


マイ・ファニー・レディ☆☆☆複数の人物が、ひとところにまとまって、浮気したしないでドタバタするコメディ。
と言っていいのかな。
イモちゃん(イモージェン・プーツさん)は、「フライトナイト/恐怖の夜」のときから、わりと好き(ほかに「28週後...」、「ジェーン・エア(2011年)」と見ている)なので(またですか、と人から言われないうちに自ら書いておく)、映画自体そんなに、たいしたことないけど、見ていられる。(人間関係がごちゃごちゃしすぎ。頭わるいから簡単にしてくれないと、わからなくなるの。古き良き時代のコメディ感は多少ある気はするが。)
イモちゃん、独特な可愛さ、あるよね。名前も顔も独特。
本作は昔だったら、ゴールディ・ホーンさんなんかが演じる役どころか。
脚本家と恋に落ちる女優、ということで「私がマリリンなら、彼はアーサー・ミラー」なんてセリフも口にしてくれた。
オードリー・ヘプバーンが言ったらしいセリフも出るし。ハリウッドの昔へのオマージュ?
エンドロールで、ジェニファー・アニストンさんの名前を見つけて、えっ、どの役?と、びっくりしたのは私です。すいません。
ピーター・ボグダノヴィッチ監督、懐かしいねえ。まだ頑張れるんだねえ。なんで、あんまり監督しないんだろうねえ。〔2017・5・1(月)〕


マイ・ブルーベリー・ナイツ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・4・5(土)〕


マイヤーリング☆☆★オードリー・ヘプバーンさんの「マイヤーリング」を見たが、なんだよ、こいつ最低男じゃん。で終わった。   
…と、思わずツイートしたね。
1957年にカラーでテレビ放送されたものが、モノクロの保存版により、2014年に劇場公開された。
主演は当時、夫婦だったオードリー・ヘプバーンさんとメル・ファーラー。
ハプスブルグ家の皇太子の事件の結末は実話であるらしく、かんたんに変えることはできないのだろうが、これが甘く悲しい恋の顛末(てんまつ)だなどと酔いしれている場合じゃない。
ネタばれするけど…
単なる「道連れ」じゃないか!
死ぬなら、ひとりで死ねー!〔2015・2・8(日)〕


マイレージ、マイライフ☆☆☆★興味がない映画だったが、なるほど、いい中身である。
ジョージ・クルーニーの仕事は、リストラ宣告。
会社の人間の代わりに、クビにされる本人に面と向かって話をする。
リストラされる人間の、悲痛な訴えや怒りの声を受け止めたうえで、なおも冷静に仕事を終えなければならない。大変な仕事だ。
そのために、飛行機に乗りまくって各地におもむくので、マイルがたまり放題。
原題の“Up in the Air”、「空の上」を飛んでばかりいるわけだ。
知り合ったヴェラ・ファーミガさんとは意気投合して、男女の仲に。
クルーニーは、インターネット画面でリストラ通告をすることで出張をなくして経費節減しようと考える新人娘アナ・ケンドリックと対立。アナちゃんはクルーニーについて彼の仕事ぶりをしばらく勉強することになる。
ふたりの女性との関わり、妹の結婚などによって、彼がどのような影響を受けていくかが描かれる。
ひねりがあって、少し苦いところも味わいがある。
人間味が足された主人公、あと味もいい。
「空の上」は「宙ぶらりん」でもあるか。〔2012・4・8(日)〕


マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・2・16(土)〕


マザーウォーター☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・10・30(土)〕


マジカル・ガール☆☆☆マジカル・ガールというか、魔女?
ん、主役は誰? ってふうに話は進み、ああ、オープニングシーンの人間関係はそういうこと、と納得。
日本語のアニメ曲やキャラクターが出てきて、ほんとにフランスの子ども、日本製アニメに影響されてるんだ? と考えを巡らせる。
架空のアニメの主題歌に、長山洋子さんの「春はSA-RA SA-RA」が採用された。
金がないからって恐喝したり、弱味があるからって身を削って大金を作ったり…でも、そんなもんなのかもしれん。
最後の男は、もはや魔女に魅入られた者ですね。
あんな行動に出てしまうとは…。
哀しい。そんな運命には、なりたくねっ!〔2017・4・30(日)〕


マジック・イン・ムーンライト☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2015・4・29(水)〕


魔性の夏 四谷怪談・より☆☆☆夏目雅子さん出演、さらには、四谷怪談というので見た。
夏目さんは27歳の若さで亡くなった著名な女優さんだが、邦画をあまり見ていない私ゆえ、彼女の作品もほとんど未見。
ほかと違った、何か輝く独自の美しさをもった人ですね。美人薄命を地で行ったように早く逝って、もったいなさすぎます。
主演の岩の役は関根恵子さん、伊右衛門は萩原健一、監督が蜷川幸雄。
伊右衛門が岩の父を殺してしまうあたりから、悲劇の負の連鎖が始まっていって、もう、ほとんどの主な関係者が死んでしまうわけですが。
そういえば、以前観た小泉今日子さんの舞台「日の本一の大悪党」も、四谷怪談だったなあと思いだしたり。
萩原健一の伊右衛門は、比べると、もっとクズ野郎で、チンピラ感が漂い、同情もできない。
蜷川幸雄も有名な演出家で、映画作品は数本しかないようだが、これといって素晴らしいとも思わず。
映画題名はWOWOW放送時には「四谷怪談・より」となっているので、それに合わせる。(他のデータでは「四谷怪談より」で、「・」は入っていない。)〔2017・5・27(土)〕


魔女の棲む館」(「マスターズ・オブ・ホラー」より)☆☆☆ジョン・カーペンター監督の「世界の終り」が目当てで借りたDVDに、もう1本の作品が入っていた。
スチュアート・ゴードンという監督は知らないけど、H.P.ラブクラフトの原作というのは、少し惹かれた。
怪奇・幻想小説の大家ですよね。以前、1冊読んだことがあるがほとんど覚えていないので、偉いことは言えないけれど!
つまりは、「魔女がいる邪悪な家」です。
魔女に目をつけられた男が、どう戦うか。
原作は古いわけだけど、映画のほうは、主人公がノートパソコンで研究をしているから、設定は現代になっている。
人面ネズミが登場するのだが、映画で観ると何か笑える。人面のようなネズミの顔、ではなくて、人面そのものがネズミの体に合成されてるからヘンなんだよね。
こいつが魔女の手先。顔はヘンだが、最後まで重要な役目を果たすので、あなどれない。
はたまた、魔女が来るぞォ〜と脅す、怪しげな老人がいる。いかにも、なムードです。
魔女が男を色仕掛けで誘う(!)ときに、男が好意を抱いている女に化けるのだが、その場面がエロっぽくて嬉しい。
結末が思ったよりも悲惨だったが、それがホラーというものなのかも?
期待しないぶん、それなりに楽しめた。〔2007・3・3(土)〕


マスター・アンド・コマンダー☆☆☆ピーター・ウィアー。気になる監督である。
「モスキート・コースト」(1986)、「ピクニックatハンギング・ロック」(1975)は、私にとっては、それまで観たことのないタイプのお話の映画で、印象に残るものだった。彼の映画では「いまを生きる」(1989)や「刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985)のほうが有名だろうし、それらも、いい映画であるけれど。
映画館で見逃していた本作を、衛星放送で鑑賞。これは劇場で観たかったかも。帆船の戦艦同士の大砲のリアルな撃ち合い、船を襲う嵐などは迫力があっただろうな。
男くさいラッセル・クロウの艦長とインテリなポール・ベタニーの医師の対比と、2人の友情がいちばん見どころだったか。
この2人が楽器演奏に興ずるところ(ラッセル・クロウがだよ! 意外でしょ?)や、みんなでガラパゴス島でのんびりしている場面は、牧歌的だったり、詩情のような雰囲気が出て、海の荒くれ戦争もの映画とは、ちょっと違った味になる。
マジでリアルなのと、ポエティックなのが混ざってるんですね。だから不思議な印象の映画、とも受けとれる。
単なる海洋アクションにするなら、ウィアー監督に頼まないほうがいいのだろう(これは、ほめてるのです)。
ポール・ベタニーといえば、私の現在の印象では「ドッグヴィル」に出ていたヤツ、なのだが、この映画を観ているときは「ドッグヴィル」の若造を思い出さなかった。ということは、うまい俳優なのか!(ウーム考えなおさねばならぬか(^_^;)
艦長が、虫にひっかけて「強い敵はムシしろ」というダジャレを言ったのだが、もちろん日本語でダジャレになるように翻訳者が訳したはずで、もともと英語で何て言ったのか。ちょっと知りたい。DVDで英語字幕を見ないと分からないね。誰か教えてくれる方はいない? …いませんか。ハァ。
そうだ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのビリー・ボイドが乗組員で出演していたっけ。あ、ピピンだ。(~_~;)
敵艦に乗り込んでいって戦う。そんなことすれば死ぬ確率が高くなるのは分かってるのに、どうして戦うのかと思ってしまう。そんなこと、しなくちゃいけないのかなあ、と。戦争はいやだと、またもや思う。
しかも強制徴収された船員、みたいなセリフがあったし! でも、その場になれば、やるしかないのか。
ラストシーンが、とぼけていて、あら、どういうこと? 船に乗り込んでいった仲間は、いったいどうなるの? なんて変な気分。
これ、ピーター・ウィアーが脚本に参加してるしね。いろんな意味で、くせもの監督ですな、ウィアーさんったら。〔2005・4・24(日)〕


マダム・グルニエのパリ解放大作戦☆★ドイツ占領下のパリの娼館が、対ドイツ軍のレジスタンス?最前線に。ピーター・セラーズの何役もの変装のみが見ものか。〔2004・4・24(土)〕


マダムと女房☆☆☆記念すべき日本初の本格的トーキー映画。 本格的、というのは、無声映画に音声を付け加えたり、トーキーと字幕の併用だったり、ではなくて、はじめから全編に音声や音楽などの「音」を入れて作られたもの、ということ。
1931年。「土橋(つちはし)式トーキー」による、松竹映画。
キネマ旬報の映画検定テキストブックを勉強したとき、「見るべき映画100本」の日本映画編で、最初に書かれていた映画で、印象に残っていた。紹介文を引用させてもらおう。
『土橋武夫・春夫兄弟の研究による土橋式トーキー使用の本格的な発声映画。東京郊外の静かな住宅地に引越してきた劇作家が、隣家のジャズがうるさいので文句を言いに行くが、その家のマダムの美しさに参り、一緒になって騒ぎ始める。そんな夫に妻が焼きもちを焼く。音楽、ラジオ、日常生活の音をふんだんに詰め込んだナンセンス喜劇。キネ旬1位。』
資料では64分なのだが、見たのは57分ほどのもの。7分ぶんは、どうしちゃったのか。
スタッフのなかに「ギヤッグマン」という肩書きがあって、え、ギャグを書く担当の人なのかなと、おもしろく感じた。(違うか?)
画家(横尾泥海男)と劇作家(渡辺篤)のドタバタ・コントで映画は始まる。
画家が家の絵を描いていたところに、劇作家が通りかかり、やりとりがあって、最後は、けんかになり追いかけっこ。粋な女性(伊達里子)の仲裁を得て、その場は収まる。
脚本の締め切りまで、あと5日。妻の絹代(田中絹代)は、お金がないんだから仕事しないと、と夫に催促。
夜中に作家が書きはじめた話の題名を見ると、「豚と真珠」。(笑)
書こうとしたら、赤ん坊が泣く。猫が鳴く。気が散って書けない。
朝寝坊なパパを、娘(市村美津子)が目覚まし時計などで起こそうと奮闘する。
押し売りがやってきて、断るつもりで応対した作家だが、押し売りが自分の名前を知っているので、気をよくして、つい買ってしまう。
隣の家から音楽が聞こえてきて、うるさいからやめるように言いに行った作家。そこにいたのは、先日の画家とのけんかのときに出会った女性だった。楽団が練習中のなか、歓待されて、ついには音楽を聴きながら歓談することに。
隣家の窓から見える夫の姿を見て、妻は悲しみ、嫉妬の気持ちも。
そんなこんなとあったが、最後は原稿料が入ったのか、買い物に出た帰りか、一家そろって幸せそうな雰囲気。
…と、記念碑的な映画ということもあって、だいぶ詳しく書いたが、それは予想外に面白かったせいもある。
喜劇俳優の古川ロッパ一座に所属する渡辺篤の軽妙さもいいし、なんたって、田中絹代さんだし。
歌われた曲は、サトウ・ハチローの作詞のものや、「ブロードウェイ・メロディ」「私の青空」など。
「ブロードウェイ・メロディ」は1929年の映画で、1930年に封切られたようなので、時期的にピタリ。渡辺篤も口ずさんでいたし、このメロディをこの映画で聞くとは。ちまたで結構、流行ったのかもしれない。
「私の青空」も、いい。最近では、映画「うた魂♪」の、喫茶店での楽しい合唱で歌われていたのを思い出す名曲。
映画全体に音がついたというのは、映画界にも、当時の観客にも、大ニュースだったに違いない。〔2009・8・2(日)〕


マチェーテ☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・11・13(土)〕


マチェーテ[R15+指定版] ☆☆☆★R15の指定版というので見てみたが、やっぱり違いは分からなかった。
たぶん、残酷さかエッチさが増しているんだと思うが、一般版(?)と指定版を続けてみないことには、どこが違うか分からないな〜。
ジェシカ・アルバたんが見られれば、とにかく、うれしいのであった。〔2013・7・7(日)〕


マチェーテ・キルズ☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・3・8(土)〕


マッドマックス 怒りのデス・ロード☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2015・6・21(日)〕

☆☆☆☆★2回目、観た!
立川シネマシティ シネマ・ツーで「極上爆音上映」を観賞。
ズボンの裾(すそ)が震えるほどの振動が来るけど、思ったほどの爆音ではなかった。
たぶん、うるさいほどの音にしたら、ほんとに「うるさいだけ」になってしまうのだろうし、加減が難しいのかな、と。
劇場HPの紹介には以下のようにある。
『音響家に調整を依頼し、今作にふさわしく大音量で上映します。高性能サブウーファーを新規導入、重低音をたっぷり増量し、爆発音や轟音などは音波で身体が震えるほどの「体感」を味わっていただけます。ただヴォリュームを上げるだけでなく、それでいてやかましくない、クリアな台詞と音楽を両立させるのが「極上爆音上映」です。』
この試みは素晴らしいし、本作はクルマやバイクの疾走が多いから、音も重要。「極上爆音上映」には、これ以上ない、ふさわしい作品だと思います。
映画自体は、もう、なんの文句もない。「マッドマックス」という内容をつきつめて、アクション、娯楽の方向の映画として、シンプルに行けるところまで行ってみようとしている、と感じる。
前回は星4つにしたが、星4つ半でいいんじゃないかと。〔2015・7・11・(土)〕


魔笛☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・7・14(土)〕


マトリックス☆☆☆★動くマンガだ。電話線を通じてテレポーテーションするアイデアが面白い。最後は、やっぱり愛は勝つ。なんだよね。
続編は、来年6月?だから今観ても、予習にはならないか。〔2002・10・14(月)〕

☆☆☆☆スローモーションとワイヤーを使ったアクロバティックなアクションなどの斬新な映像表現、独創的な世界構築で、映画史に残る作品になった。柔術カンフーのシーンは、単純に楽しめる。
いま見ている世界が本当のもので、なにものかに操作されて見せられているのではないと、100%確信できるだろうか。
人の臭いは耐えられない、くさいマトリックス世界にはいたくない、というスミス。1作目からスミスの反乱の芽は芽生えていたのが分かる。
疑問なのは、ヘリを使ってネオがエージェントを狙撃したとき、捕われていたモーフィアスに、どうして銃弾が当たらなかったのか。分からない。〔2003・11・23(日)〕


マトリックス リローデッド☆☆☆映画館に行ったら、先先行ロードショーをやっていた。思わず観てしまったさ。
戦いのシーンの迫力は急角度に前作よりアップ。これでもかというほど、アクションの時間も長い。
あとは、もうコンピューター・ゲームの世界(ほとんどやったことないけど)。笑えるほど荒唐無稽のバーチャル世界。下手すりゃ、トンデモ映画になりうるかも。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・5・24(土)〕

☆☆☆★DVDを借りてきて日本語音声で観た。初めて観たときよりも面白かった。
ザイオンの踊りとラブシーンの場面も、生きている喜びや力を表現したかったのかなあと思えた。
アクションもたくさんあって面白い。
1作目もそうだが、難しい理屈が出てくるのが、完全な娯楽作というには難点とも言える。日本語音声で観ると、けっこう理解できたように思えるが、実際、どうなのだろう。〔2003・11・23(日)〕


マトリックス レボリューションズ☆☆☆☆前作「リローデッド」が分かりづらかったのに対して、これは観ていて分かりやすかった。分からないところは残るが。
ザイオンに侵入してきたドリル型機械とイカ型メカのセンティネル。迎え撃つ人間との戦いが、ものすごいド迫力。
人間のほうは、ヒト型のメカに搭乗するのだが、これは、「マジンガーZ」など一連の日本のロボットアニメからヒントを得たのではないかと思えるような形。隊長の名前も、なんとミフネだ!
ラストのネオとスミスの戦いは、「ドラゴンボール」を実写にしたら、こんなふうじゃないのか。ものすごい金をかけて作った特撮らしいが、一見、そんなに凄くは見えない…。
善と悪は自分の中にある。悪の心を克服することが平和を呼ぶ。それが、いちばん大事な、究極の答えだ!「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・11・8(土)〕

☆☆☆☆映画館で吹替版で観た。2回目。「リローデッド」からの続きなので、合わせて1本として観なければ分からない作品。今日やってみたように、「リローデッド」を観て、その話を頭に置いておかないと理解が足りない結果になるかもしれない。
監督のウォシャウスキー兄弟には、よく、ここまで、驚きの映像世界を作り上げてくれた、とお礼を言いたい。
きっと、歴史に残る3部作となるだろう。〔2003・11・23(日)〕


マネーボール☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・12・26(土)〕


マネーモンスター☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・6・19(日)〕


魔の家☆☆嵐の夜、一夜の宿を求めて一軒家に泊まることになった人々。その家の住人と執事は見るからに不気味で…。1932年の古い作品である。監督は「ゴッド・アンド・モンスター」でその老境が描かれて話題になったジェームズ・ホエール。出演がボリス・カーロフ、メルビン・ダグラス、チャールズ・ロートン、レイモンド・マッセイという、知る人ならば、おっ! と思うメンバー。そして、グロリア・スチュアートという若くてきれいな女優さんが出ている。なんか聞いたことあるな…と思って調べてみたら、おお! 「タイタニック」のおばあちゃんです! ヒロイン、ケイト・ウィンスレットの何十年後の役。そうか、あのおばあちゃん、こんな昔から映画に出ていたんですね…こういう発見はうれしい。〔2001・6・17(日)〕


真昼の決闘☆☆☆☆保安官のもとへ復讐にやってくる4人組。保安官は、結婚してその職を辞め、町を出るところだった。町の人々は彼に逃げることをすすめるが、彼は残って1人で戦う決意を固める。
西部劇の形式をとってはいるが、たとえば現代を舞台にして、撃ち合いではなく、1対4の絶望的な喧嘩に立ち向かう話にしたとしても、テーマは同じだね。
ゲーリー・クーパーの主演に、こちらもグレース・ケリーが華を添える。〔2003・4・26(土)〕


魔法にかけられて☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・3・22(土)〕


まぼろし☆☆☆☆フランソワ・オゾン監督。理由も分からず、いきなり夫が生死不明でいなくなってしまったら、残された妻はどうなるか? 根本的には、これは夫と妻が逆でもいいのかもしれない。
シャーロット・ランプリングが素晴らしい。
夫がいなくなったことを信じたくない気持ち。夫と過ごした長い年月の意味を失うことへの恐怖。
彼女は大学でバージニア・ウルフの「波」を教えている。
海辺で夫がいなくなったことや、ウルフの入水自殺とも関連を思わせる。
原題は「砂の下」。ラスト、海岸で砂をつかんで砂の下に手を入れながら、深い喪失感にうちのめされる妻。砂の下に彼女は何を感じるのか。それでも彼女は夫の「まぼろし」を見るのか。永遠に手の届かない…。
スパゲッティをゆでて、何もつけずに食べていたのも印象的だった。〔2003・11・16(日)〕


MAMA☆☆★ジェシカ・チャステインさんがパンクなロックな黒髪な!   
といっても、幽霊系の話です。
森の中の小屋で暮らしていた幼い姉妹を発見して引き取った、叔父とその恋人。
しかし、姉妹の周辺には、何かの気配が…。
きゃー! とは、そんなにならないけど。
ネタばれしますが、
妹が部屋の中で誰かと遊んでいるシーンを画面右側に映していて、当然、姉と遊んでるんだなと思ってたら、姉は画面左側に登場! というところ、うまかった!
何か(映画を見ていれば分かっていることですが)が襲ってくる場面は、暗すぎて…ねえ。
ギレルモ・デル・トロ製作。彼好みの、こういう映画の企画を持ち込めば、きっとデル・トロはお金出してくれるのかも。(笑)
なんたって、ジェシカたんの胸のあたり&スタイルが良いなあ。もちろん、カメレオン的な女優の上手さのプラスアルファで。〔2015・3・28(土)〕


マリー・アントワネットの首飾り☆☆★エイドリアン・ライン(「戦場のピアニスト」の主演男優)が、主役のヒラリー・スワンクの夫の役で出てるじゃないか! 他にも、カリオストロ伯爵にクリストファー・ウォーケン、ロアン枢機卿にジョナサン・プライスと、ひとくせある俳優陣だが、事件の顛末を、ただ追ってるような印象も。〔2003・3・2(日)〕


マリッジブルーの愉しみ☆☆★「アート・オブ・エロス 監督たちの晩餐」という題で6本の短編がまとめられたが、これはそのなかの1本。
ミラ・ソルヴィーノが駆け出しの頃の主演作だ。
美術館の絵の中の男に魅せられた、結婚間近の女性を描く。周囲の関係者が、カメラ目線で、いろいろと証言するのが面白い。
何がどうした、というのでもなく、ほんとうに、ちょっとした小品。〔2003・11・2(日)〕


マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて☆☆☆マリリンという題につられて見た! ちなみに原題は、まったく違います。
シエナ・ミラーさんの役名です、マリリン。
シエナさんはモデル出身だし金髪だから、マリリンを名乗るには、ふさわしいかも?
マリリンとモナがベリーダンサーの仕事をしながら一緒に旅をする。(その前に、つらい諸事情があるけどね。その部分がけっこう長い。)
劇場未公開、WOWOWでの放送。
ベリーダンスって、中東風のダンスなんですね。低い棒をくぐるのと勘違いしてた。(あれはリンボーダンス。)
モナ役は、「世界で最も美しい顔100人」に2年連続で選ばれた(2013年77位、2014年6位)、ゴルシフテ・ファラハニさん。
イランの女優さんです。私は以前、「彼女が消えた浜辺」で見ている。
いやなことがあっても、素敵な友情と出会えた幸せ。
いろいろあるさ、人生、捨てたもんじゃない。…てところか。〔2015・10・31(土)〕


MARILYN'S MAN マリリンズ・マン〜マリリン・モンローの真実〜☆☆☆☆☆星の数は問答無用。
先日購入して記事にも書いた「MARILYN'S MAN マリリンズ・マン〜マリリン・モンローの真実〜」を観る。(タイトルが長い!)
始まりの部分は、ノーマ・ジーンを他の女優(Evgenya Nesterovaという人。読めない。)が演じていて、バックに曲が流れるなか、イメージビデオのよう。若妻ノーマ・ジーンが夫のジェームズに手紙を書く。私はマリリン・モンローという名前になります。夫から離れて、映画界に去っていくノーマ・ジーン。
ここからは、マリリンの写真、映画、ニュース映画をつなげて、彼女の最初の夫ジェームズ・ドアティのインタビューを中心にした構成になる。
いろんな時期の映像がアットランダムに流れるので、彼女のことをよく知らない人には、いつ、何のときの映像なのか分からないものがあるだろう。私だって分からないものがあった。
本物は誰だ!みたいなテレビ番組で、3人の候補者の中からドアティ氏を当てるクイズがあった。ドアティさん、時には、こんなふうにマスコミに引っ張り出されていたんだね。
マリリンが出演したユニオン・オイルのテレビCMや、最初のテレビ出演「ジャック・ベニー・ショー」を見ることができたのは嬉しかった。
ドアティ氏、ジェーン・ラッセルの話をして、彼女は自分の1年先輩で、芝居で共演したことがある、という。
マリリンも同じ高校に通っていたから、やはりジェーンの後輩なのである。この先輩と後輩は、「紳士は金髪がお好き」で共演することになる。
日本に行ったことがある、とドアティ氏が話し出した。何だろうと興味津々で聴いていたら…。
超能力者だという女が、マリリンについて好き勝手なことを言って、あげくのはてにバッグを取り出した。そこでドアティ氏は、これは彼女お気に入りのバッグだと、サービスで言ってやった。みんな大喜びだったが、あんなバッグは知らないね。という話。
この超能力者って、いったい誰だろう?
ドアティ氏は、ノーマ・ジーンが「広場恐怖症」だったと言う。なかなか撮影現場の控え室から出られなかったのは、マリリンに変身すれば何でもできたが、ノーマ・ジーンには無理だったからだ、と。
観ていて、ひとつ気になったのが、「紳士は金髪がお好き」でジェーン・ラッセルが、マリリンの(演じたローレライ・リーの)ふりをするシーンが、特典に付いていた予告編にも入っていること。
ということは、もしかして、このシーンはマリリンが演じているのだと勘違いされていないか?
それと、エンドクレジットで、9.11テロの犠牲者に捧げる、とあるのが、なぜなのか、よく分からない…。
ドアティ氏の考え方は、ノーマ・ジーンとマリリンは別だというもののようだ。彼のマリリンに対する、さまざまな意見を100パーセント容れるわけにはいかないだろうが、彼が結婚していたのはノーマ・ジーンで、彼が語ることができるのはノーマ・ジーンなのだろう。純粋にノーマ・ジーンを愛している気持ちには、心を打たれる。
いつか天に召されたとき、彼女に会いたい、とインタビューで話すドアティ氏は、昨年亡くなっている。
…きっと、きっと、ノーマ・ジーンに会えていますよね。〔2006・10・9(月)〕


マリリンとアインシュタイン☆☆☆★この記事を書いた、きょう2月1日は、マリリン・モンローさんが日本にやってきた来日記念日(1954年)。
というわけではないが、偶然、映画感想はマリリンに関係する作品だ。
1954年3月のニューヨーク。映画の撮影が路上で行なわれている。通風孔の上で白い衣装のスカートをひるがえす女優。
撮影後、彼女は著名な学者の部屋へ行き、彼に対して自分が考える特殊相対性理論を披露する。
野球選手だった女優の夫は、妻の後を追って、学者の部屋に押しかける。
上院議員は、自分に協力をしない学者の書類を押収するために彼の部屋へ。
それぞれの人物を、マリリン、科学者アルバート・アインシュタイン、マリリンの夫だったジョー・ディマジオ、共産主義排斥運動である赤狩りを進めたジョセフ・マッカーシーをイメージ。
マリリンとアインシュタインの関係については、パーティーに同席して、マリリンが「私の美貌とあなたの頭脳をもった子どもができたら、どんなに素晴らしいでしょう」と言い、アインシュタインが「私の顔と、あなたの知能をもつ子どもが生まれるかもしれません」と返したという話が有名。
また、関係というほどではないが、我が家のブログ記事に2人のトリック写真アートがある。
監督のニコラス・ローグは、10代で映画界入りして、雑用から、編集、撮影の仕事に。「アラビアのロレンス」の第二班撮影監督も担当した。「地球に落ちて来た男」(1976年)は、デヴィッド・ボウイを主演にした異色作として有名。
本作も、現実に存在した4人を出会わせたら?というユニークな話を作り上げている。
原題は、無意味、ささいなこと、といった意味で、この映画に深い意味はない、と自ら宣言しているかのようでもある
が、意味がないことはない。さまざまな真実「らしき」ものが、見えている。
女優が教授を守ろうとして議員と談判する場面は、赤狩りのマッカーシズムに狙われたアーサー・ミラーを妻の立場から支えたマリリンを思わせるし、流産をした彼女のイメージも強烈。
「お熱いのがお好き」(1959年)でマリリンと共演して、なかなか撮影に出てこなかったりする彼女に、いい印象を持っていなかったらしいトニー・カーティスが、女優にひどいことをする議員役というのも皮肉が利いている。もっとも、そういう意味でカーティスは出演したわけではないと思うが。
女優の、幼少時の孤児院のような場所での描写や、駆け出し女優たちが仕事を得るためにプロデューサーらに性を提供する意志を見せるショットなどは、はっきりとマリリンの過去を思わせもする。
野球選手の、話をすれば野球カードのことだったり、女優に対する愛の無骨なところは、なんとなくディマジオっぽい。
学者がプロフェッサー(学者)の頭文字「P」の文字がついたシャツを着ていたりするのはギャグだろう。
血の赤(赤はローグ監督のこだわりでもあるようだ)、いきなり出てくる日本女性や建物の炎上(日本=原爆のイメージであり、学者は戦火について自責の念がある)、デイヴィッド・ホックニー作による女優のキュビズム的な切り貼りヌード(キュビズムは、いろいろな角度から見たものが1枚の絵に合わさるとでもいうもの。ピカソは先駆者で、彼のものらしき母と子の絵〔これはキュビズムではない〕も学者の部屋に飾られている)など、おもしろいイメージが、ちりばめられている。
最後には核爆発。そこで、ひとり燃え尽きて消滅するのは、男に搾取されつくした女優。
女優に扮するテレサ・ラッセルは、話し方、金髪、「七年目の浮気」(1955年)で有名な白のホルダーネックドレス、左ほほのホクロなどを真似ると、ちょっとした拍子に見せる顔つきがまるでマリリンに似ていないということもないので、「なんちゃってマリリン風」(笑)になる。
イメージ横溢の怪作ともいえるし、マリリンファンにとっては、これもまた愛すべき映画として記憶されるべき1本だ。
1985年カンヌ映画祭フランス映画高等技術委員会グランプリ受賞。〔2009・1・18(日)〕


マリリン 7日間の恋☆☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・3・24(土)〕

☆☆☆☆☆公開日だった前日に続いて、翌日も観に行った。
なぜか、ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋が料金1000円の日だったのである。
感想などは、1回目でさんざん書いたので、そちらを見てくださいな。〔2012・3・25(日)〕

☆☆☆☆☆ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋で、3月いっぱいなら1200円という券がある。じゃあ何を観ようか、もちろんマリリン。
3度目は、多少、客観的に観ることができた。
ミシェル、ほんと、すばらしいよ。〔2012・3・31(土)〕


マリリン・モンロー 瞳の中の秘密☆☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・10・5(土)〕

☆☆☆☆☆2回目、行きました〜。 新宿ピカデリーにて。
また観にきた理由としては、私の場合、スクリーンでマリリンを見たい、というのが一番。
いろんな女優さんが、マリリンの書いた言葉を語る、というのが二番かな。
マリリンの映画のシーンも出てくるし。
それぞれの語りでは、その女優さんが、どう取り組むのか(演じるのか)が見えて興味を引く。
マリリンは綺麗だし。
かなしいし。
見事な女優です。
もう少し詳しい内容や、トラックバックは、「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」(1回目)のほうへ、どうぞ。〔2013.10.19(土)〕


マリリン・モンロー ファイナル・デイズ☆☆☆☆☆星の数は問答無用。マリリンの最後の未完の作品“Something's Got to Give”の制作にまつわる話を関係者のインタビューを交えて展開していく。金田龍之介みたいな顔したプロデューサーもいたなあ。
映画はマリリンが亡くなったために未完だったが、それまでに撮影されたフィルムをまとめて作り上げた30分ほどの物語が最後に入っている。
医者がマリリンを、いまでいえば、そううつ病だったと言っていたのが印象的。
観たのはDVDで。WOWOWで放送時は「マリリン・モンロー ザ・ファイナル・デイズ」で、タイトルに「ザ」がつくという違いがある。〔2003・6・1(日)〕

☆☆☆☆☆アメリカではテレビで放送されたドキュメンタリー番組だが、日本では、DVDボックスセット「ダイヤモンド・アルバム」の予約特典でDVDとして、ついてきた。単体でのDVD販売は、いまだにない。契約の問題があるのか何なのか分からないが、ぜひ発売してほしいものだ。
マリリンが生きていれば30本目の映画となるはずだった“Something's Got to Give”(1940年作品の“My Favorite Wife”のリメイク。“My Favorite Wife”は劇場未公開、テレビ放映時の邦題は「ママのご帰還」。監督ガーソン・ケニン、主演ケイリー・グラント、アイリーン・ダン)の500分余りにわたる未編集フィルムを復元・編集して、37分ほどのストーリーにしたものが巻末に入っているのが目玉。
共演はディーン・マーティン、シド・チャリシーなど。監督はジョージ・キューカー。
プール際で自分の子どもたちと会話するシーンでは、母性あふれる表情を見せてくれるし、プールでヌードで泳ぐシーン(きれいなヌードの写真が、今でも雑誌にも載りますね)、ディーン・マーティンとのシーンなどがある。
1962年当時の、映画会社20世紀フォックスは、エリザベス・テイラー主演の「クレオパトラ」の製作に膨大な金額がかかり、財政難に陥っていた。そうした面からも、マリリンの映画への期待がかかっていたのだ。
しかし、マリリンは睡眠薬のために撮影3週間前に倒れたり、インフルエンザで1週間病欠したりで、1か月中に13日しか働けなかったという。マリリンの出番の他のシーンは撮影を終了してしまったほど。
フィルムの中のマリリンの、やわらか〜いムードは、なんだか、儚(はかな)いくらいの優しさがあるけれど、彼女の体調が万全でないことや、この年に彼女が亡くなってしまうことを知っていて見ると、ああ、やっぱり元気いっぱいじゃないんだなあ、というか、もしかして生命力が薄くなっているような気もしてしまう。
やっと彼女がセットに来たと思ったら、相手役の犬が言うことを聞かずに、撮影が進まない、などということもあった。そのNGシーンのマリリンも可愛い。
有名な大統領の誕生日パーティに出席して歌ったのも、この映画の撮影期間の途中。マリリンは前もってそのことを届け出ていたというが、キューカー監督などは、撮影よりも大統領のパーティをとった彼女のことを怒っていたようだ。
一時、マリリンは解雇され、リー・レミックが代わりにキャスティングされると、ディーン・マーティンが拒否。彼は、マリリンでなきゃダメだ、と言ってくれたのだ。マーティンはマリリンに対して、変わらずに、おおらかに見守っていてくれたようだ。ありがとうございます。
編集された37分ほどの作品“Something's Got to Give”のタイトルバックには、フランク・シナトラが歌う“Something's Gotta Give”が使われている。シナトラと親交があり、彼の歌が好きだったマリリンにとって、嬉しい選曲だろう。
未完に終わった作品は、1963年に「女房は生きていた」(監督マイケル・ゴードン、主演ドリス・デイ、ジェームズ・ガーナー)として製作された。
たとえ37分でも、こうして観ることができるのは幸せ。
2006年の映画納めは、マリリンを選んだ。〔2006・12・24(日)〕


マリリン・モンロー ライフ・アフター・デス☆☆☆ミルトン・グリーンの撮った写真を見せながら、関係者のインタビューなどを交えて、マリリンのことを追想する。
ミルトン・グリーンの家で、テレビ番組のインタビューに答えるマリリンは初めて見た。友人の家にいるマリリンの姿というのが、新鮮で印象的。
彼女の写真を何枚も続けて見ていると、ほんとうにマリリンは最高に魅力的な被写体だったと思う。やさしさ、不安定で壊れやすそうな危なさ、美しさなどが入り混じり、自分の見せ方を知っている天性の頭の良さが、その写真に、にじみでるような稀な女性だったのだ。
その姿を、私は、恥ずかしさも、ためらいもなく、天使のような、といえる。〔2003・9・7(日)〕

☆☆☆☆☆生誕80周年を来年に控え、映画公開。応援の意味も込めて5点献上する。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」で書いた文章と同じ。〔2005・11・15(火)〕

☆☆☆☆☆前回の先行上映会鑑賞に続いて、今回2回目。
会場は、東京・表参道の“Relax Aoyama”(リラックス アオヤマ)だ。
地下鉄の表参道駅から3〜5分。にぎやかな大通りから1本奥に入ると、あれっと思うほど静かなもの。
モッズヘアー脇の階段を下りると、39席の小さなシアターがある。
ネット上のお友達、マリリン・ファン仲間が、示し合わせて(?)総勢6名大集合。
映画はもちろん楽しんだが、その内容は前回に譲るとして、そのあとの「ごはんを食べながらお喋り」も楽しめた、いい機会だった。
年を越して1月になっても上映しているので、興味のある方は、表参道ウォーキングも兼ねて、ぜひ足を運んでみてください。〔2005・12・3(土)〕


マルサの女☆☆☆★税務署の査察という難しそうなネタを娯楽に仕上げたのは見事。主演の宮本信子を中心に、山崎努、津川雅彦といった実力派が支える。〔2002・2・16(土)〕


マルホランド・ドライブ☆☆☆☆面白かった。ナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングの主演2人がすごくいい。デビッド・リンチの濃密な世界を旅して2時間半があっという間に。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・2・17(日)〕

☆☆☆☆★2回目。なんとも魅力があって、灯りに集まる蛾のように引き寄せられてしまいました。面白い! 点数アップします。〔2002・3・16(土)〕

☆☆☆☆☆あー、幸せ! この2本(もう1本は「ムーラン・ルージュ」)を1日のうちに映画館で観るなんて! きょうの気分は、いただきました、星5つです!〔2002・3・31(日)〕

☆☆☆☆☆「ムーラン・ルージュ」との2本立ても、「ムーラン・ルージュ」が終わるので、きょうが最後か…(って、この組み合わせは、たった2回目だけど)。平日は行けないしなあ。こんなに楽しめる映画には、めったに出逢えない。観客入替制なので、続けて観れないのが残念。〔2002・4・6(土)〕

☆☆☆☆☆5回目。恵比寿ガーデンシネマに行った。音がいいのに、びっくりした。いままで4回観ていて聞こえなかった音が、聞こえてきたのだ。音もいいし、スクリーンもきれい。快適そのもの。昔からある古びた映画館とは、まるで違う。これでは、おんぼろ映画館に同じ額のカネ払うのは、ばかばかしくなる。こういう体験をすると、映画館を選ぶことも重要だなと思う。朝いちの回は空いてるし、映画のあと、いろいろなことをする時間の余裕があっていいのだ。さて、「マルホランド・ドライブ」。これは大傑作。面白すぎる。泣き女の歌のシーンから先は、私は、悲しくて可哀想で、泣けます。全体にある独特のユーモアも好きだなあ。(みなさん、マジに観てるから笑わないけどね)〔2002・4・13(土)〕

☆☆☆☆☆6回目。私の頭は壊れている。「マルホの女」中毒者。「ムーラン・ルージュ」の7回に並ぶか? でも来週は、もう恵比寿ではやってないんだよなあ…。ニコールの「アザーズ」も公開が始まるし…。何回も観ていると、次はこうなって、こう言って…というのが分かるところが多くなる。そしてあっという間に終わる。1時間くらいにしか思えない。実際は2時間半近いのに。
映画のオーディションのシーンで、2曲、懐かしい感じのアメリカン・ポップスが流れる。
ひとつは、あなたを好きな16の理由、といった感じの内容の歌だが、エンドクレジットで曲名をよく見なかった。サントラのリストも調べたが、こちらは収録されていないようだ。
もうひとつの曲“I've told every little star”は、リンダ・スコットという歌手が歌っていて、1961年にヒット、日本では「星に語れば」という題がついた。
作曲は、ミュージカル好きなら知っている人が多いだろう、ジェローム・カーン。名作ミュージカル「ショウ・ボート」、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの「有頂天時代」などの作曲者だ。
♪I've told every little star… のメロディは頭を離れない。なじみやすいメロディ、ヒットするわけだよ。〔2002・4・20(土)〕

☆☆☆☆☆7回目。DVDで。リンチ監督のインタビュー、予告編のあとに観る。やはり劇場で観たほうが体感度が違うような気がする。いまだに理解できないことはあるが、こんなに謎めいたスリルと、ユーモアと悲しさにあふれた映画はない。
今度は日本語吹替えで観てみよう。気づいてない台詞が出てくるかもしれない。〔2002・9・8(日)〕

☆☆☆☆☆8回目。日本語吹替えで観る。でも、セリフによる新発見はなかった。やはり、女2人の会話や、ベティのオーディション場面は、吹替えでは、ぞくりとする色気が足りないなあ。〔2002・10・19(土)〕

☆☆☆☆☆えーと、9回目か。ステレオのスピーカーに音声をつないで観たら、初めて聞く音(音楽)が聞こえた。
分からないところは、いまだに分からない。
マリリンの「紳士は金髪がお好き」でさえ、ちゃんと観たのは12回なのに、そのうち追い越すぞ。(「ムーラン・ルージュ」は現在10回。)〔2003・3・22(土)〕

☆☆☆☆☆ブログの記事で、「私の、この数年間のベスト1か2」の映画である、と書いたのは「ムーラン・ルージュ」だが、では、もうひとつの「べスト1か2」は何かといえば、この「マルホランド・ドライブ」だ。
観ようと思った、きっかけは何だったか、はっきりとは覚えていない。当時、主演のナオミ・ワッツさんは、まだ有名ではなかった。デヴィッド・リンチ監督の名前に引かれたのだったか。たくさんのスクリーンがあるシネコンの、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋。小さめのスクリーンで、客の少ない中で観た。
1回目の鑑賞では、終盤、まるで違う話になってしまうことで、狐につままれたような感覚のままに観終った。
ただ、ものすごく濃密な雰囲気があり、女優が魅力的で、分からないなりに、とてつもなく興味を感じた。なんともいえない魅力なのだ。麻薬的な魅力といえようか。
まるで違うように思える2つの話が、どういう関係なのかが分かれば、この映画は理解できる。
帰ってからネットで、いろんな評を見ているうちに、この映画の仕組みが分かった。簡単なことだった。考えていたこととは少し違ったのが、ちょっと惜しかったけれど、その仕組みを基本に据えて考えてみると、いろいろなことが納得できてくる。
なぜ、リタとベティが出会うのか、なぜ、リタとの関係でベティが主導権を握っているのか、なぜ、映画監督が酷い目に遭うのか、なぜ、秘密のリストを奪う男の話が出てくるのか、…そういうことが、すっかり説明可能になる。
ちっとも難解ではない。
クラブ・シレンシオでの司会者の言葉は、すごくヒントになっていたりする。
めっちゃくちゃ面白いじゃん!
このユーモア、皮肉、色っぽさ、悲しさ、ミステリアスさ! ナツメロもあるよ!
この映画を観て、意味が分からないという方は、ネットなり何なりで調べてしまってもいいと思う。分からないままにしておくよりも、そのほうが、面白く観られるのではないか。
私自身、自分で考えた、物語の仕組みをホームページに書いてみようかと思ったりするのだが、少々めんどくさい、という気分のまま、手をつけていないのであった…。
主役は誰か? ダイアン・セルウィンである。彼女が全編を通して、物語を支配しているのだ。
終盤の彼女は悲しい。パーティ会場で嫉妬し涙するナオミ・ワッツさんの演技は絶品。ここは、映画の、ひとつのハイライト場面だと思う。
リタとカミーラの2役を演じたローラ・エレナ・ハリング嬢のゴージャスさも素晴らしいが、ひとつめの物語ではベティ、2番目の物語ではダイアン、まるで違うキャラクターを演じたナオミ・ワッツさんの演技力は、すごい。
映画館では6回、DVDで3回鑑賞、今回が10回目だった。
「ムーラン・ルージュ」と「マルホランド・ドライブ」が、共に映画館で公開されていた時期、この2本をハシゴして観た。至福のときだったな〜。
こんなに繰り返して観た映画は、マリリンの映画以外では、この2本くらいで、しかも、時期が、かぶっていたのだ。いい思い出です。〔2006・7・30(日)〕

☆☆☆☆☆11回目。ひさしぶりに見て、やっぱり刺激的で大好きな映画。
ナオミ・ワッツさんとローラ・エレナ・ハリングさん、ふたりが演じるキャラクターの関係性がメインストーリー。秘め事感もチラチラするムード。
ほかの話は、おまけみたいなものだけど、その部分も、また面白い。
記憶喪失のローラ嬢が思い出した名前が彼女自身のものかもしれないと、電話帳にあったその名前の番号にナオミ嬢が電話してみるシーン。
ナオミ嬢が、自分に電話するなんて変な気分ね、などと言うのだが、これは真実を知ってから考えると、実に「意味深」な言葉になっている。
往年のミュージカル・スターのアン・ミラーさん。出演しているだけでも感慨深い。
記憶をなくしたローラ嬢が、ナオミ嬢に名前を聞かれたあと、鏡に映ったリタ・ヘイワースさんの映画のポスターを見て、彼女は自分の名前をリタとしてナオミ嬢に告げる。
この映画の仕組みを理解するためのヒントは、ふたりが真夜中に行くクラブ・シレンシオにあるといっていいだろう。〔2010・11・23(火)〕

☆☆☆☆☆角川シネマ新宿で、10月13日まで特集デヴィッド・リンチの映画を上映中。
「マルホランド・ドライブ」もラインナップされていたので、映画館で観る機会は逃せない!と前売券を買って、わざわざ4日前に窓口に行って席を確保するという苦労をいとわなかった。
それほどの映画なのである。私にとっては。
もう、奇跡ですね、こういう作品が生まれるのは。いろんな要素が、うまく合ったときに、出てくるもの。みなさんも、観に行ってください!〔2017・10・1(日)〕


マレーナ☆☆☆☆ある人物(ネタばれするのでボカシます)の行動はすごい。強い人だ。私もこういう人間でありたい。
少年の、大人の女へのあこがれをユーモアを交えて描きながら、口さがなく残酷な世間も見せる。
戦争によって、このようにもてあそばれた人生というのは、きっとたくさんあるに違いない。〔2002・7・14(日)〕


マレフィセント☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・7・6(日)〕


マン・オブ・スティール☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・8・31(土)〕


マン・オン・ザ・ムーン☆☆☆★不評を買っても、観客をだます芸風にこだわりつづけた男をジム・キャリーが演じる。〔2001・11・4(日)〕


マンダレイ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・3・26(日)〕


マンチェスター・バイ・ザ・シー☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・6・28(水)〕


マンマ・ミーア!☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・1・31(土)〕

☆☆☆☆★2回目、観た! やっぱり楽しかった〜!
そうそう、ピアース・ブロスナンが、ゴールデンラズベリー賞の最悪助演男優賞を受賞。歌が下手ってことが評価された(?)と思うが、2回目観たときは、それほど気にならなかった。カラオケが、いまいちな人、ってところ?
TOHOシネマズ日劇1にて鑑賞。有楽町の日劇がTOHOシネマズに名称変更。東宝系は、みんな変わっちゃうのか?〔2009・2・21(土)〕

☆☆☆☆★TOHOシネマズ日劇1にて3回目、観た! またまた楽しかった〜!
TOHOシネマズ六本木で、英語歌詞字幕つき上映が6日、7日に1回ずつあった。
…が!
私が知ったときには、すでに売り切れ! みんな歌ってたんだろうなあ。うらやましい。
毎週、金・土にやるというが、今週は上映自体があるのだろうか?
TOHOシネマズのシネマイレージカードでポイントがたまって、無料鑑賞!
いままで六本木でしか使わなかったカード、これからTOHOシネマズになった多くの映画館で使える!
めったに買わないパンフレットも買っちゃいましたが、600円で内容充実、カラーがきれい、紙質よし。〔2009・3・8(日)〕

☆☆☆☆★観てきました!
TOHOシネマズ六本木ヒルズで。
いま帰りの電車。
画像は一人ひとりに渡される、何だっけ、これ?
蛍光棒?
みんなで最初から最後まで大合唱しながら、踊りながら、楽しんだ!
こんなに楽しいとは!
テンポの速い歌は、歌詞を読むのが追いつかないけど、いいんです。
27日まで毎週、金・土曜日の夜1回が英語歌詞字幕つきらしい。
帰宅してから追記。
歌ってると、あっという間に終わった気分。
ストーリーをしっかり見るには、ちょっと不向きだけど、楽しんで観る!ということでは、これ以上なく最高の方法。
日本で、こんなふうに映画が観られるなんて、夢みたいだよ。
笑いも起きるし、拍手も起きる。ペンライトを振る。(名前、思い出した。)
ノリのいい曲では立ち上がる人もいるし。(私もね。)
もちろん、歌っていない人もいた。(と思う。)
それは自由だから。
あー楽しかった! ね、参加した、皆さん!〔2009・3・14(土)〕

☆☆☆☆★5回目。英語歌詞字幕つきでは2回目。参加してきました! 六本木の歌詞字幕つき。
「前回よりノリがおとなしかったかな」
そうだねー、ノーマ・ジーン。
それに、警備員が、ひとりいたね。騒ぎにはならないと思うけどなあ。
「マンマ・ミーア!」の歌の最後、後ろの女性に、ふうっと息を吹きかけられただけでメリルが屋根から部屋の中へ落っこちるところが、いちばん笑えて好き。〔2009・3・20(金)〕

☆☆☆☆★6回目。英語歌詞字幕つきでは3回目。楽しかった! 昨日よりノレた!
6回目ということで、半分くらいの人は、あきれてますね?
歌詞字幕つき上映がなかったら、3回で終わってただろうなあ。
映画館で6回観賞は「マルホランド・ドライブ」に並んだ。「ムーラン・ルージュ」の7回には届いていないが。
これまではペンライトを渡されていたのだけど、きょうは、好きな色のものを自分で選べた。私はブルーを。今までイエローとオレンジだったような気がするので、別の色を。
後ろのほうの席から見ると、ペンライトはあまり振られていなくて、もったいないなー。
もうちょっと活用してほしいです。
自分が座った席の後ろのほうから、歌っている声が聞こえると、こちらもノリます。
みんなで歌おう!みたいな気分になって。
テンポの速い曲は、何回やっても歌詞を追いかけて歌うのが間に合わなくて、ちょっと悔しい。
歌詞を覚えていればいいんだけど。追いつかないところは、ごまかしながら歌う!
アンコールからはスタンディング。
エンドロールで流れる「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」は、なぜか英語歌詞が出ない。それなのに、多くの観客が歌っている。素晴らしい!
私は、この曲も歌詞を一部分しか覚えていなくて残念。メモして持ってきても、暗闇じゃ見えないしね。
みんなで歌える映画、ABBAの曲は、これ以上ないくらい、それにピッタリな音楽じゃないだろうか。
話の内容もハッピーだし!
Thank You for the Music !〔2009・3・21(土)〕

☆☆☆☆★歌いました!
モペットちゃんさん、ありがとうございました!
もうちょっとお話しできたらよかったですね。
帰宅後に追記を。
また観たのかと90パーセントの方は、あきれていることでしょう。9パーセントの方は、「ダウト」のほうの記事を先に書けよ、と言うでしょう。
でも、かまいません。好きなものは好き!
帰りもサントラCDを聴いていました。
今回は時間が遅いせいか、上映延長が知られなかったせいか、ついに息切れか、前方には空席が目立ちました。これでは来週の上映は…ないか?
後ろから見ると、前方の席の方たちは、おとなしすぎる感じ。ペンライトは使わないし、あまり歌声は聞こえないし(小声で歌っているのかもしれないけど)、それでは、いったい何のために「英語歌詞字幕つき上映」に来るのか分からない。じゅうぶん楽しんでいるのでしょうか。
後ろのほうに陣取る人たちは、おそらく、この上映イベントのファン(ベテラン?)で、歌うし、手拍子するし、拍手するしで、楽しく盛り上がっています。
歌っていると、ほんとに速く映画は終わってしまう。あっという間というのは、このこと。楽しすぎです!〔2009・3・28(土)〕

☆☆☆☆★とうとう、映画館で8回目。
また観たのかと98パーセントの方は、あきれていることでしょう。1パーセントの方は、「ザ・バンク 堕ちた巨像」のほうの記事を先に書けよ、と言うでしょう。
しかし、いいんです! 歌って踊って拍手して楽しみたいという魅惑には勝てません。
先週は自らにブレーキをかけて観に行きませんでしたが、さすがに、もうそろそろ歌詞つき上映も終了かなと思い、もう一回観たかった、と後悔しないように、参加してきました。
モペットちゃんさんにも、映画館内でお会いできて、帰り道にもお話ができました。それも楽しかったです。ありがとうございましたっ!
そして、歌詞字幕つき上映を実施、ペンライトまで無料で配ってくれた映画館、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、ありがとう! あなたは偉大だ!〔2009・4・11(土)〕

☆☆☆☆☆行ってきました、9回目!
また観たのかよ、かんべんしてくれよ、と99パーセントの方は、あきれていることでしょう。0.9パーセントの方は、もっと先に観た映画あるんだろ、それを書きなよ、と言うでしょう。
たしかに、あります!(笑) でも、いいんです。好きだから。いま書きたいから。
(先に見ていた映画は、あとで感想を書いて、そのあと、見た順番通りに記事の順番を直します。)
40分前に到着した時点で満席売り切れ。アートスクリーンG列3番、立っても邪魔になりにくいように、はじっこの席を取っていました。(この列は3番が端です。)
隣は、娘連れらしいお母さん。声をかけて聞いてみると、歌わない、ということだったので、私は歌うので気にしないでくださいと断っておきました。
日本の映画館ではめったに見ない、「歌って踊る場」(踊るというか、その場に立って体を揺らしたりペンライトを振ったり、ですが。)になっていることを知らずに来ている観客も、けっこう多いのではないかなあ。
映画館側の説明は、じゅうぶんなのだろうか。
映画が終わってから、お隣の方に、お騒がせしました、と言ったら、楽しかったです、と言葉を返してくれた。
相変わらず、後席のほうは、ミクシィの、いっしょに「マンマ・ミーア!」を歌おうというコミュニティ仲間が多数、陣取っているよう。
私も仲間を募るなら、FC2のコミュニティを使えばよかったか。
相変わらず私は、歌いにくい曲は歌いにくいまま、進歩がない!?
が、とにかく歌い踊り、楽しんだ。
帰り道もサントラ盤を聴きながら。
最後の「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」を聴いたら、この歌のなかの「ザ・ミュージック」「歌」という言葉を映画「マンマ・ミーア!のミュージック(歌)」と置き換えて聴いてもいいんじゃないかと思った。
ありがとう、映画「マンマ・ミーア!」の曲たち。喜びをもたらしてくれて、ありがとう。「マンマ・ミーア!」の歌たちがなかったら誰が生きていけるだろう。「マンマ・ミーア!」の歌たちとダンスなしだったら、私たちって何なの!? …なんてね。
こんなに幸せをくれる映画には星4つ半なんて、もったいぶることはない。5つ星にする。〔2009・5・2(土)〕

☆☆☆☆☆10回目。
はじめて「マンマ・ミーア!」の平日の上映に参加。
8日、金曜日。ホームページで予約状況を見ると半分以上、席が空いていた。仕事が定時で終われば、急いで行けば間に合う。9日の土曜日は別の用事があって行けないから、できれば行きたかったのだ。
行けるか行けないか、観にいってもいいのかダメなのかは、神様かご先祖さまの思(おぼ)し召し。
間に合わないようなら、日劇の「ピンクパンサー2」の最終日19:45〜に回ろうかとも思っていたが、天は我を見捨てなかった。仕事が早く終わった! 
19:00上映の約10分前に映画館に到着。たまったポイントを使って無料観賞。
やはり席は半分以上空いていた。あいかわらずラックスの5分間CMが流れるのね。
本編。そして…歌う人がいなかった。。。
でも、私は小声で歌っていたし、よく聞こえなかったけど、そういう方は、ほかにも少しはいたのかも。
歌う常連さんグループが参加していなかったようなのは、影響が大きい。笑いが起きるのも少ないしなあ。
しかし、楽しんで観たことは疑いのない事実!
上映終了後。想像してたより、ずっと面白かった、という声が聞こえたのは、うれしかったよ。
来週って、上映あるのかなー。
いつまで、やってくれるんだろう。もしも、もう終わりでも、じゅうぶん満足だけど、行けたら、また行くかも。だって、こんな特別な上映、見逃せないでしょう?〔2009・5・8(金)〕

☆☆☆☆☆11回目。今回はじめて、mixiの[MAMMA MIA!を映画館で歌うぞ!] コミュニティに参加させてもらった。
この「歌おう」イベントで、よく後ろのほうの席で歌っている方々がmixiのコミュニティだということは、モペットちゃんさんに聞いて、はじめて知ったこと。
22日で、この上映も終わりかと思っていたが、映画館のホームページを見たら、23日も上映があった。この機会に一度は、コミュニティのお仲間にまざってみようかなと思ったわけ。
まず、周囲が歌う人ばかりだと、安心して楽しめる。となりが歌わない方だと、自分は歌いますので、と前もって断ったりするけど、その場合でも、やはり多少気にしてしまうから。
映画のキャストと一緒になって、何人もの観客とともに歌って踊って楽しめるなんて、いつも思うけど、前にも書いたかもしれないけど、すごく貴重で幸福なこと。はまったら、やめられないのです。
そういう夢のような場を、参加者として長期間支える大きな力になった、このコミュニティ、すばらしいです! もっと前から関わって、打ち上げに参加したりしていれば、仲間っぽくなれたかも。〔2009・5・23(土)〕

☆☆☆☆☆12回目。英語歌詞字幕つきでは9回目、そしてマイ・ファイナル?
とうとう、終わりの日が来たようです。6月5日で、この特別上映は終わるらしいのです。
そして、現時点での生涯ナンバー1映画とすることに決めました。(マリリンは別格として。)
ナンバー1になったのは、「映画館で歌えた」特別な映画であることが大きいと思います。
歌わないヴァージョンで観賞してみて、どのくらい楽しめるものなのか、改めて確認してみたい気もしますが…。
もしも大好きな「ムーラン・ルージュ」が映画館で歌えていたらどうだろうか。もしも大好きな「アクロス・ザ・ユニバース」が映画館で歌えていたらどうだろうか。「マンマ・ミーア!」を越えていただろうか。
それは分かりません。そうなってみないと。
TOHOシネマズ六本木ヒルズでの「マンマ・ミーア!」英語歌詞字幕付きヴァージョンの上映は、本当に画期的なものでした。
ミュージカル映画好き、ABBA好きな私にとっては、ハートのど真ん中を撃ち抜くような、楽しさ、映画プラスアルファの「イベント」になっていたのでした。
それは多くの方にとっても同じだったようで、mixiでは、この上映イベントに参加しようというコミュニティーが作られたりして、映画館側も、多少の観客動員を見込めることができたはず。だからこそ、金曜土曜の各1回のみとはいえ、6月5日まで続く(6月5日で終わる予定の)大ロングラン上映になりました。
6月5日は仕事のある平日なので、奇跡でもない限り、まず私は観に行けません。
今回、帰りの電車でサントラ盤を聴きながら、もう映画館で歌えないんだという思いに襲われて、涙が出てしまいました。
今後も1年に、たとえ1回でもいいから、「マンマ・ミーア!」英語歌詞字幕付きヴァージョンの上映をやってほしいです、TOHOシネマズ六本木ヒルズ様!(あとで電話かメールしようか?)
映画のストーリーの上では、自分探しって何だ、抽象的だし、かっこつけてるなあ、と思ったり、サムがいろんな場面に都合よく顔を出すなあと思ったり、べつに結婚を延期しなくてもいいじゃん、と思ったりしても、もはや、映画のすべてが、いとしくなるのです。
アマンダ・セイフライドの歌声を愛します! メリル・ストリープの歌声を愛します! その他すべてのキャストの歌声を愛します!
こんなに幸せな時間をくれた「マンマ・ミーア!」に関わった、すべての人々(もちろん観客も含めて)を愛します!
ありがとう! 「マンマ・ミーア!」
そして、これからも。〔2009・5・30(土)〕

☆☆☆☆☆13回目。歌えなくても観に行く! 三軒茶屋の名画座で上映があるというので、行ってきましたよ!
朝いちばんの回は、観客は30人ほどか。
音が、いまひとつなのは仕方がない。曲に乗せて体を動かしながら、声を出さずに口パクしてました。というか、この映画では、声を出さないまでも、口を動かさずにはいられない体になってしまった私。(笑)
歌うために字幕を見るということをしなくていいので、映像のほうに注意が多く行き、あ、なるほどねという新発見もあった。
もう何回も記事になってるので、なんだかんだと書かないが、
ああ、見ていて幸せにさせてくれる映画だな〜!
この映画館は入替制じゃない。映画が1本終わっても出ていかなくていい。
ということは。。。!!〔2009・6・6(土)〕

☆☆☆☆☆14回目。三軒茶屋シネマで、「エレジー」をはさんでの「マンマ」連続2度目観賞。〔2009・6・6(土)〕

☆☆☆☆☆15回目。名画座で上映があると知って、いそいそと出かけていったのは私です。何回、観に行きゃ気が済むんだ! もう、この映画の話は、うんざりなんだよ! とか言わないの、てか言わせなーい。
(あ、誰かの真似になってもた。)(笑)
見たのは全部書くんだから。
観た映画館は、早稲田松竹。名画座とはいえ、音は良いほうだったと思う。
ただし、惜しいことに「音とび」があった。しかも、肝心な、歌の場面で! しかも、大事な「スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ」で、である。
島にやってきたロージーを見つけたソフィが「ロージー!」と呼びかける直前のところも切れていたような気がする。
早くもフィルム劣化だろうか。いかんぞ。
メリル・ストリープ渾身の名唱「ザ・ウィナー」の場面。相手はピアース・ブロスナン。私が泣けるシーンのひとつ。彼女がこの歌を歌い終わるときには、いつも拍手したくて、しょうがない。みんなで歌うバージョンの上映でも、拍手が起きることが、めったになかったのは、すごく不思議。感覚が違うのか。
相変わらず、歌いたくて、声を出さずに口パクしながら、体を揺らしながら(貧乏ゆすりではない)観ていたのであった。
よくテレビ番組で、昔の歌のビデオなどを見ながら、声を出さずに一緒に歌っている歌手やタレントがいるよね。あの気持ちが分かりましたよ。〔2009・6・28(日)〕

☆☆☆☆☆16回目。観客入れ替え制じゃない名画座なのに、1回だけ観て引き下がると思います? 「マンマ・ミーア!(15回目)」から観始めて、「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」を観て、再びマンミーへ、なだれこみ!
何回見ても、時間を感じないから、何回でも見られる。(変な文章だ。)
今回は、簡単に。〔2009・6・28(日)〕

☆☆☆☆☆17回目。前回に続いて、名画座2本立て上映へ。公開から半年ほど過ぎて、名画座におりてくる時期なんだね。
今回は、目黒シネマ。
初めて来た。駅から近い。映画関連の本の貸し出しもしている。
飲食で音を立てるのは、映画上映中は遠慮してほしいという「静音運動」を展開中。
よさそうな名画座ですね。
早稲田松竹のときみたいな「音声切れ」はなかった。違うフィルムだったか。
内容については、過去の記事を。
TOHOシネマズ六本木ヒルズに、英語歌詞字幕つき版の再映お願いのメールを出して3週間ほどになるが、いまのところ、返事はきていない。〔2009・7・12(日)〕

☆☆☆☆☆18回目。予想していた方もいるかもしれませんが、名画座なので、もう1回鑑賞!
そろそろ満足かな? あ、DVDで日本語吹き替えで一度、見ておきたい。
18回目なんて書いているのは、自慢じゃなくて、書いておかないと各回の区別がつかなくなるからですので、よろしくどうぞ。〔2009・7・12(日)〕

☆☆☆☆☆19回目とはいえ、約1年4か月ぶり!
あいかわらず、見ていて楽しい!
歌いたくなる。
六本木の映画館での、歌える上映のときは、下手な歌ですいませんでした!
みんなの、きれいな歌声を思い出して、ああ、すごかったなあと改めて感動がよみがえりました。
12月下旬には、劇団四季の舞台を観にいきますよ!〔2010・12・5(日)〕

☆☆☆☆☆20回目。イオンシネマ 大井で上映していることを朝に知って、間に合う!というので、即、観に行った。   
この日は平日だけど夏休みをとっていて、朝、なにげなく近所の映画館の上映予定をネットでチェックしたら、なんと「マンマ・ミーア!」があるではないか!
すっかり忘れていたが、イオンシネマで「シネパス」という特集が始まっていたのだ。
でも、これは平日のみの上映で、観に行けやしないので、まったく気にしていなかった。(マリリン・モンローさんの「七年目の浮気」と「イヴの総て」もあるんだけどね。)
私が平日休みの日に「マンマ・ミーア!」上映とは! しかも、直前に知るとは! これは、もう、観に行きなさい、ということでしょう!
観客は20人ほどもいただろうか。平日午前中とはいえ、ちょっと、さみしい。
アバの曲が、休むひまもないくらいに次々と歌われる、楽しい映画。
アバ好きな人にとっては、こんなに楽しい映画はないのでは?
1回目観賞のときの記事を見ると、2009年1月31日。もう、5年半も経っていることに、唖然とする。そんなに前か。
しかも、1回目と20回目、観た映画館が同じだ!
5年もすれば、わが愛しのアマンダも、キャリアを積んでいて当然ですね。
5年経ったのだから、もう「私にとっての永遠の名作」のカテゴリーに入れてもいいか。そうしよう。
ほんと、文句なし、何度見ても楽しいし、感激するし、素晴らしいし、映画館で歌いながら観たという過去の忘れがたい思い出はあるし。(歌った件については、過去の観賞記事を参照すると分かります。1回目観賞のときの記事に、すべての回の記事のリンクあり。)
ああ、観られて幸せだった!〔2014・8・26(火)〕

☆☆☆☆☆BSで放送があったので、見てしまいましたねー!
いつも思うのは、曲が次々に繰り出されてくるなあ、ということ。
アバの曲が好きだったら、退屈するヒマがない。
しかも、曲とストーリーがうまく合っている。既成の曲を使うには、そこが肝心なわけだが。
ということで、はなはだ簡単ではありますが、乾杯のごあいさつとさせていただきます。ちがう、記事とさせていただきます。〔2015・10・21(月)〕

☆☆☆☆☆立川シネマシティの「ミュージカル劇場宣言!」で、5月6日〜19日に上映。
「極上音響上映」と銘打っていなくとも、大好きな作品、映画館で上映となれば観に行かないわけがない。
上映1週目の週末は、帰省だったので観ることはできなかったが、2週目の週末はどーんと来い!だ。といっても1日1回上映なんですね…。まず土日のうちの土曜日、参戦!
アバの曲が次から次へと流れる映画なので、音響は大事。うるさすぎない印象で、しっかりしていて。
「うるさくない」のが、音がいいということなのだろうなと実感する。
いちばん低音部の良さを感じたのが、“Lay All Your Love On Me”。〔2017・5・13(土)〕

☆☆☆☆☆きのうに続いて、立川シネマシティ。
今回は知り合いをお誘い。お付き合い、ありがとうございます!
思えば、アマンダの1曲め“Honey, Honey”から、ノリがよくて、楽しくて、かわいくて、歌が上手で、言うことなしにノックアウトされていたのでした。
映画館で毎月やっていたら、毎月観に行くんじゃないかと思うほど。家でDVDだったら毎月は見ないと思うが、映画館での上映はモノが違うから。
しかも立川シネマシティの音響なら、確実に行く! ぜひ、今後も何度も上映してほしいです! って、メールしようかな!?〔2017・5・14(日)〕


見えざる敵☆☆☆★桜美林大学アカデミー四ツ谷キャンパスにて。
桜美林大学アカデミー「サイレント映画事始め Vol.4 温故知新、映画の原点を知り新しい感性を得る! 銀幕の女優 ハリウッド女優編」を受講してきた!
受講料が1500円かかる公開講座で、ネットで見かけて、サイレント映画時代の女優さんの話か! と興味をもって参加したのだった。
講師は、サイレント映画専門の伴奏ピアニスト、柳下美恵(やなした みえ)さん。
取り上げた女優は、リリアン・ギッシュさん、グレタ・ガルボさん、メアリー・ピックフォードさん、グロリア・スワンソンさん、ジャネット・ゲイナーさん、ルイーズ・ブルックスさん。
写真や映画の一部上映によって、それぞれを紹介。
ガルボさんのキスシーン特集は、彼女のほうからキスしていくのも、けっこう多くて「おお〜」と思いながら見ておりました。
ブルックスさんの「淪落の女の日記」(1929年)は、わりと長めに上映してくれた。
最後には、リリアン・ギッシュさんデビュー作で、姉妹共演の「見えざる敵」(17分)を上映。
サイレント映画は、セリフがないから、人物の行動を見て、これは何をしているんだ?と想像力を使う。
…何してるのか分からないときもあって(苦笑)、あとから字幕でセリフや説明が出ると、あ、なるほど、と思ったりもする。
話が分からなかったり、つまらないと、寝そうになることも…。
これは短編だし、シンプルな話だったのでよかった。
家のお手伝いさんが仲間を呼んで、お金を盗もうとして部屋にたてこもり状態になって、姉妹を銃でおどす。
兄たちは助けに駆けつけるが、間に合うのか…というもの。
ドアの穴(?)越しにピストルで狙われる、という怖さは、視覚的にもユニークですね。〔2015・2・28(土)〕


ミクロの決死圏☆☆☆☆人間が小さくなって、治療のために人体の中を旅するSF映画の名作。TOHOシネマズ 府中にて。
テレビ放映のときに何回か見たことはあるが、今回「午前十時の映画祭」で映画館で上映するというので、これは観ておきたいという気持ちが起きた。
1000円(学生以下は500円)出して映画館で観てみるか、旧作だし見るならDVDでいいや、となるのかは、上映館が近くにあるかなどの環境や、その映画の「好き度」や、映画館で観ることにどの程度意義をもっているかなど、いろいろな要素があるだろう。
私などは環境も整っているし、好きな映画は映画館で観てみたいと思うので、この映画祭では、これまで何本も観てきている。
この映画、なんといってもアイデアが素晴らしい。
亡命してきた科学者が銃撃を受け、脳に損傷を受ける。患部は外部から手術ができない位置にあった。
そこで、秘密裏に開発されていた、物を小さくする技術を使って人間と潜水艇を縮小させ、血流から脳へと送り込み内部から治療しようという計画が立てられる。
だが、物を小さくしておけるのは1時間に限られていた…。
治療に使うレーザー銃を使えなくしようとしたりする妨害工作があったり、潜水艇が耳のあたりにいるときは外部で音を立てないようにしたり(小さな音でも体内にいる人間には強烈な振動になる)、いろいろなスリルが次々と。
血流のなかに血球が浮かんでいるシーン、白血球や抗体が襲ってくるシーンなど、体内組織の様子は原題どおり、ファンタスティック(すばらしい、幻想的)。
サルバドール・ダリが美術を担当したという話もあるが、それは噂にすぎないらしい。
今回、感心したのは、亡命科学者の到着から狙撃、手術計画から潜水艇の縮小までの過程を、ていねいに描いていること。
体内の旅に出る前の段階の描写が、これほどあったとは思わなかった。
いま作るなら、もっと、すごいビジュアルになるかもしれないが、これは1966年当時の最先端。
とにかく、百聞は一見にしかず(話を100回聞くより、1回見たほうが、よくわかるよ)、というのが似合う映画。
(いつも申し訳ないが我が家はマリリン優先ブログなので付け加えさせていただくけれど、)「バス停留所」で、マリリン・モンローさん扮するシェリーに、ひと目惚れする田舎者カウボーイのボーの、お目付け役バージルを演じたアーサー・オコンネルも出演している。
ラストでは大活躍?(それ、人命を救うにしては、あまりに無造作、簡単すぎませんかー! とツッコミたいけれど。)(笑)〔2010・8・28(土)〕


Mr.インクレディブル☆☆☆★おもしろかった。
あまりアニメは見ないほうなんだけど、これは評判もいいし、ということでチェック。確かに!
音楽からして、007的な風味が入っていますね。快作。
スーパーヒーローがバッシングを受けて、活躍を止められるなんて、いつも人間は身勝手です。
パワーを隠して生きる一家。
ミスター(名前忘れた)が勤める保険会社の上司が、イッセー尾形かと思った。(似てない…か?)
こっそり人助けをして、気を紛らわす(?)ミスターに、あるとき、スーパーヒーローとしての依頼がくるが…。
最初はミスター(夫)だけが、がんばってるんだけど、途中から奥さんも子どもたちも参加。(半分しょうがなく、って感じだけど)
それぞれの特技を生かした見せ場が次々にあって楽しい。
違う能力をもった何人かが集まると、強いよ、これは。
ちょっと、じーんときた台詞。うまくバリアを使えない娘に対して母が言う。
そのときがきたら、ぜったいうまくできるわ。パパとママの子だもの。
家族愛、信頼。いいよねえ。
吹替え版で見たが、みんな上手。誰がやっているのか知らずに見たら、誰の声なのか気づかないと思う。少なくとも私は。
英語版は奥さんがホリー・ハンターの声なので、彼女の声優ぶりは、ちょっと聴いてみたかったな。
スーツを作るメガネのおばちゃんの声を、監督(男性)がやっているというのも面白い。
邦題のことだが、「Mr.」とつけてからカタカナを続けるのが、けっこうあるけど、飽きたから止めてほしい。英語+日本語で、変だし。
それから、吹替版では、小倉智昭がハフの声をやってたらしいけど、ハフって誰だっけ?〔2009・12・20(日)〕


ミスター・ノーバディ☆☆☆☆人生、いろんな可能性があるんだよ、ってことでしょうか?
2092年、地球最後のモータル(死ぬ人間)の男性は118歳。
彼の人生には、ある地点で分岐点があり、そこから違った人生が生まれていく。
選択、または偶然によって、違う人生が開けるのだ、となると、どんどん枝分かれするから、可能性は無限だ、ということを言いたいのかな〜。
じゃあ、逆に言えば、人生は不確かで危ういもの、なのかもしれない。
映像イメージは、「豊か」を通り越して、「饒舌」。
どんな人生も有り得たはず? ひとりの男の、いろんな人生の経験。
思春期時代のアナを演じた、ジュノー・テンプルさんが可愛い。
「ダークナイト ライジング」でも、たしか、アン・ハサウェイ嬢の仲間の役だったと思うが…。
新作も面白そうだし、公開してほしい。
下2枚がジュノーさん(のはず)。〔2012・7・29(日)〕


Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!☆☆★Mr.ビーン…それほど面白いとは思わないけど、チェックしてみた。
そして、予想どおり?
テレビで放送していたのは何年前だったか。たまに見たことはある。
ほとんど喋らず、行動で笑わせる。
大笑いというより、クスクス、一瞬のハハハという笑い?
今回は、宝くじが当たって南仏旅行へ。映画祭開催中のカンヌへ珍道中。
旅行と一緒に景品でもらったビデオカメラで、旅行中撮りまくり。そういう人、日本人だけじゃないんだね。このビデオカメラ、SONY製品でした。
たまに、おかしいところがあるけど、それほど積極的に見たいものでもないなあ。Mr.ビーンが好きでもないわけだ。好みでないのは、しょうがない。
いちばん笑えたのは、車を運転していて、何度も眠りそうになってしまうギャグ。瞬間、気を失うようにバタンキューとなってしまう繰り返しが、おかしかった。
レストランで、手長エビや生ガキを出されて、悪戦苦闘してたけど、単に食べ慣れていない?
相手の携帯電話番号の下2ケタが分からず、考えられる番号を片っ端から電話していく(00から99まであるから、100通りですか? 自信なし)のは、電話相手について、いろんな設定ができてギャグにできるので、頭のいいアイデア。〔2009・2・15(日)〕


Mr.ホームズ 名探偵最後の事件☆☆☆☆あの、シャーロック・ホームズも、ボケ老人になるのだ、という着目点が優れている。
引退の理由となった事件について、ワトソンの書いた物語の間違いを正したいと思いながらも、簡単には思い出せない記憶。
田舎の風景のなかでの、ミツバチの世話、少年、家政婦との交流、自らの老いと対峙する日々。
日本に行って、山椒(サンショウ)を持ってきた? 頭を冴えさせるのに、山椒?
映画でホームズが使っているのは、ヒレザンショウというものらしい。ヒロシマで発見するあたりは、ちょっとトンデモ描写っぽいが。
本作では93歳のホームズの設定のようだが、演じるマッケランは、まだ70代なかばなんですね。
事件の真相や、少年に起きる出来事とホームズの対処、家政婦の思い(ローラ・リニーさん、おばちゃん体型になったなーと思ったけど、あいかわらずの安定感、うまい)、のどかな田園描写、さまざまに心に残る佳品。
そういえば、監督のビル・コンドンと主演のイアン・マッケランは、1998年の「ゴッド・アンド・モンスター」でも組んでいる。
邦題の、「Mr.ホームズ」は、私が嫌いな「英語・日本語、混在使用」である。やめてもらいたい。〔2017・4・6(木)〕


ミスター・ロンリー☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・2・2(土)〕


ミスティック・リバー☆☆☆1年の映画始めは、6年連続で映画館から。ちなみに、1999年「ドクター・ドリトル」(エディ・マーフィーの。ちょっとはずしたかな。)、2000年「海の上のピアニスト」(ティム・ロスの。下船する勇気なかったかなー。)、2001年「13デイズ」(ケネディ兄弟の話。まあ、面白かった。)、2002年「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」(こわいゴジラ、よかった。)、2003年「運命の女」(ダイアン・レインが魅力だった。)
閑話休題。さて、ミスティック・リバー。うーん、たしかにイーストウッドらしく、どっしり、しっかり、正攻法で、攻めてくる。しかも音楽までイーストウッドなのにはビックリ仰天である。
演出も、俳優の演技も、脚本も上手い…のだろう。
上手すぎて、自然すぎて、すごいという感じが、自分には伝わってこなかったのかなあ。
かっちりと出来すぎているのかもしれない。
たとえば、ショーン・ペンの悲しみの演技にしても、ぐっと、感動しなかったのだよね。
ティム・ロビンスは、子どもの時のトラウマがあるという、クセのある役だから、演技するにも「お得」だと思うし。
ケビン・ベーコンにいたっては、普通の演技だと思うが。
ローレンス・フィッシュバーンが、ケビンの相棒の刑事役なのだが、最初に出てきたときは「マトリックス」のモーフィアスだ!と思ってしまう。が、すぐに、この男は刑事なんだ、と自分の頭へインプットに成功。
わりとよかったです、フィッシュバーン。
で、いちばん興味がある、というか、私のなかでは主役なのは、ティム・ロビンスの妻役(マーシャ・ゲイ・ハーデン)である。彼女が物語の「核」だと思ったからだ。(詳しくは言わない。)
ショーン・ペンの妻役(ローラ・リニー)も、最後にガツンと印象的だったね。
この映画から、これだけははっきりと言える。人生は不平等だ。そして、人間は不完全だ。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・1・10(土)〕

☆☆☆☆星の数変更。
きのう観た「ミスティック・リバー」を反芻〔はんすう〕しているが(あんたは牛かいっ!)、やっぱり、いい映画なのだ。
考えれば、じわじわと、いろいろなことに思いが広がる。
演技に上手さを感じなくても別にいいのだ。それが上手いってことなんだから。
映画に対して面白さを求めるならば、という観点から、主に昨日は考えていたと思う。
でも、この映画は、やはり、そうじゃないのだ。
なんといっても、映画の終わり方は好きだし、人間を真正面から描く物語、映像表現の的確さ、俳優のアンサンブルなどなど、レベルが高いと、あまのじゃくな私でも認めざるをえない。
星の数は参考程度とはいえ、訂正すべきだよね。


ミスト☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・5・11(日)〕


ミス・ポター☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・9・30(日)〕


☆☆☆☆やっぱりラストシーンが決め手。本編後に放送されたアンソニー・クインのインタビューでも、クイン氏がそう言ってた。〔2001・11・24(土)〕


ミッション:インポッシブル☆☆☆★けっこう面白いんじゃない?   
公開当時、20年ほども前のことになるのか、たぶん、大好きだったテレビシリーズのイメージが頭にあって、なんか違うなあと、いまいちに感じたのだろうけれど、いま改めて見てみると、がんばって(?)作ってある。
テレビシリーズで演じた俳優たちが本作を観ての反応は…かなり不評だったらしい。
リーダーのフェルプスについての扱いが納得できないだろうことは容易に想像できる。そのへんは、それもあり、と思ってクリアするしかないわけで。
ジャン・レノが仲間になるが、なんか失敗しそうだったり、裏切りそうだったり、あてにならない雰囲気が。(笑)
ヴィング・レイムスは1作目から、ずっと出ていて、活躍しているんですねー。〔2015・10・1(木)〕


ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・12・18(日)〕

☆☆☆★ええ、そんな感じですね。〔2015・10・4(日)〕


ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2015・8・8(土)〕


ミッション:8ミニッツ☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・11・19(土)〕


ミッション・トゥ・マーズ☆☆☆ブライアン・デ・パルマ監督の、マジな宇宙SF。前に観たときも思ったが、最初に、なんで「あれ」が攻撃してくるのかが分からない。「あれ」の意志に一貫性がないんじゃ?
2020年の話だが、いすゞのスポーツカーが出てきたり、火星を走るのはカワサキの車なのは、日本人として嬉しかったりする。
ゲイリー・シニーズが途中から主役というのも珍しいかな。
それにしても、ドクター・ペッパーを宇宙に持っていってるとは…。ドクター・ペッパー好きな乗組員がいたのか。じつは、宇宙にぴったりの飲料だったりして?
壮大なテーマなんだけど、なんかB級になってしまうのは「サイン」に似てるか?〔2004・3・13(土)〕


三つ数えろ☆☆☆レイモンド・チャンドラー原作の探偵フィリップ・マーロウが活躍するハードボイルドの古典。
ハンフリー・ボガートとローレン・バコール2人のショットの雰囲気が、なんともいい。白黒映画だという点もムードを作っている。
話の筋が、かなり入り組んでいて難しいのが難点か。
監督がハワード・ホークスというと、必ず「紳士は金髪がお好き」を思わずにはいられない。この作品が1946年の作品だから、「紳士〜」の7年前に作ったんだなあ、なんて考える。ぜんぜん違う傾向の映画を見事に作る名監督だよなあ。
可愛い女書店主を演じたドロシー・マローンは、この映画で注目されてくる。このとき21歳。10年後に「風と共に散る」でアカデミー助演女優賞を取る。マリリンみたいだ!と彼女の姿を見て思った映画である。
10年前の「三つ数えろ」では、マリリンみたいには見えないが、可愛いのは確かだ。
三つ数えろ、とは、映画のなかで出てくるセリフ。原題はThe Big Sleep「大いなる眠り」である。
マーロウがタクシーに乗って、車を追う場面があるが、運転手が美人の女性でびっくり。彼女が名刺をマーロウに渡して、用があったら電話して、という。てっきり、仕事で呼んでくれということかと思いきや、「夜のほうがいいわ、昼間は仕事だから」。うむむ、じつに洒落ている!〔2003・6・22(日)〕


ミッドナイト・イン・パリ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・6・16(土)〕


みなさん、さようなら☆☆☆★死を間近にした父親。息子は海外から戻ってきて、友人たちは周りで見守る。こんなふうに、みんなに囲まれて最期の日々を過ごせるなんて、幸せだよね。いい人だったんだろうなあ。
息子は金持ちで、金の力で病院を快適な部屋にしちゃったり、父親の痛みをなくすために麻薬を手配したりする。結局、金の力かよ、と最初は思ったが、これが息子が父のためにできるやり方。父を快適に過ごさせること、それが親孝行と思い決めたのだろう。
みんなでエロ話ばっかりしているが、そういうバカな話でもしなければいられないんだろうな。
亡くなっていく者と他者との関係を、面白い視点から見せてくれたと思う。
親の死に際して、何をしてあげられるのだろう。そんなことも考えた。
ヤク中の娘を演じたマリー・ジョゼ=クローズ、いい感じの女優さんです。彼女のラストシーンはベリーグッド!
父親の最期には賛否両論があるだろうが、私は、これも「あり」だと考える。
トム・クルーズが別荘を他人に貸すから、ニコール・キッドマンがトムと別れたんだ、というセリフがあった。そうなのかな?(笑)〔2005・3・26(土)〕


皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・5・21(日)〕


ミニミニ大作戦☆☆☆やっぱり、いいなー、シャーリーズ。   
彼女が出演している映画で、見落としているものは、少しずつ拾っていくつもりでいる。
「ミニミニ大作戦」なんていうタイトルだから、内容がおもしろくもなさそうな勝手な想像を生んで、見る気も薄かったわけだが、まあまあ楽しかった。
大泥棒計画が序盤で終わって、え、これからどうなるの?と思ったら、なるほどそうなりますか。
それでシャーリーズも参加して。
ちっちゃいクルマ、ミニクーパーが活躍するから「ミニミニ」だったんですね。あんなところまで、クルマで走るのが、びっくり。
ジェイソン・ステイサムがメンバーの一員にいるというのは「エクスペンダブルズ」を思い出しちゃいます。〔2015・2・11(水)〕


ミミック2☆☆★ミラ・ソルヴィーノ嬢が主演した「ミミック」の続編。今回はミラは出ず、知らない俳優ばっかしのB級作品。
劇場公開のとき、ちょっと気にはなっていた。(銀座シネパトスでだったか。ここで公開するのは、ややマイナーな映画だ。悪い意味ではない)
ゴキブリとアリなんかが混じった怪物で、これが人間に擬態するってんだから、もうイヤ。グロ。
途中、ヒロインがヤバイ状況になったときは、これは掟破りの展開かっ!?と思った。「3」は作らなくてよろしい。(でも、出来たら、テレビでは結局観るんだろうな)〔2003・7・20(日)〕


耳に残るは君の歌声☆☆★原題は「泣いた男」。これはこれで抽象的だけど、では日本公開時のタイトル(邦題)はどこから来たのか、と思っていた。
それで、オープニングなどで歌われた、聞き覚えがある印象的な歌は何かと調べたら、ビゼー作曲の歌劇「真珠採り」より、「耳に残るは君の歌声」なのだった。そうか、この主題歌ともいえそうな曲名をタイトルに…。
ポスターが、ザ・ビートルズの「レット・イット・ビー」のジャケットみたいですが。
クリスティーナ・リッチ主演なのでチェックしとかなきゃね。というので見た映画。
ケイト・ブランシェットが、ロシアなまりの英語(?)をしゃべって、これがまた上手(っぽい)。オペラのスター俳優に取り入って玉の輿に乗ろうとする女優を演じて、いつもながら成り切りぶりがすごいです、この人は。
ジョニー・デップが家を持たずに暮らす民族で、「ロマ人」といわれていた。ジプシーかと思ったら、いまはジプシーという言葉は差別的とか、エジプト人(エジプシャン)と区別するために、ロマ人とするらしい。
お話は、アメリカに出稼ぎに行く父と幼い頃に別れ、その後、故郷を追われてイギリスに渡ったユダヤ人の娘(クリスティーナ・リッチ)が、パリでブランシェットやデップとともに芸人として暮らす(デップとの恋愛もあり)が、ドイツの侵攻があり、ついにはアメリカへ、父を求めて旅立つ、というもの。
ある女性の半生記ともいえるが、その半生を追うだけで、あまり見どころがない。しかも描かれるのはパリ時代がほとんど。
オペラの曲を聞かせても、単に映画の装飾でしかないような…。
ユダヤ人とロマ人というのは、ナチスドイツに迫害される人々だが、それに焦点を当てたわけでもない。
サリー・ポッターという監督、もともとダンサーで、映画もダンスものの短編から入ってきた人らしい。
そういえば、以前彼女の映画「オルランド」(1992年)を見たけど、おもしろくなかった記憶が。
彼女自身が脚本も書いているが、もしかしたら、歌やダンスといった芸術の方面をベースに物語を描きたい監督であっても、ドラマ的には面白みを求めていないのかも?〔2008・9・15(月)〕


ミュージック・オブ・ハート☆☆☆☆映画館で観て以来の2回目。バイオリンが弾けるっていいなあ。音楽っていいなあ。〔2003・3・23(日)〕


ミュータント・タートルズ☆☆☆やけに乗りのいい亀たちだと思ったら、ティーンエイジャーなんだね。   
原題には、ティーンエイジのミュータントのニンジャのカメたち、とある。
ヒロインは、ミーガン・フォックスさんで、ん?「トランスフォーマー」とかじゃないよね、と一瞬おもったが。
カメのミュータントに出会って気絶していたが、ロボットがしゃべったり変形するよりも、びっくりぽんなのだろう。(笑)
字幕版で1時間見たところで、予約録画(有村架純さんのドラマ)が始まったために中断。翌日の吹替版で続きを見たという、変則観賞。でも、なんの問題もなし。
ねずみさんが師匠で、カメさんたちが日本語で「先生」「先生」って言ってましたね。ほかにも、敵ボスが日本語を多くしゃべる。
その敵ボスなんだが、カメさんたちと戦うとき、斬りつければ簡単にやっつけられそうなのに、なぜか格闘戦に持っていきがちなのが不思議。殺す気ないんですか?と思っちゃいそう。
ティーンエイジャーカメキャラのせいもあり、なかなか軽いノリで、お話もスイスイ(カメだけあって?)進み、明るく見終わった。〔2015・11・8(日)〕


ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>☆☆★ワチャワチャしまくり。
落ち着きがないったらない。ティーンエイジャーの亀だから、しかたないか。
オープニングで、また中華資本か、と思った。
転送させられて怪物と出会い、そいつの口車に簡単に乗ってしまう敵ボスキャラがアホっぽい。
その怪物が、また、気持ち悪すぎ。
サイ男とイノシシ男に変身したのを、いろんな機械がある部屋に閉じ込めたら、機器を壊されるかもしれなくて危ないでしょ。アホすぎる。
だいたい、サイやイノシシに変身して喜んでるアホがいるか。あ、だからクズな悪人なのか。
ホッケー男がなんで強いのか分からず。前作に出てきたんだっけ?と、ない記憶をたぐりよせたが、もともとないから分からない。
アクションの一部、4人(4ミュータント亀?)の仲間ぶり、人間になれたら…の葛藤など、楽しめるところもあり。〔2017・7・7(金)〕


ミュンヘン☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」に書いた文章と同じ。〔2006・2・11(土)〕


ミリオンダラー・ベイビー☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」に書いた文章と、ほとんど同じ。〔2005・5・29(日)〕


みんなのいえ☆☆☆★笑いを全編にちりばめた、とっても楽しい建築騒動。
イギリスで行われている日本年の行事の一環として、公開された。会場では、笑いが絶えなかったそうだ。三谷監督の舞台あいさつが面白かった。「みなさん、ぼくの英語、理解できますか?」「イェース!」「ぼくは、じぶんの言っている英語が理解できません」この、おとぼけぶりが、いいんだなあ! これ、他の国での挨拶でも使う?
「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・6・10(日)〕


ムーラン・ルージュ 映画「ムーラン ルージュ」。二コール・キッドマンが出ているという情報を聞いた時点で、はや見逃さないつもりだったが、彼女がなんとマリリンの歌を歌っているというではないか!
♪ダイアモンズ アー ラ ガールズ ベスト フレン…と歌う曲は、マドンナがビデオクリップで真似した名シーン。
監督が、ディカプリオが演じた現代風ロミオアンドジュリエット映画を作った、バズ・ラーマン。共演がユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモというのも面白そう。
それにデヴィッド・ボウイの名前があったから、彼の歌があるのか?
アメリカ?でPG−13指定というのは、色気がある映画なのかな? それも楽しみだ!〔2001・6・23(土)〕

☆☆☆☆★「ムーラン・ルージュ」の試写会のために、東京国際フォーラムへ。
開場が1時なので、そのちょっと前に着くようにしたら、もうたくさんの人がいて、入場が始まっていた。みんな、もっとゆっくり来ようよ!
豪華なパンフレットが入場者に配られ、こりゃ、チンケな試写会じゃないぞ、とわくわく。ホール内は3階まであり、1階の真ん中へんに席をとる。1時間も待つのかと思ったが、ロビーなどで時間をつぶしたら、それほど長くも感じなかった。
椅子はふかふかじゃなかったけど、低音がずんと響く音響だった。
以前バート・バカラックのコンサートで国際フォーラムに来たことがあるが、同じホールだったかどうか忘れてしまった。
観終わった感想。100%好みの映画。感激して最初から最後まで涙。二コール・キッドマンの美しさだけでも観る価値あり。大好きです、この映画。二コールの美しさったら、もうパーフェクト! ただし、斬新かつ雑然?としているので、観ていてついていけない人もいるかもしれないな、とも思う。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・11・10(土)〕

大好きです、この映画。二コールの美しさったら、もうパーフェクト! ただし、斬新かつ雑然?としているので、観ていてついていけない人もいるかもしれないな、とも思う。〔2001・11・11(日)〕

☆☆☆☆★今度は金払って観てきた。早くDVD出してくれい! 気が早いぞ!〔2001・11・18(日)〕

☆☆☆☆★3回目の鑑賞。最高です。〔2001・12・24(月)〕

☆☆☆☆☆新宿の映画館でなぜか上映中。なんにせよ、有り難いです。50席少ししかない小さい映画館。スクリーンも小さめだったが、映画のパワーは落ちない。だけど設備がミニなのに料金がそのまんまというのは、納得いかない。観客に対する画面の大きさや音のサービスが違うんだから、値段が同じじゃ変だろう。入ってきたお客の会話には、スクリーンが小さいねえ、とか、試写室?なんてのもあった。入ってくるまで、こんなに小さいスクリーンとは知らなかったら、それは一種、詐欺みたいなものじゃないか。もっとでっかい劇場で、もし、同じ映画をやっていたら、そっちに行くに決まっている。ここでしかやっていないから仕方なく来るというのは、客が我慢してるわけで、それで同じカネをとられるのは心外だ。それはそれとして、映画の内容に戻ると、評価は星4つ半までしかあげないのが建前だが、この作品はもう、そのレベルを超越しました。5つさしあげます。〔2002・2・23(土)〕

☆☆☆☆☆間違えて同じ文章がダブってしまったのではない。2回観たのです。アカデミー賞の後で、もしも凱旋上映するようなことがあったら、また観ようっと。〔2002・2・23(土)〕

☆☆☆☆☆あー、幸せ! この2本(もう1本は「マルホランド・ドライブ」)を1日のうちに映画館で観るなんて! きょうの気分は、いただきました、星5つです!〔2002・3・31(日)〕

☆☆☆☆☆「マルホランド・ドライブ」との2本立ても、「ムーラン・ルージュ」が終わるので、きょうが最後か…(って、この組み合わせは、たった2回目だけど)。平日は行けないしなあ。こんなに楽しめる映画には、めったに出逢えない。観客入替制なので、続けて観れないのが残念。〔2002・4・6(土)〕

☆☆☆☆☆DVDを日本語音声で観る。歌のシーンになると英語になり、日本語字幕を出すことができる。マリリンのDVDで「日本語音声一部字幕」というのは、こんな感じだなと思った。ニコール・キッドマンの声を吹き替えた鈴木ほのかさんは、ほんのちょっとだけ可愛すぎるかな。あいも変わらず、笑わせ、かつ、ぐしょぐしょに泣かせてくれます。揺るぎなく、去年のNo.1映画ですね。〔2002・5・6(月)〕

☆☆☆☆☆英語音声、英語字幕で観る。字幕と実際にしゃべっている言葉が、微妙に違うところがある。てことは、この字幕は決して聞き取ったものではなく、脚本なのか?〔2002・6・9(日)〕

☆☆☆☆☆10回目。何回観ても泣けるわいな。ジム・ブロードベント、達者だなあ。〔2002・9・1(日)〕

☆☆☆☆☆日本語吹替版で観る。DVD持ってるんだから、テレビでやるときに観なくてもいいのに観てしまう。
半年ぶりくらいに観た11回目。相変わらず泣いてます。〔2003・5・4(日)〕

☆☆☆☆☆この映画は大っ好き!!
公開前に、マリリン・モンローさんの持ち歌“Diamonds are a Girl's Best Friend”を主演のニコール・キッドマンが歌っているという情報を得て、大喜び。
海外の公式サイトで、雑然としたエネルギーに満ちた音楽や映像に触れて、ものすごく公開が楽しみになった。
コンビニで立ち読みした雑誌で偶然見つけた、土曜日の試写会に当たった。平日以外の試写会は珍しいもので、私は平日の試写会には仕事の関係で行けない。まさに幸運が重なって、この映画の試写を観ることができたのだ。
2001年11月から翌年4月の間に、試写会を含めてスクリーンで7回鑑賞、その後DVDで4回鑑賞。
今回が12回目。なんと3年ぶりだ。こんなに間を開けてはいけませんね。1年に1回は観ないと!
DVDで観ると、大きなスクリーンで観たときよりも明らかに臨場感が違うけれど、それでも大好きな映画だ。
パワフルな演出と編集。コミカルさと王道メロドラマ、ミュージカルの混合。ニコール・キッドマンの信じられない美しさ。ニコールとユアンの歌の上手さ。
素晴らしい歌たちが始まると、もう嬉しくて、泣けてくるところもあるのだ。そのうえ、ばりばりの悲劇だから、また泣ける。
観ている間、のめり込みまくり。
ニコールの歌う“Someday I'll Fly Away”、そして、もちろんオリジナルの“Come What May”が特に好きな歌かな。
“Come What May”は、勢いあまって自分で訳しちゃったもんね!
クリスチャン(ユアン・マクレガー)が、やがて公爵の女にならざるをえない運命であるサティーン(ニコール・キッドマン)に言う。
「曲を書くよ。ショーの中で使おう。たとえ何が起ころうと、その曲を聞いたり、歌ったり、口ずさんだりすれば、ぼくたちはお互いに愛し合っているということなんだ」
それで生まれた曲が“Come What May”。この曲はラストで大感動を呼ぶのだ。私なんぞは流れ落ちる涙なくしては見られません。
私の、この数年間のベスト1か2として輝きつづける作品である。〔2006・7・29(土)〕

☆☆☆☆☆13回目。名画座の早稲田松竹で、「ムーラン・ルージュ」と「レント」の2本立てがあるのを、「ぴあ」で知った。
知った以上、行かねばなるまい。
「ムーラン・ルージュ」は、大きなスクリーンで観る機会があれば逃したくない映画なのだ。
というわけで、19日の日曜日に観に行きましたとも!
早稲田松竹は、入れ替え制ではないので、観ようと思えば、いくらでも観ていられる。
それで、「ムーラン・ルージュ」「レント」「ムーラン・ルージュ」と観た。12時ころから、夜7時ころまで観てました。好きだねえ…さすがに3本目を観ているときは、少々疲れた。
「ムーラン・ルージュ」と「レント」を並べて観て、とくに感じたこと。
「レント」が手持ちビデオで撮影する場面から始まるのに象徴されるように、現実を切り取ったリアルなストーリーなのに対して、「ムーラン・ルージュ」は、幕が開いて劇が始まり、最後は幕が閉じるのに象徴されるように、まるっきりの作り物としてのお話といえる。
まるで対照的なのだ。
この2本の映画を並べると、よく分かった。〔2006・11・19(日)〕

☆☆☆☆☆名画座1日3連チャンの最後は、再び「ムーラン・ルージュ」!
早稲田松竹の、この日のタイムテーブルは、まず「レント」から上映して「ムーラン・ルージュ」、の組み合わせを2回繰り返し、最後に「レント」で終わり。つまり「レント」を3回、「ムーラン・ルージュ」を2回上映する。
もしも「ムーラン・ルージュ」を2回観るならば(2回観るかどうかは、前もっては決めていなかった)、最初は「ムーラン・ルージュ」から観るのがいいだろうという判断で、12時前に劇場に入った。
「ムーラン・ルージュ」「レント」と2本観終わったときの気分と疲労の具合で、まだ観続けるかどうか決めようと思ったのだった。
…結局、観た。意地汚いから、そうなるとは思っていたが!(笑)
クリスチャン(ユアン・マクレガー)と別れなければ公爵は彼を殺すつもりだと知り、愛するクリスチャンに向かって「あんたなんか好きじゃないの、公爵に乗り換えたのよン。じゃあね、バイバイ」(もちろんですが、実際は違うふうに言っています)と冷たく告げ、彼を遠ざけなければならないサティーン(ニコール・キッドマン)。
自分は死に行くと知った。なのに、好きな人とは、さよならをしなければならない。こんな悲しいことがあるだろうか。
しかし、クリスチャンを守らなければならない。そのために、苦痛そのものの、心にもない嘘を演じる。
名女優サラ・ベルナールのようになりたい、一流の女優になる、という夢の果ての一世一代の演技が、そんな、身を引き裂くような芝居になるとは…。
ハロルド・ジドラー(ジム・ブロードべント)に、そうするように言われたとき、彼女はこのうえない残酷な運命の筋書きに、思わず声を詰まらせてしまう。このあたりのニコールの演技も見応えがある。
涙なしには見られない場面のひとつだが、紹介しようと思えば、見どころは、いくらだってありますね。それがファンというものでございます。〔2006・11・19(日)〕


ムーンライト☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・4・22(土)〕


MUSA ―武士―☆☆☆もちろん、チャン・ツィイー目当てです!
国同士の関係修復のため、明に派遣された高麗の使節団だが、彼らは明軍に捕えられ、流刑にされる道中にあった。
ところが、一行を蒙古軍が襲来、明軍は壊滅し、使節団は自由の身になる。
蒙古軍は、さらった明の姫君を連れていた。使節団は、彼女を手みやげにすれば、明国に受け容れてもらえるかもしれないと、策をめぐらせる。
すごいですね、戦いの場面。リアルで、おなかいっぱい。かっこいいといえば、かっこいいけど…とりたてて、どうという感じでもないかなあ。
演技のほうも、力が入って、韓国映画のパワーは、感じる。
チャンちゃんは、お姫さまなので、アクションなし。もったいない。惜しい。もしもワイヤーアクションなんかやってたら、1人で敵を全滅させたりして?
でも彼女、こないだは「オペレッタ狸御殿」で日本映画に出たし、これは韓国映画。ワールドワイドに狙ってきてますね。〔2005・6・12(日)〕


胸に輝く星☆☆☆ヘンリー・フォンダとアンソニー・パーキンスの西部劇。パーキンスは「サイコ」の3年前になるのかな。
賞金稼ぎのフォンダに拳銃の教えを乞う臨時保安官のパーキンス。フォンダの渋さとパーキンスの初々しさが、いい対照。
監督は、ジェームズ・スチュアートとのコンビで味のある西部劇を多く作ったアンソニー・マン。
本作も小粒だが、ぴりっと面白い。〔2003・10・11(土)〕


無防備都市☆☆☆★イタリア・ネオリアリズムの映画として有名な一作。
女優のイングリッド・バーグマンさんが本作を見たことから、監督のロベルト・ロッセリーニとの関係が始まった、という話をよく聞いていたので、一度は見てみたいものだと思っていた。
今回、「忘却エンドロール」さまの「一緒にイタリア・ネオリアリズム作品を観ませんか?」という企画があり、こういう機会でもないと、なかなか見ないだろうし、と乗ってみました。1月いっぱいの企画なので、ぎりぎり。
まず、びっくりしたのが、イタリアがドイツに占領されてた!? 
初めて知った。同盟国だったのに?
イタリアが連合国に降伏したあとで、そういうことになったのだなと。すでにドイツ軍はイタリア国内に入ってきていたわけだ。
第2次世界大戦でのイタリアのことは、敗戦国側である、としか知らなかった。
ドイツ軍へのレジスタンスを描いた映画だが、厳しい話ばかりではなく、神父さんがヌードの石膏像を見て目のやり場に困って像を動かしたり、ドイツ軍をあざむくために死者を演じさせるのにフライパンで頭をたたいた、などのユーモアも見られる。
家族やご近所で、わいわいケンカみたく言い合うのは、イタリア映画ではよく見るなあと。これはイタリア人全般の傾向なんでしょうか。
ドイツ軍将校に、俺たちは殺しまくったのだから憎悪の的になる、絶望のなかで死ぬ、希望はない、と語らせるのは、ドイツ軍のなかにも良心的な者はいる、と言いたかったのか。
拷問されても口は割らない。
ラストでは野外での公開処刑になるが、子どもたちが見に来る。
ドイツ側としたら、見せしめのために公開するのだろうが、それを見た子どもたちがどう思うか。それは子どもたちにかかっているし、少なくとも本作では、そのまま負けてはいないよね、という空気は感じる。
さまざまな戦争・反戦映画を見てきている慣れもあるし、いまの時代になって見るのでは実感が薄いけれども、終戦直後で、いち早く、こうした映画の表現で非常時である当時のローマを描いたことは、やはり価値があり、だからこそ人々に受け入れられたのだろうと思う。〔2016・1・30(土)〕


メアリと魔女の花☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・9・6(水)〕


メイキング・オブ・ドッグヴィル〜告白〜☆☆
ラース・フォン・トリアー監督と「ドッグヴィル」に出演した俳優たちの、撮影中の様子を撮ったメイキングフィルム。
普通ならDVDにおまけで入っているようなものだが、これは「ドッグヴィル」と同時に劇場公開もされていた。
ニコールは、たぶんセットの様子のことだと思うが、アマチュア劇団みたい、面白い、と言う。
他の俳優たちは、監督は心を許さない、とか、気が変な監督とは二度と仕事しない、とか、「狩人の夜」のロバート・ミッチャムみたいに拳に「LOVE」(愛)と「HATE」(憎しみ)の文字を書いたり。
監督は抗不安剤を飲んでいたらしい。脚本が悪いのかも、これが最後の映画かも、などと弱気。俳優が怖いとか、とにかく気持ちが不安定なのは、よく分かった。
監督と俳優の微妙な関係が垣間見られたけど、とにかくメイキングに過ぎない。これで映画館で料金とって観せるものじゃないでしょう。〔2005・2・6(日)〕


メイジーの瞳☆☆☆☆子どもにとっての両親は、やっぱり、こっちがいいよな〜と見ていて思いますね。   
ジュリアン・ムーアさんがロック歌手(!)の役で、夫婦仲がよろしくなく、ツアーに出るときには娘は連れていけず、というお母さん。
幼い娘は別居(離婚?)の父と母、双方のところに交代で暮らすことに。アメリカ映画でよく見る光景ですねえ。
父のところには若い女性、母のところには若い男がそれぞれいて、娘メイジーは彼らとも仲良くなっていく。
仲良く一緒に暮らせない父母を、しかし、メイジーが嫌っていないのがいい。
それでもお母さん、それでもお父さん。
ふたりとも悪い人ではなくて憎めない。ただ、夫婦の仲がうまくいかない…そういうのは、どうしようもないんじゃないかと。でも、幼い子にとっては、翻弄されて、かわいそう。
父母、若いほうの男女、4人とも好演。その中で、幼いなりに、いっしょうけんめいに生きるメイジー役のオナタちゃん(名前が珍しいよね)も素晴らしい。
原題は「メイジーの知ったこと」。原作が、ヘンリー・ジェームズだと知って、そんな有名な文学者の作品!? そんな昔の話? と、びっくり。
でも、今風に直して、内容も柔らかめにしたらしい。〔2015・7・26(日)〕


メイズ・ランナー☆☆★中途半端で終わるなら、最初から「パート1」と付けといてほしいな。
アメリカのティーンエージャー向け小説の映画化のようで、そう聞くと、ああ、あんなのやあんなのと同じだったのね、と納得。
壁に囲まれた広場に放り込まれた若者たち。囲まれた壁は開くときはあっても、迷路のパターンが変わり、脱出は不可能とされている。おまけに怪物もいる?
そこに「新入り」が来て、状況が変わっていく。
誰が何のために仕組んだことなのか。全容は解明されていないので、つまらなくはないが、なんともすっきりしない「次回につづく」感ではある。〔2016・4・8(金)〕


メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮☆☆★1の続き。(当たり前か)。
助けられた一行のはずが。(たしか、そうだったような?)
変なのに追いかけられたり、雷は落ちるわで、いろいろと大変です。
ヒーローさん、ん、なにか聞こえるぞ、と敵の飛行船が来るのを感知したりして、うまいこと出来すぎ。
砂漠で水筒の水がなくなったら、水筒捨てますか? 水を見つけたり、雨が降ったりしたら、水筒にためたくても、捨てちゃったし〜と後悔しますよ。
暗い屋内に入ったら、気づいたら、ばけものがいて、みんな、つながれていて、ちょうど届かないところに全員いてラッキーだ、という調子の良さにも呆(あき)れる。
敵のオッサンが、コロニーのオバサンをいきなり射殺するのも、よくわからない。私が理由をわかっていないだけかもしれないが、ヒーローを怒らせてドンパチを始めさせるには充分だよね。
と、半分うんざりしながらも、最終章も見るはず。〔2016・9・22(木)〕


名探偵Mr.モンク☆☆☆「ギャラクシー・クエスト」の監督(ディーン・パリソット)と出演者(トニー・シャローブ)が組んだテレビシリーズのパイロット版。
妻を爆殺されてから神経症になり、過度な潔癖症、高所恐怖症などのハンデ?を負う、警察アドバイザーの話。
ハンデの一方で、驚くべき記憶力や洞察力を持つモンクが、子もちの女性アシスタントとともに、事件を解決していく。
意を決してハシゴに登るが恐くて動けなくなったり、汚い下水道にいやいや降りたり、その耐えられないような汚い下水道の中でも看板が曲がっているのを見つけると直さずにはいられないなど、ユーモアも満載。
トニー・シャローブが製作もしている。
テレビシリーズはビデオになっているらしい。ちょっと観てみたいかも。〔2003・8・9(土)〕


めぐり逢い☆☆☆きのう観た「めぐり逢えたら」のエンパイア・ステート・ビルでの出会いの元ネタ映画。デボラ・カーが奇麗だあ。歌もうまいんだ。〔2001・9・24(月)〕


めぐりあう時間たち☆☆☆☆★よかったです!演技合戦も素晴らしい傑作。真面目な映画が好きなら絶対おすすめ。生きること(その終焉に来る「死」まで含めて)の、「ある風景」を見事に切り取って見せた傑作。
3つの時代を並行して描きながら、「ダロウェイ夫人」というキーワードで別々の時代が絡み合い、ある場面では共鳴しあい、結びついていく。
人生を真摯に見つめた最上質なドラマ。
アカデミー主演女優賞を取ったニコール・キッドマンもいい。メリル・ストリープも貫禄の安定感。だが、私にはジュリアン・ムーアが絶品に思えた。彼女を評価していない人たちには、たとえば「ハンニバル」の演技なんかクソみたいなものだった、と思い知らせるだろう。
観ているあいだ、何度も何度も涙を流した。(まあ、いつも感動シーンには泣きやすいんだけど。)
そのくらい心を刺してくる、それぞれの人生の苦悩と、それに向き合う愛がある。
エド・ハリス、クレア・デーンズなどの脇役も、とてもいい。
フィリップ・グラスのピアノを使った音楽が、物語をいっそう素晴らしいものに高めている。
チケットの半券で1000円で観られるという。これは使わない手はないかもしれない。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・5・25(日)〕

☆☆☆☆★2回目。前回の半券提示で1000円。いい映画。俳優たちの演技合戦を堪能できる。主演の3人は当然だが、エド・ハリスもすごいし、トニ・コレット(彼女は「シックス・センス」のお母さん役で有名)は1場面だけだが素晴らしいし、みんないいのだ。〔2003・6・8(日)〕

☆☆☆☆★3回目。今回はDVDの日本語音声で観る。最初にめまぐるしく切り替わる3人のショットに、これからこの3人の話が絡み合っていくのだな、と分かる。そこに乗ってくるピアノを中心にした音楽の素晴らしさ。
ある1日の中に全人生がある。これはウルフの「ダロウェイ夫人」にあてはまるのだろう。そして、この映画にも。
感情のぶつかりあい、いたわりあい。
死に向き合うことが、人生において避けられないことの、ひとつ。
人生に疑問を抱き、もがき、苦しみ、いつか楽になれる日は来るのか…?
だからこそ逆に、人生の時間に、無駄な時はないのだと思いたい。〔2003・12・28(日)〕


めぐり逢えたら☆☆☆★こんな出会いが本当にあったら…。夢のようなお話。〔2001・9・23(日)〕


メッセージ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・5・28(日)〕


メトロポリス☆☆☆☆SF映画の有名な古典。
監督はフリッツ・ラング。のちにアメリカに渡ってからも映画を作っている。
1952年には、マリリン・モンローさんが助演した“CLASH BY NIGHT ”(日本のテレビ放送では「熱い夜の疼き」という題がついた)も監督した。
「メトロポリス」には、地下に労働者の都市があり、きょうもロボットのように力なく歩いて勤務交代をする労働者たちの列が続いている。
けんめいに機械を操作する人間、というとチャップリンの「モダン・タイムス」も思い出す。
この映画が紹介されるときは、人造人間の写真がよく使われるので、そのヴィジュアルを知っている方は少なくないと思う。
ヒロインの顔をもった人造人間が、労働者を扇動して、機械を壊そうとするのだ。
ラストのメッセージは「頭脳と手をつなぐものは心でなくてはいけない」。頭脳は支配者、手は労働者。
透け透けの衣装を着ていたり、歓楽街がヨシワラという名前だったりというネタもある。
1926年に、こういう世界を映画の映像で表現したことは驚きだ。やっぱり後世に残って、しかるべきと感じるのであった。〔2011・2・13(日)〕


めまい☆☆☆☆オープニングの、キム・ノヴァクの顔のアップ、バーナード・ハーマンの音楽、ソウル・バスのタイトルデザインから、すでに秀逸。
お互いに制約に縛られた、この恋のシチュエーションは、実に素晴らしい。
私だったら、いまの恋人に、昔に好きだった人と同じ服を着せたり、髪の色を同じにさせたりはしないが、彼の場合は、昔の恋人を出現させることで、罪の意識が消えるような気が無意識に働いていたのだろうか。ラスト、あの後の彼は、どうなるのか。
キスをする2人の周囲を、ぐるりと、ゆっくりと回って撮影する場面は、観ているほうも感情が高揚してくる。ブライアン・デ・パルマ監督がよく使う手法で、ここからもヒッチの後継者なんて言われたのだ。
バーバラ・ベル・ゲディス(「5つの銅貨」も印象に残る)が彼を想う気持ちは可愛い。〔2004・1・31(土)〕

☆☆☆☆★すばらしすぎる!
4回目の観賞になる映画だが、今回、映画館で初めて観て、いままでになく、ヒロインの気持ちに感情移入した。
大きい画面だと俳優の表情も大きくはっきりわかるから、観るほうの感情も入りやすいのかもしれない。
彼女が、かわいそうでかわいそうで、どうしようもない。
感情が入ったせいもあると思うが、本当にすごい作品だと感服する。脚本も映像も。
そして、やはり、映画としてまとめて作り出して観客に提示してみせるアルフレッド・ヒッチコックが、すごいのだ。
本作の主演、キム・ノヴァクさんは私と誕生日が同じ(2月13日)なので、昔から他人とは思えない女優さんなのだった。
やっぱり、大きなスクリーンで対面すると、いいな〜。すごくいいな〜。
原作のボワロー&ナルスジャック、音楽のバーナード・ハーマン、デザインのソウル・バス…もう、完璧。もちろん、ヒッチコックも。
以下、ネタばれで。
前半のサスペンス展開が、え? 終わり? と思ったら、後半は、がらりと様相を変えてきて、おもしろい。ここからの彼女の気持ちが切ないのだ。
しかし、なんでラストがああなっちゃうのか、悲しすぎる。彼も彼女も、どうしようもなかった、なんという運命なのか。そして、あっという間に映画の終わり。長々としたエンドロールなんかない。
でも、その衝撃、だからこそ、ずっと心に残るという面もある。
見事です。
新宿ピカデリーにて。〔2014・1・26(日)〕


メメント☆☆☆★これはアイデア勝負ですね。観ていて、かなり注意力が要る。10分前の記憶もなくなるという主人公の意識を、観客に同じような体験をさせる、うまい作り方だ。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・11・17(土)〕


メランコリア☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・2・19(日)〕


メリー・ポピンズ☆☆☆☆★DVDをゲットして観た。楽しいし、しみじみするところもあるし、ほんとに、いい映画。
父親と子供の絆も描いているから、子供を育てている親が観れば、ためになるんじゃないだろうか。
母親役のグリニス・ジョンズのハスキーボイスは好きだな。
日本語吹替え版は、ディック・ヴァン・ダイクに山寺宏一さん。ほんとによく吹替えに登場する人だが、この映画では、歌も歌っている。
山寺さんだけでなく、ジュリー・アンドリュースをあてた声優さんを除く他の吹替え陣も自分で歌っている。
バンクス氏が永井一郎さん(サザエさんの波平を思い出すよ)、バンクス夫人が天地総子さん(女優、歌手で、オバケのQ太郎の声もやっていた)、アルバートおじさんが滝口順平さん(アニメでよく聞く声。ヤッターマンのドクロべエとか)、コックのエレンが小宮和枝さん(うる星やつらのランちゃんとか)。
普通は、吹替え版でも、歌のシーンはオリジナルの英語になって字幕が付く、というのが普通だが、ディズニー映画だから子供が見るのに字幕は大変、ということなのだろう。
ディック・ヴァン・ダイクは、だみ声というか、特徴のある声だが、山寺さんは二枚目的なきれいな歌声なので、英語で聴くのと日本語で聴くのは、イメージがちょっと変わる。まあ、しかたないことだけど。〔2003・3・8(土)〕

☆☆☆☆★子どもだけじゃない、大人も楽しめる、ディズニーの名作ミュージカル。
「午前十時の映画祭」で観賞。TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて。
ちなみにTOHOシネマズのチケットをオンラインで買うと、楽天ポイントを使うことができる。私はチケット代1000円からポイント分を割り引いて、600円台で買った。
でも、この映画は、1000円払っても、決して高くない。
見るのは6回目になる。
140分あるけど、カットしてもいいと思うところがないくらい、好きですね〜! 
民放のテレビ放送だったら、短くするために、歌のどれかをカットしそうだけど、そんなことしたら許せません!
幼い姉弟にとって、魔法使いのような(実際、そうなのだが)乳母の存在は、夢のようで、次々と楽しいことを体験させてくれる。
映画を見ている子どもたちも、楽しめると思うよ〜。それとも今の子は冷めてるから、そうでもないか?
一方、両親はといえば、パパは銀行の仕事ひとすじで、お堅くて、子どもたちと関わる時間を作らない。ママは女権運動だか政治に関する活動だかで忙しくて、出かけてばかり。
子どもたちは乳母に任せきりなのだ。
そんな家庭問題も扱っている…とはいえ、そんな堅苦しい話は、さらっと表現されていて、ほとんど楽しさいっぱいの映画。
ディック・ヴァン・ダイクの「芸」(しかも、エンドロールで明かされる、驚きの2役! えっ! あの人も彼が演じてたの!?)、ジュリー・アンドリュースの歌。
両親や、おじさんの歌も味わいがあるし、実写とアニメの融合も楽しい。
私はサントラ盤LPを持っていたから、どの歌もおなじみ。いい曲ばかりで、どれが一番好きか、なんて決められない。
そうなると、映画を見た場合、ラストで歌われる「凧をあげよう」が耳に残ることになるのだが…。
アカデミー賞では、主演女優賞(ジュリー・アンドリュース)、作曲賞(リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン)、歌曲賞『チム・チム・チェリー』、特殊視覚効果賞、編集賞を受賞。
ゴールデングローブ賞でも、女優賞をとっている。
ということで、では、
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
って言ってみてください。
よく知らない方は検索を。
いえ、悪いことじゃありませんよ。〔2013・8・24(土)〕


メン・イン・キャット☆☆★ニャンコになったケヴィン・スペイシーお父さん。
仕事漬けのワンマン社長が、猫と入れ替わってしまう。
飼い猫になって、妻と娘に、ニャンとか分かってもらおうと奮闘、会社乗っ取りの危機にも、どうにかしニャくちゃと、がんばります。
娘(マリーナ・ワイスマンちゃん)が母(ジェニファー・ガーナーさん)似、可愛いのが宜(よろ)しい。
ニャンは、演技がむずかしそうなシーンはCGだろうけどねー。猫種はサイベリアンだそうです。
「メン・イン・キャット」の題は、監督が「メン・イン・ブラック」の人だからか?〔2017・10・9(月)〕


メン・イン・ブラック2☆☆☆★おもろいやんけ。ワン公もおかしいし、ヒロインは綺麗だ。いさぎよく、きっちり笑いを取るぶん、今夏の映画対決(?)としては、中途半端な「SW2」より買いである。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・7・26(金)〕


メン・イン・ブラック3☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・5・26(土)〕


もうひとりのシェイクスピア☆☆★シェイクスピアの正体が、ある貴族であり…という現在の話は分かった。
だが、過去の話が出てくると、過去と現在で誰が誰で、どう繋(つな)がっているのか、およそ分かりづらかったねえ。見ていて、繋がらなかったし。
最後のほうにきて、やっと、おおまかには分かったけど、全体的に分かりやすくしてくれないことには、まっとうな、おもしろい時代物っぽいのに、理解が足りないで終わった気がするよ。〔2014・6・28(土)〕


魍魎の匣☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・12・24(月)〕


モーテル☆☆☆たまに見たくなるのさ。(美女が出る)ホラーって。基本B級だから、構えて見ることもないし。
夫婦役には、ケイト・ベッキンセールとルーク・ウィルソン。
クルマの故障でモーテルに泊まることになった夫婦。2人の仲は、ぎくしゃくしている。それは子どもを亡くしたせいらしく、そのあたりの設定は先日見た「ディセント」に似ているなあと思った。「ディセント」は夫も亡くなってるけど。
あとで、もっと似たシチュエーションも出てくるし。
夫婦関係の危機が、危険をともにすることで修復される(かも)、というのは、いい展開ではある。
モーテルには妙な管理人。清潔とはいえない部屋。
いきなり、ガンガンとノックされる。…こわー。いたずらとしても、相手の悪意が分かるから。
そして、置いてあったビデオを見ると…。うわー。
もう、人里離れたモーテルには泊まりたくない〜!(まあ、泊まらないと思うが。)
ダンナさん、けっこう頼りになってgoodと思ったら、いきなり…。どひゃー。
ケイト・ベッキンセールがホラーに出るとは思わなかった。「アンダーワールド」シリーズで、ヴァンパイア役はやってますけど。
ホラーヒロインの例にもれず、戦います。
こんな映画を見ると、護身用で銃などを持つのも必要かも?なんて考えてしまう。最後は、もう、ひとひねりあるかと思ったが、そうでもなかった。けど、わりと、おもしろかった。〔2009・4・18(土)〕


モールス☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・8・6(土)〕


モガンボ☆☆☆ビクター(クラーク・ゲイブル)は、アフリカで動物を捕まえる仕事をしている。そこへやってきたショーガールのエロイーズ(エヴァ・ガードナー)は気さくな性格で、2人は、お互いに惹かれあうようになる。
ところが、動物研究学者の妻リンダが加わって、微妙な三角関係に…。
アフリカの動物狩りを舞台にした映画には、有名なものにハワード・ホークス監督の「ハタリ!」(1961年)があるが、それより前に、これがあったんだね。
「モガンボ」に、狩りの場面は多くない。恋愛模様が中心だ。
エヴァ・ガードナーといえば私がまず思いだすのは、ミュージカル映画の「ショウ・ボート」だが、これほどゴージャスな雰囲気で「美人!」な女優も珍しいだろう。ハワード・ヒューズと浮き名を流し、ミッキー・ルーニー、アーティ・ショウ、フランク・シナトラと結婚・離婚を繰り返した。
彼女の役は、好きな男をめぐって競争相手が現われると、気にしてしまう可愛さもあるが、基本的に、奔放で、かっこいいんだな。それが魅力。
グレイス・ケリーは、「真昼の決闘」でゲーリー・クーパーの妻役に抜擢された後の映画出演。清楚な表情の中に、不倫に走る激情を隠した演技を見せて、ゴールデングローブ賞の助演女優賞を獲得した。
ゲーブル、ガードナー、ケリー3人の顔合わせが見どころの映画といえる。
ただ、人間が槍投げの的になる勇気試しの場面は、やりすぎだと感じた。何人も投げて、1本も槍が当たらないほうが、おかしいと思えるぞ。
いつも主張しているが、ジョン・フォード監督は西部劇だけではない。それ以外でも、しっかりしたドラマを作れる監督なのである。
洒落た会話を、ひとつ。
エロイーズが、ビクターの飼っているヘビに驚き、思わずビクターの胸の中に飛び込む。
ビクター「じつは、女を胸に飛び込ませるために飼ってる」
エロイーズ「そのために飼う必要なんかないでしょ」
男くさくて、かっこいいクラーク・ゲイブルでなければ、成立しないセリフだ。
〔2005・12・4(日)〕


モスキート・コースト☆☆☆☆文明の行き着く先に否定的になり、ジャングルに自分の夢を求める男。しかし彼のユートピアに侵入者が現われる…。
文明を批判する挙句、家族も巻き込んでのジャングル暮らし。文明なしの生活をするのかと思えば、氷の作成機を作り、氷を未開の現地人に見せることを喜びにするような、矛盾した男をハリソン・フォードが熱演する。
この映画のもうひとつの注目は、長男役のリバー・フェニックスだ。このとき15か16歳だが、男の私から見ても、かっこいい。リバーは1970年生まれ。85年「エクスプロラーズ」、翌年「モスキート・コースト」「スタンド・バイ・ミー」と出演して人気が出た。その後の映画は「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」「マイ・プライベート・アイダホ」「スニーカーズ」「愛と呼ばれるもの」など。彼は1993年に麻薬で命を落とした。彼の映画を観るたびに、その早すぎる死が残念でならない。
彼は5人兄弟。他には、サマー、ホアキン、レイン、リバティ、といる。
みんな俳優だと聞いたことがあるが、そのうちのホアキンが現在、めきめきと頭角をあらわしてきたのは、ご存知のとおり。〔2001・8・1(水)〕


モスダイアリー☆☆☆これって、もしかして…。
はじめから、ネタばれで行きますよ。
すべて、想像?
まじめに幽霊話と考えるより、想像、夢想としてみれば、しっくりするのではないか。
自殺願望や友人関係や怖いものに対する想いなど、少女期の心を、こういう形にしたのかも。
きらいじゃないです、こういうの。
寄宿学校生活の女子学生…って、ドラマ的には、そそる…いや、いい題材になるよねー。
それにしても、リリー・コールさんってモデルですか!?
なんだか、すごく、ぶさい…いや、ユニークな顔立ちで。見慣れると独特さが、モデルにも合うんでしょうかねえ。
人ならぬ、妖しい存在という意味では適役かもしれないが。
サラ・ボルジャー、サラ・ガドンの「ダブル・サラ」ちゃんは、かわいい。〔2014・9・7(日)〕


ものすごくうるさくて、ありえないほど近い☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・2・25(日)〕


モホークの太鼓☆☆☆ジョン・フォード監督初のカラー作品。
クローデット・コルベールさんが西部劇に!? 珍しいんじゃないかなと感じつつ観賞。
夫役はヘンリー・フォンダで、フォード監督とは、しばしばコンビを組むことになる有名な俳優だ。
1939年作なので、フォード監督にすれば「駅馬車」と同じ年。
新婚のふたりが住む土地を、王党派と先住民が襲ってくる。
西部の話だとすっかり思いこんで見ていたが、終盤で「独立戦争」だとわかり、さらに、見たあとでモホークを調べて、東部ニューヨークの周辺の話だとわかった。ん? とすると「西部劇」とはいえないのか。
歴史を知ることができるのも、映画のいいところ。
王党派というのは、独立派に反して、イギリス側についた人々なんですね。
先住民というのは、つまりインディアンで、セリフでは「インディアン」と言っているのだけど、字幕では「先住民」。たぶん差別的用語としてインディアンを使っていないのだろう。NHKだから、なおさら。〔2016・4・29(金)〕


モンキー・ビジネス☆☆☆DVDボックスから観る第5弾。日本語吹替えで観る。マリリンは、ほんのちょい役の社長秘書。脚本に、ビリー・ワイルダー監督との名コンビであるI・A・L・ダイヤモンドが参加しているが、たいした話ではない。
同じハワード・ホークス監督の翌年の作品「紳士は金髪がお好き」でも見られる顔を2つ見つけた。こういうのを見つけるのも楽しい。
ひとりは、社長役で、「紳士〜」では金持ちのフランシス・ビークマン卿を演じている、チャールズ・コバーン。片眼鏡が、おんなじ。
もうひとりは、インディアンごっこの子どもの中の1人の役で、「紳士〜」では金持ちのガキ、ヘンリー・スポフォード3世を演じている少年。生意気そうなところが、おんなじ。〔2002・9・23(月)〕

☆☆★マリリンが端役で出演している映画。劇場未公開で、DVDになってます。
脇役とはいえマリリンの映画だから、ほめたいところなんだけど、これが、たわいない話。
脚本には、ベン・ヘクト、チャールズ・レデラー、I・A・L・ダイアモンドという、そうそうたるメンバーが並んでいるのに。原案が悪いのか。ケーリー・グラントは科学者で、若返りの薬を研究している。ジンジャー・ロジャースは彼の妻。
実験動物のチンパンジーが檻を抜け出して、薬を適当に調合する。科学者の真似をしたわけだ。チンパンジーは、その薬を、置いてある飲用水の中に入れてしまう。
それを知らずに水を飲んだ人間たち、なんと若返りの症状(?)を呈する。チンパンジーはテキトーに薬を混ぜただけなのに、若返り薬ができてしまったのだ!いい大人が、子どもにまで若返った演技をするのが、見ていて恥ずかしくなってくる。面白いとも思わないんだよねえ。ばかばかしすぎる。
チンパンジーというのも、私は可愛いとは思わないし。芸達者なんだけどね。
マリリン・ファンとしては、彼女が出ている場面が、もちろん見どころ。
最注目は、気が若くなったケーリー・グラントが社長秘書のマリリンと一緒にドライブしたり、ローラースケートをしたり、プールに行ったりするところか。
というか、そのあたりしか彼女の活躍場面は、あまりないのだが。
マリリンは出てくるだけで絵になる。初めて画面に登場してくるところでは、ハッとしてしまう。輝いているのですね。一瞬で観客の目を虜(とりこ)にする。
体つきはダイナマイト(すぎる)。バストがズドーンと(しすぎ)。
口を開けば、あま〜い喋りかた。こちとら、トロトロトロ〜ン
にされてしまうのである。
同じホークス監督の翌年の作品、マリリンが主演の「紳士は金髪がお好き」に出てくる俳優を、ここでも発見できるのが面白い。
本作で社長を演じているチャールズ・コバーンは「紳士は〜」では、マリリンにからみつく大富豪。
生意気な子どものジョージ・ウィンスローは「紳士は〜」では、子どもの大金持ちヘンリー・スポフォード3世。この子、独特のものがあるよね。
監督が気にいって、再びキャスティングしたのだろうか、それとも単なる偶然か。 〔2006・3・25(土)〕

☆☆★マリリンが脇役で出た映画の1本。
以前にも、ここで記事を書いたので、詳しくはそちらを参照いただきましょう。
ほとんど前回の記事で、言いたいことは言い尽くしているように思える。
若返ったケイリー・グラントがマリリンを連れてデートで遊びまわるなかで、ローラースケートを。いいなー。マリリンとデートしたいぞ。靴のヒモを結んであげたいぞ。
しかし、車を運転しているうちに若返り薬が切れてしまって、眼がよく見えなくなったグラント、一歩間違えば交通事故で助手席のマリリン道連れだよ! 映画だから、いいけどさ。
ちょっと思ったのだけど、この映画でのマリリンの胸、大きすぎるように思う。
あれは服の仕立てで、大きくなっているのでは? そんなに強調しなくてもいいのに。〔2007・6・16(土)〕

☆☆☆5回目。衛星放送の放映で、映像がきれいかなと思って録画しておいたもの。結果、よくわかりません。(笑)
マリリンが助演で、わりと目だつ役柄。
キネ旬で、森卓也氏が、20世紀FOXの歴代コメディのベスト10に『本当は日本劇場未公開の「モンキー・ビジネス」を挙げたい』と書いているのを見て、へえーと思った。
私は、それほど面白いと思わなかったからだ。
でも、今回は以前よりも馬鹿馬鹿しさに寛容になったのか、慣れたのか、まあ、いいんじゃない?と思ったよ。〔2010・10・17(日)〕


モンスター☆☆☆☆シャーリーズ・セロンが、この作品でアカデミー主演女優賞を受賞したのは、もう2月のこと。日本公開は、ずいぶんと待たされたものだ。
実在した娼婦で連続殺人犯の、アイリーン・ウォレスの物語。
シャーリーズの、本人とは思えないような迫真のメイクと、13キロ増のリアルな役作りが話題になったが、その演技も出色。
アイリーンは犯罪者になったけれど、そうなってしまった運命が、シャーリーズの渾身の演技によって納得させられてしまう。人を殺したアイリーンは非難されるべきなのは分かっているのだが、彼女の悲しみが伝わってきて、泣けた。
シャーリーズの相手役クリスティナ・リッチも素晴らしい。シャーリーズと並ぶと、体格的にも、いかにも小娘なのだが、小悪魔的でもあり、とてもいい。
シャーリーズは主演女優賞をいくつも取ったけれど、クリスティナも助演女優賞を取っておかしくない。
スケートの場面とラストクレジットで流れる、ジャーニーの“Don't Stop Believin'”(「ドント・ストップ・ビリービン」)のメロディが心に残る。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・10・30(土)〕


モンローのような女☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」に書いた文章と同じ。〔2007・3・21(水)〕